今度イギリスに行きますが

質問

今度長期の休暇が取れることになり、かねてから行きたかったイギリスに一人旅しようと考えています。
フリーの個人ツアーに申し込もうと思っており、１２日間あるのでいろいろ回れると思います。
とりあえずバッキンガムやビッグベンなど、有名観光地はおさえる予定ですが、オススメはありますか？
ストーンヘンジなども見たいと思いますが、現地ツアーを申し込んでおいたほうが良さそうでしょうか？
あとエジンバラへも行きたいです。
何か良いプランなどあれば提案して頂けると嬉しいです。

回答No.1

大空 二千翔（@oozora2000） · ベストアンサー

イギリスを愛する50代男性です。10年ほど前に前の会社を辞める時頂いた長期休暇で、イギリスの南部海沿いの町に短期留学（3箇月弱）しました。翌年にも再訪し、Edinburghに一週間滞在し、Scotland各地を訪ねました。

イギリスの住宅は、家々が軒を連ねた「テラスハウス」という形式で、主にビクトリア女王から次のエドワード王の時代に確立された建築様式の家並みが続いており、どこの町に行っても何か「懐かしさ」を感じます。こうした街並みを見た途端、私の人生は、前半生と後半生に分けられるほどの大きな感銘を受けました。

従って、私のあなたの質問への一つの回答は、「どこでもいい。どの町、或いはいなかに行ってもそれなりに感動するでしょう。」というものです。更に付け足すと、「ただしロンドン以外なら・・・」と言えるかもしれません。ロンドンは、人、特に移民がやたらと多く、私もなぜか道を聞かれたり、パブでは知らない人からボラれたり（身障者だからお金を恵んでくれと言われた）、あまりいい思い出がありません。

でも、「どこでもいい。」では身もふたもありませんから、いくつか私の訪ねた所や旅の方法の中から挙げてみると・・・。

・南部Sussex地方の丘陵地帯：パブが点在し、「散歩」が楽しい。

・電車に乗って、適当な所で降りて、知らない街を歩くこと（どんな小さな町にもインフォメーション・センターがあるので、地図をもらいましょう。）私はイギリスの南海岸を電車に乗りました。ドアは手動で、自転車も積み込め、ホームは低く、時間は必ずしも正確ではないかもしれませんが、車窓の風景を満喫しました。Edinburghに行く時も夜行に乗りました。

・私はカトリックなので、滞在地でも教会に通い、聖歌隊にまで入って現地の人と交流しました。イギリスの町には、あちこちに教会が点在し、花が活けられ、心地よい聖歌が流れ、礼拝（ミサ）後はティーパーティーなどもあり、気軽に現地の人と交流が出来ます。Londonでも、Westminster寺院（去年のウィリアム王子とケイト妃の結婚式はじめ、皇室の結婚式、葬儀や戴冠式が行われる）や、St.Paul大聖堂は押さえておいた方がいいと思いますが、無名の地方の教会の中にも、たたずまいが美しく、地元の人に親しまれている教会は多いです。
その中で、私の特に勧めるのはWest Sussex州Arundelの司教座聖堂（Cathedral）です。 5月か6月には、'Corpus Christi'（キリストの体）と呼ばれる祭典が開かれ、祭壇に向かうカーペットにその年々によって異なる模様の「花のカーペット」が敷き詰められ、それはきれいな祭典（ミサ）です。私は何とその祭典に聖歌隊として応募し、歌ったことがよい思い出になっています。
→http://www.arundel.org.uk/

・OxfordとCambridge　ともに学生の町で風情があります。

・大きな町には二階建てバスが走っており、二階に乗って、バスガイドの案内を聞くのも楽しい。主な美術館や博物館には大抵、各国語の説明キットがあるので、よく内容が理解できる。

・Edinburghの旅行案内所で、Scotland各所に行くマイクロバスを教えてもらいました。真北のLoch Ness（ネス湖）方面に向かうバスと、西のGlasgowやLoch Lomond（ローモンド湖）を経て、Isle of Skye（スカイ島）に至るバスがあり、私は後のを選びました。Loch Lomondの湖畔の売店では、ケルト音楽のCDが売っており、私はその独特のメロディに魅せられ、今でも大好きです。又、この地方はキルトが名産で、私の大好きな赤と緑の格子の柄が沢山店頭に並んでいました。又、このコースの中ほどには、有名な「湖に浮かぶ城」Eilean Donan Castleがあり、情緒をそそります。

・このほかにも、私は行っていませんが、Lake District（湖水地方）やCotswolds（コッツウォルズ）など是非訪ねたい地方は沢山ありますね。

最後にアドバイス、イギリスを短期間で回るに際しては、いくつか重点的に見たいもの、キーワードを用意するとよいでしょう。例えば、

１．教会や城、そして個人の住宅に至るまで、イギリスの「建築」を見た印象は私の人生を変えるほどインパクトの大きいものでした。

２．「庭園」：多くの立派な庭園があります。特にLondon
又、Scotland旅行中、ずっと車窓を楽しませてくれた黄色の花（未だ名前は不明）は印象的でした。

３．「丘陵歩き」　上記Lake DistrictやCotswolds、南部Sussex地方などで楽しめます。pubを訪ね歩く度も楽しい。

４．pubといえば、「ビール」ですね。イギリスのビールは褐色がかった色のAleと呼ばれる上面発酵ビールで私はすっかりはまりました。又、Scotland西海岸などには、ウィスキーの醸造所もあります。

５．酒が入ると「歌」ですね。私は、イギリスの讃美歌集を編集したVaughan Williamsの音楽や、前述のケルト音楽やScotland民謡に魅せられました、又、ビートルズはじめロックやポップスも盛んですね。

６．「歌」と言えば「フェスティバル」が楽しいですね。5月7日以降、Edinburgh　Festtivalが開かれます。→　http://www.edinburghfestivals.co.uk/
又、「テニスの祭典」といえば、Wimbledonですね。
最後に「スポーツの祭典」といえば、オリンピック・・・ロンドン・オリンピックは　2012年7月27日から開催されますが、この時期とぶつかったら、宿泊が混むでしょうから、少し郊外に宿を取り、時々通ってもいいですね。

お礼

詳しく教えて頂きありがとうございます。
コッツウォルズ地方も行きたかった所の一つです。
あ～今から楽しみです。
教えて頂いたことを参考に楽しんできたいと思います！