- ベストアンサー
分子量と沸点の関係
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いえ、ファンデルワールス力(ロンドン分散)もクーロン力ですよ。 ロンドン分散力は、量子論的に電子が存在しうる空間が広くなるため電荷の偏りが起きる確率が高くなるということです。 この場合は、周囲がすべて非極性分子ですから、周囲の多極分子の影響は考えなくて良いです。 ただ、単に分子一つ一つの質量が大きくなるからという説明も成り立つような気がします。
その他の回答 (1)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
化学結合を正確に理解しておきましょう。 高校化学ではもっとも基本的な知識ですから。・・あなたが学ばれた指導要領では学ばないはず・・ 質問が 「14族元素の水素化合物の沸点は、分子量が大きくなるほど高くなる傾向にある。その理由を説明せよ。」 です。他の族の元素はこのルールに従いませんね。!!! H₂O(100℃)>H₂S(-60.7℃) しかし、希ガスやハロゲンの単体は F₂<Cl₂<Br₂<I₂ よって回答が『構造のよく似た分子では分子量が大きいほど分子間力が強く働くため』だけでしたら、回答が誤っています。もちろん、『分子量が大きくなるほど陽子数と電子数が多くなって分子間力が強くなるから』も誤りです。--大差ありません。分子量が大きいということは陽子数と中性子数が多いことと同義ですから。 ★14族元素の水素化合物 が重要なキーワードであることが想像できます。 14族の元素の水素化物は、これは希ガスと同じように極性がありません。 このとき、粒子どおしを結び付けている力は分子間力ですが、イオン間相互作用、水素結合、双極子相互作用ではありません。(これらも分子間力に含めることもあります。) 14族の元素、それは狭義の分子間力ファンデルワールス力ですね。ファンデルワールス力は、誘導双極子やロンドン分散力を意味しますが、この場合はロンドン分散力が働いています。 ロンドン分散力は、分子が大きいほど、表面積が大きいほど大きくなります。 ★ロンドン分散力 - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E5%88%86%E6%95%A3%E5%8A%9B )
関連するQ&A
- 分子の分子量と融点・沸点の関係
はじめまして。 私は化学に疎いので、詳しい方にご教授いただけたらと思います。 宜しくお願いします。 有機金属に関して調べていたところ、分子の分子量と 融点・沸点には関係があるような気がしました。 参考URL http://www.takachiho.biz/Organometallics.html トリメチル○○よりも、トリエチル○○のほうが 沸点が高く、融点が低いという傾向があるようです。 (特にGa系、Al系、In系ではこの傾向がはっきり見られます) (亜鉛系、ホウ素系はこの限りではないようですが) 分子の分子量と物質の融点・沸点には関係があるのでしょうか? また、分子量以外に、融点・沸点というのは何によって左右されるのでしょうか? なんとなくですが、分子量の大きな物は沸点が高くなりそうな気がします。 では、なぜ分子量が大きくなって融点が下がるのか、これはよく分かりません。 到底自分では解決できそうにありません。 詳しい方のお力を貸して頂けたらと思います。 宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- なぜ17族元素の水素化合物は沸点が低いのでしょうか
なぜ17族元素の水素化合物は沸点が低いのでしょうか 化学の参考書に掲載されている第14、15、16、17族元素の水素化合物の沸点を示したグラフについて教えてください。沸点はファンデルワールス力、水素結合、電気陰性度の関係で沸点が決まるのかなと考えました。すると族同士の比較では17>16>15>14の順に沸点が高くなりそうですが、実際には17族元素の水素化合物は16族や15族よりも低い沸点になっています。なぜでしょうか。 宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 分子量を求める問題。なぜこの答えになるのですか?
沸点80℃の芳香族炭化水素化合物0.10gを100℃、1atmのもとで体積を測定したところ、39.2mLだった。この化合物の分子量はいくらですか。 という問題の答えが「78」なのですが PV=nRTという公式に当てはめると P=1、V=0.0392、n=分子量、R=0.082、T=273+100から 「n=0.0012」と全く見当違いな答えが出てしまうのですが どこが間違っているのでしょうか? どうやったら「78」という答えが出るのか その経過や解説を教えてください よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- なぜフッ化水素は沸点が高いのですか?
一般的に、ある族の原子と水素が結合した分子は、分子量が大きくなるにつれて、沸点が高くなりますよね? では何故フッ化水素は塩化水素より分子量が小さいのに沸点が高いのでしょうか? 水素結合が関係あるのでしょうか?(でもHClも水素結合を持っていますよね…)
- ベストアンサー
- 化学
- H2OとH2Sの沸点の高さの違いと蒸発熱の関連性
16元素であるOおよびSの水素化合物H2OとH2Sの沸点を比べるとき、H2Oの沸点の方が高い理由を蒸発熱の説明と関連付けながら説明してください。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 原子と分子の力
原子と分子の力について質問です。 まず、原子の力について。 原子には、「陽子」「電子」「中性子」が有りますよね。 そのうち「中性子」と「陽子」は、中心に固まって有り、そのまわりに「電子」が回っていますね。 では、その中性子と陽子の塊の中心から電子までの距離は、いくらですか。 そして、その時の電子が中性子と陽子の塊の間に働いている力は、どのくらいですか。 さらに、その陽子と中性子の塊と電子の空間には、何があるのですか? 分子についての質問 分子の塊例えば純鉄は、鉄原子が集まってできた物質ですが鉄原子同士がお互いに引き合っている力は、どのくらいですか? それを求める方法もしくは、原子同士がくっついているときの力の大きさを表している表や図などが有れば教えてほしいです。 質問の内容をまとめると 1、中性子と陽子の塊の中心から電子までの距離について。 2、電子が中性子と陽子の塊の間に働いている力について。 3、陽子と中性子の塊と電子の空間には、何がありますか。 4、分子になっているときの原子同士の力の大きさについて。 です。 それぞれ水素やヘリウム、鉄などの例を挙げてくれるとありがたいです。 原子によって性質が変わってくると思われるので表や図などがあるとありがたいです。
- 締切済み
- 化学
補足
回答ありがとうございます。 14族の水素化合物は極性がなく、クーロン力によって引きつけ合うことはないので電子数や陽子数は結合の強さに関係がない。電子の分子中の分布は他の多極子の影響を受けるため一定ではない。というところまでは理解できました。分子量が大きくなる(分子が大きくなる)につれてロンドン力が強くなるのは、分子が大きいほどまわりにある他の多極子の影響を受けやすいからですか?