• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:開拗音の上代、平安時代の音価を教えて下さい。)

平安時代の音価と開拗音について

Piedpipingの回答

回答No.1

うーん、そもそもの前提からして難しい。 開拗音が発達したのは、おそらく中世に入ってから。 もちろん、もともと漢字音が元だから、例えば僧侶がどう発音していたか、というのも問題にあるだろうが、さて。 キイヤ、等の表記からすれば、[kija] と発音していただろう。 というわけで、「上代、平安時代における開拗音の音価」と言われても、無理、と言わざるを得ないだろう。 >ワ行にも開拗音があったのでしょうか? ありません。 もしかすると、音素は別にして、[ɥi] という発音はあったかもしれない。 上代の母音がいくつあったかにもよるが。

Caquio
質問者

お礼

回答ありがとうございます。実は拗音について読み始めたのがつい最近なので、とんちんかんな質問をしてしまっていたらすみません。 なるほど、上代、平安時代は、拗音そのものではなく、「拗音の元となったもの」という質問でなければいけなかったかもしれませんね。 そうですか、やはり音価を知るのは無理なんですね。 では、もう少し時代が後になって、母音の甲類乙類の違いが二重母音的だったかどうかとかの問題も気にしなくてよくなって、拗音が定着してからの、初期の頃の拗音の音価は、ある程度判明しているのでしょうか? [kija]のように、2モーラ的だったんでしょうか? 「チ」や「ツ」が破擦音化する前に、チャ行音は、[tja][tju][tjo]だったのでしょうか? あと、サ行音とシャ行音の対立は、どんなだったんでしょう?(僕はどうしても、「シャ」の音韻的な扱いが/sja/というのがちょっと気になるのですが、、、 ワ行音に関しては、実は肥爪(2003)に、平安・鎌倉時代の拗音の分布の中に、「ヰヤ、ヰヨ」が挙がっていたので、ちょっと気になったのです。 オンセットの子音連続として、同じ聞こえ度の子音が2つ連続することはあり得にくいので、やはり2モーラ的だったのか、又は[j]は母音部分に属した、[wia]のような二重母音的なものだったのかと。 そもそも、拗音の[j]の部分は、日本語での扱いは、オンセットの一部として扱われるのと、ニュークリアスに属して二重母音的な扱いと、どっちがメジャーなんでしょうか。 とりとめのない質問ですが、、、

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