助詞「の」の役割とは? 「なんです」の「なん」の意味を解説

このQ&Aのポイント
  • 外国人の友達から「好きなんです」「ぴったりなんです」などの「なん」の意味を聞かれました。「な」は断定の意味であることがわかりましたが、助詞「の」の役割がわかりません。
  • 「なのです」とは断定の助動詞「だ」または形容動詞の連体形活用語尾+助詞「の」+丁寧な断定の助動詞「です」の丁寧な表現です。話し言葉でよく使われ、「なんです」という形も多く用いられます。
  • 助詞「の」は、名詞や代名詞を格助詞として用いるときにも使われますが、「なのです」の場合は、前述の断定の意味を強調する助詞として使われます。「子供にとっては親の愛情がいちばんなのです」「仕事は自分のためにするべきなのです」というように、文の主語が一般的なものではなく、具体的なものを指定するときに使われます。
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「なんです」の「なん」の意味

外国人の友達から、「好きなんです」「ぴったりなんです」などの「なん」はどういう意味か聞かれました。 goo辞書によると、 「なのです」とは、 [連語]《断定の助動詞「だ」または形容動詞の連体形活用語尾+助詞「の」+丁寧な断定の助動詞「です」》「なのだ」の丁寧な表現。「子供にとっては親の愛情がいちばん―◦です」「仕事は自分のためにするべき―◦です」 [補説]話し言葉で用いる場合「なんです」の形をとることが多い。 と説明されており、「な」=断定の意味ということはわかったのですが、 助詞「の」の役割がいまいちわかりません。 文法的に解説できる方がいらっしゃいましたら、お教えいただければと思います。 どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bgm38489
  • ベストアンサー率29% (633/2168)
回答No.1

「好きなのです」の場合、「好きな」が形容動詞の連体形、「の」が準体助詞、「です」が断定の助動詞となります。 準体助詞とは、「私が好きなのはあなただ」「ついてからが大変だ」などの「の」「から」のように、用言の後について、体現相当の意味を表すもの。形式名詞(こと、もの、ところ)とよく似ている。 つまり、「好きだ」という形容動詞(用言)に「です」という断定の助動詞をつなげるとき、『好きだ」を連体形にして、「の」という準体助詞をつけて名詞化(体言化)しているわけです。 こんなことを考えて、しゃべっている日本人がいるだろうか?? 詳しくは、準体助詞 形式名詞 でググれば、たくさんある。

namijoli
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「の」は」「好きだ」を「です」に繋げられるようにするものだったんですね。 納得しました。 恐らくこんなことを考えてしゃべっている日本人はいないですよね。。 私は全く考えたことなかったですが、こうして見ると、日本語ってすごく複雑な構造をしているんですね。

その他の回答 (2)

noname#188303
noname#188303
回答No.3

訂正します。 この場合の「ん」は、「の」が音が飲み込まれたもの(=リエゾン) わかんない ← わからない  そんなこと言ってんじゃない ← そんなこと言ってるのではない 

noname#188303
noname#188303
回答No.2

同じような(日本人が何も考えないで使っているような表現について) 質問を外国人にされたときには、私は文法の解説は殆どしません。 あまり意味がないからです。  英語にしてもスペイン語にしても 何故か?と考えたらきりがないですから。。 ご質問の答えとしては私なら; ~(形容詞-い)んです、~(形容動詞-な)んです、 ~(動詞-終止形)んです、~(動詞-過去形)んです等とした方が より口語的で「~です」とするより穏やかな響きがある。 この場合の 「の」はリエゾン的に「ん」に変わったもの。 (※リエゾン:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%B3) と答えます。

namijoli
質問者

お礼

私も、「とにかくこうなるんだよ」とは言いましたが、納得してもらえなかったんですよね。 確かに、何故かと考えていくとキリが無さそうです。 ご回答ありがとうございました。

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