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第三者特許の侵害可能性を話題にすることを禁止?

第三者特許の侵害可能性を話題にすることを禁止しているオープンソースソフトウエア(OSS)のコミュニティはありますか? ソースコードを公開しているオープンソースソフトウエア(OSS)に関する開発コミュニティあるいはユーザコミュニティの中で、第三者の特許権侵害の可能性について話題にすることを禁止しているコミュニティをご存じでしたら、その名称やコミュニティMLのアーカイブのURLをお教えいただけませんでしょうか? オープンソースソフトウエアが流行りだした当初は、「多くの人がソースコードをレビューしているから第三者の特許権侵害の危険性は早期に除去あるいは回避されるようにソースコードを書き換えることができる。だからオープンソースソフトウエアは安心だ」とのような神話が散見された記憶があります。(参考:「十分な目ん玉があれば、全てのバグは洗い出される」("Given enough eyeballs, all bugs are shallow")、もっと格式ばって言うと、「十分なベータテスターと共同開発者がいれば、ほとんど全ての問題は、すぐさま明らかになり、すぐさま修正される」("Given a large enough beta-tester and co-developer base, almost every problem will be characterized quickly and the fix will be obvious to someone.")) しかし、いわゆる“リーナスの法 則”(エリック・レイモンドによるリーナスの法則)が一部のOSS(PostgreSQL)ではあてはまるものの、オープンソースソフトウエアの多くのコミュニティでは第三者特許に対して十分な関心が払われておらず、最悪のケースでは,第三者特許の存在の疑念に関してコミュニティー内で話題にすることが明示的に禁止あるいはタブーとなっている事例が存在するのはないと思い、質問させていただきました。 特許権侵害の可能性について話題にすることを禁止している、具体的なOSSの名称やコミュニティMLのアーカイブのURLをご存じの方がいらっしゃったら回答を頂けますと幸いです。

みんなの回答

  • dscripty
  • ベストアンサー率51% (166/325)
回答No.1

直接的な回答じゃないけど、なんとなく思ったこと。。。 「オープンソースソフトウエアの多くのコミュニティでは第三者特許に対して十分な関心が払われておらず、」 第三者特許に対する姿勢は、OSS が採用しているライセンスで少し表れているとおもう。 GPL のような、制限を強く負わせるライセンスを採用するなら、 第三者特許から開発者や利用者を守るための条項が入っていて、第三者特許侵害の損害賠償のリスクを最小に抑えられる。 逆に、コミュニティが「第三者特許」に対して関心を持たなくてもいいように、そして、開発に専念できるように、 GPL 自体を作っている人たちは、細心の注意を払って条項を作っているとおもう。 GPL が制限を強く継承することで、オリジナルの開発者から末端のユーザまで、どの段階でもリスクがほとんど変わらないという特徴を実現できてるきがするし、このことだけでも、このライセンスを採用する意義があるとおもう。 そして、他人の発明を個人利用することは個人の自由。 修正 BSD Lisence のような、緩やかな制限のライセンスを採用するなら、 全て自己責任という姿勢。 開発者自体に第三者特許侵害の損害賠償のリスクは少ないけれど、再配布で利益を得ようとすると、とたんにリスクが高まる。でもそれは、その人の自己責任だから、自分で第三者特許侵害の損害賠償のリスクを負わなければならないということ。 その損害は、再配布で利益を得た人が負ってくれるから、 ユーザは、一度手に入れてしまえば、他人の発明を個人利用することは個人の自由。 結局のところ、OSS の開発コミュニティやユーザコミュニティに対する直接のリスクが少ないのだから、それらのコミュニティ内で、第三者特許に対して十分に関心が払われないことは、それほど不思議なことではない。 。。。かな? ちなみに、、、 ……プロプライエタリ・ソフトウェアの場合は、第三者特許を調査したこと、それ自体が、第三者特許を侵害する意図があったと推定される十分な根拠とされる場合あるから、第三者特許の存在の疑念に関して話題にすることを明示的に禁止することは十分に意味があるよ。

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