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原子などの質問です!

htms42の回答

  • htms42
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回答No.6

高等学校の化学の教科書では物質を次のように分類しています。 (A)単体 ・・・・一種類の元素の原子だけでできている (B)化合物・・・・二種類以上の元素の原子からできている このそれぞれを次の2つに分けて考えることができます。 (a)分子を作る (b)分子を作らない 4つの場合について例をあげてみます。 (A-a)H2,O2,N2、・・・ (A-b)金属(Na,Fe,Cu,・・・)      特別な例でHe,Ne,Ar,・・・     (周期表では右端に1つのグループにまとめられています。・・・不活性元素) (B-a)H2O,CO2,NH3、・・・ (B-b)NaCl、CaO,CuSO4、・・・(イオン結合性物質) (A-a)と(B-a)を1つにまとめると3つのグループになります。  分子性物質、  イオン結合性物質  金属   こういう分類にはうまく入って来ないものもありますので大まかなものだと思って下さい。 ・共有結合性結晶。単体と化合物の両方があります。  ダイヤモンド、黒鉛は炭素原子が共有結合でつながった結晶です。単体です。  水晶はケイ素と酸素が共有結合でつながってできた結晶です。組成式はSiO2です。 ・炭素はC60というような分子もつくりますからあちこちに顔を出すことになります。 ・不活性元素は3つにわける分類の中には入ってきません。 ・原子-分子-物質という分類ではイオンが抜けてしまいます。不十分です。 「原子」物質を構成する基本粒子 「元素」原子の種類・・・約110種類 「元素記号」原子の種類を記号で表したもの・・・(原子記号ではありません) 「分子」  いくつかの原子が共有結合で結びついてできたまとまり  材料となる原子の種類、数、結合の順番が決まっています。  (結合している原子の種類と数が同じでも結合している順番が異なれば別の種類の分子です。) 「イオン」  2つに分けることができます。   1つの原子でできたイオン(単原子イオン)   2つ以上の原子のまとまりでできたイオン(多原子イオン)       どちらの場合も正、または負の電荷を持っています。  多原子イオンを作る原子と原子の間の結合は共有結合です。  (ほとんどの多原子イオンは分子の断片だと考えていいでしょう。) 物質の分類 「分子性物質」  分子が集まってできた出来た物質・・・分子の集合体  分子を作る結合は分子を集める原因の力にはなりません。「分子間力」という別の力を考えます。  この力は共有結合のように強いものではありません。少し離れると急に弱くなるような力です。  (分子を作る結合と分子の集合体を作る力とをごっちゃにしないように!)  融点、沸点は分子間力の強さによって決まります。   → 融点、沸点の低いものが多い     液体の温度範囲がイオン結合性物質、金属に比べて狭い   「イオン結合性物質」  正負のイオンが静電気的な引力によって集合してできた物質  (イオンがイオンのままで集まっています。集まって分子になるのではありません。)  (静電気力はどのイオンのペアの間でも働く力です。特定のイオンのペアの間だけで働く力ではありません。) →ほとんどが常温で固体。硬くてもろい。融点、沸点が高い(液体の温度範囲が広い)。 「金属」・・・「金」の仲間、金のもっている性質と同じような性質を持っている  すべての金属に当てはまる性質   ・新しい面が特有の光沢を示す(金属光沢)   ・熱、電気をよく伝える   ・延性、展性を示す。  このような性質を示す物質を作る原子の種類を金属元素と呼びます。   金属の中には自由に動き回ることのできる電子が存在しています。「自由電子」と呼びます。   金属を構成する原子を結びつけているのはこの「自由電子」です。   電気伝導性は自由電子が存在することから出てきます。   自由電子による結合を「金属結合」といいます。 ※「自由電子」という言葉からも分かることですが金属の性質は集団の性質です。  原子1つの示す性質ではありません。 ※ 硬いとか重い(密度が大きい)とかを金属の特徴であると考える場合がよくあります。  確かに金属でよく目立つ性質です。しかし、金属光沢を示すのに柔らかいとか軽いとかである場合もあります。 カッターで切ることのできる金属もあります。水の上に浮く金属もあります。  融点、沸点が高いというイメージもありますが常温で液体の金属もあります。  水銀の融点は-39℃ですが沸点は357℃です。液体の範囲はほぼ400度です。  他の金属の液体の範囲はこれよりも広いです。Naでは融点98℃、沸点881℃です。  液体の温度幅が800度近くあります。 ここに書いたことのほとんどは教科書に載っていることです。         

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