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読書が好きな人に沢山の質問です

booterの回答

  • booter
  • ベストアンサー率34% (269/769)
回答No.4

回答できない部分について除外した上で回答させて頂きます。 質問1 >現在年齢はおいくつですか? 秘密です。 >小さいころから本が好きでしたか? 小さい頃は大嫌いでした。本を読むと本当にロクな大人にならないと思っていたからです。それと本を読むと自分の思考などが整理されると思いますが、それと共に自分の中にある情念まで整理される事を極度に恐れました。小さい頃には「我感ずる、故に我在り」のような所があって、自分自身に沸き起こる情念、いわば「感ずる」部分は読書によって失われるものなのだ、という危険性を感じていました。それに、その情念の喪失に伴う擬似的な自我の死や自意識の死に到る事も薄々感じていました。そういった意味において、私は自分自身のアイデンティティを失い、私が私でなくなる事に本当の恐怖を私は感じていたのです。そこで子供の頃の私は本などの一切を全く読まず、書籍をできるだけ遠い位置に配置したのです。子供の頃は誰しも、大人から「こんな事するとお化けが連れてっちゃうよ」というような教訓を含めた脅しをかけられます。子供は「連れて行かれる」事に擬似的な死を体験し、恐怖を感じ、その対価としてその行為をしなくなる、というものですが、私にとっての読書とはそれと同列でした。思考の整理と共に、情念まで失い、自我も無くなる。その擬似的な死たる恐怖が書籍を遠ざけたのです。それと書籍をよく読んでいる人はネクラで程度が低いのだと言う先入観も物凄くありました。 ちなみにマンガは読んでいましたし、読みたかったのですが、家庭の経済上の都合もあり、そんなに大量に読めなかった記憶があります。 >本格的に本を読み始めたのは何歳頃からですか? 23歳からです。私が勤めていた会社の1Fが本屋だったのが影響しました。ナツメ社の図解雑学シリーズはかなり読みました。ただ、そんなに固い思想本とか岩波はこの時点で読みませんでした。読書慣れしていなかったので、塩野七生さんのローマ人の物語は固い文章で固い事書いてあるなあと思ったくらいです(今では歴史を書いている割に超絶フランクな文体だと思ってますが)。 質問2 >本を読むペースはどれくらいですか? もっと読んでいるかと思っているのですが、年10冊程度です。それでも本の山に囲まれているのですが・・・。その量でお前が本当に読書好きなんか? と言われれば答えに窮します。が、量が愛情の目安かというとそうでもないと思いますのでご容赦を。 >例えば400ページの文庫小説 多分一月です。 >読書に費やす時間は1日に合計どれくらいですか? 秘密です。超遅読なので・・・。 質問3 >どうやって本を選びますか? 「本屋に行って適当に本を手に取り」方式です。 amazonでの他人の書評は基本信じていません。 帯に大体概要が書いてあるので、それを読んで買います。 作家買いは一人だけしていますが(内容に外れがあるならその時点で購入はやめるんじゃないかと)、基本的に作家にはこだわりはありません。 質問4 >新品を買いますか?古本屋で買いますか?図書館で借りますか? >(例えば、潔癖症なので新品をネットで購入する。など) 絶対に新品購入です。その昔、入手の選択肢として古本屋も使っていたのですが、とある事に気づきました。ある時、自分が大量に持っている書籍の中で本当に不要なものだけを仕分けして古本屋に売りに行ったのですが、その時「ああ、こういった場所には本当に不要な本だけしか集まっていないのだ、本当に人が必要としている本というのは必ず手元に残すから」と直感したのです。 という事は、古本屋に行くのは(言い方が悪いのですが)不用品を集めた廃品屋に行くようなものです。私が生活に必要なものというのは、他の人にとっても同様であって売ったりなんかしません。書籍も同様で、人生に必要な書籍というものは決して売ったりしないものです。または近くに良質な古本屋が無かったからかもしれません。私が読む際、手垢や書き込み、人の手垢とかは「本当に全く」気になりませんが、古本屋の本質として、私が必要とする書籍が集まって来ない、実用に耐えない、と言う理由のみで古本屋は入手先から除外しています。絶版ものなど古書を手に入れたい場合(統帥綱領など)は古本屋に出向くかもしれません。 このような事を書いて気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。個人経営の古書を集めた良質な古本屋というものは存在しますし、需要も様々です。古本屋業の方を貶めたくないのですが、チェーンの古本屋ありますよね? あそこで良いものは見つからないという私個人の考えがどうしても払拭できず、またそれが真実だとも思っているので、一般論で無くあくまで私個人の意見としてこのように記載させて頂きました。コンセプトのある古書店は別だと思っています。 尚、どんな分厚い本でも本には必要であれば直接メモを書き込むので図書館では借りられません。 質問5 >買って読み終わった本はどうしますか? 大切に繰り返し繰り返し読みたい本はカバンの中に入れています。数年間入れていたので、雨に濡れてゴワゴワになっているのですが、それでも入れています(しかし改めて見てみれば最近読んでない・・・)。 読み終わったものは机の横に平積み、あとで読み返す事もなさそう、と判断したら本棚に平積み、もう絶対読まない、読むだけ無駄、と思ったものは古本屋に売りにいきます。 質問6 >何処で読むことが多いですか? 秘密です。 質問7 >ブックカバーをする派ですか?しない派ですか? >する方は、布や皮など繰り返し使えるカバーですか?それとも書店で付けてもらう紙カバーですか? 本屋などでの紙のブックカバーはして貰いますが、読了後に外しています。 ブックカバーは読了済みか未読了かの目印にしています。 質問8 > 好きな出版社はありますか?その理由は? > (私は文庫本のカバーが綺麗で丈夫なので講談社が好きです) 岩波、幻冬社、ナツメ社などなど。 中身が良ければあとはどうでも良いので、出版社にこだわりはありません。ただ、比較的良質な中身を提供している出版社が上記のものになるので、ある程度の目安にはしています。 質問9 >その他、読書における自分のこだわりや主張などありましたら是非教えてください。 かなり辛口意見ですがご容赦下さい。 世の中読書が理解されていません! そして読書=ネクラという先入観はやめて下さい!(お前が言うなという感じかもしれませんが)。読書が知的刺激を受けるエキサイティングな一番のエンターテイメントなのに、何故人はいつまでたっても同じ構成をしているテレビを見るのでしょうか。何か感受性に関わる部分が壊れてしまっているのでしょうか? あるいは幼い子供が見ている仮面ライダーのように、ライダーが勝つという、毎回同じプロットでないと安心できない心理が働いているのでしょうか。ドラマを思い出してみましょう。月9のドラマは視聴者に何かを残すのでしょうか? どのような影響を与えるのでしょうか? 人生に良い影響を与えたり、ものごとに対する考え方が変わったりするのでしょうか? 自分自身の経験を顧みる限り、その多くはそうでないと思います。そのストーリー展開にハラハラしたり、ドキドキしたり、あるいはその感想を友人と述べたりして・・・。しかしそれは視聴者自身の人生にとって本当に必要な事なのでしょうか? いや、こうした息抜きや必要なのかもしれませんが、今の人達は「ドラマを見なきゃいけない」という強迫観念に囚われすぎだと思います。これが過度になった私の知人たち(いずれも男)は、キムタクのドラマをビデオ録画したり、さんまの恋のから騒ぎをビデオ録画したりしていましたが、無論周囲はその話しに引いていましたし、私もそれ以上にドン引きでした。が、それは本質的に問題ではありません。問題は、これらの人はその録画した放映を再度見て何か得たかという事です。私はそれを聞く機会を失していますが、彼らはきっと見ていないのだと思います(再度きちんと見ていたり、見た際に何かを得たりあるいは考え方が変わったりしたらそれはそれで問題だと思うのですが)。 本質的にドラマや雛壇は私達の人生に役に立ってくれません。もっと功利的な事を言えば、テレビを見ても年収がアップしませんし、良い会社に就職できません。人生に良い影響を与えたかというとそうでもないし、それとも自分の考えに幅が広がるわけでも、感動したりする事も無い。そもそも純粋な娯楽として楽しめない。これらは時間の無駄だと思うのです。 しかし、読書(文芸に限らず)や映画、(あるいはアニメやマンガも含めて良いかもしれません)はそんな事はありません。ありえない方向へプロットが展開するも、世界の真理を言葉や表現によって抉り出し、読者や視聴者をその強大な真実によってねじ伏せる。しかしその登場人物は苦悩の内に解決をして、我々にも同種の問題と解決策、そしてやり遂げる心を与えてくれる。提供する側は読者をいかに未知の世界へ連れ込むか努力していますし、苦心して、そして実際に連れて行ってくれます。(ただ、推理モノのワンパターンは何とかならんのかと)。 私自身こんな事言っておいて貧乏な生活をしており、テレビ関係者の方がもっと儲けています。それに、テレビの全てがつまらないわけではなく、素晴らしい番組があるのも事実です。が、テレビと読書を比較した際に、その内容の質の割に読書には偏見があり、迫害があります。なにぶん、本を読んで偉い訳でもありませんが市民権を得ていません。読書に市民権を!

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