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SIやMKS のキログラム

子供に尋ねられて答えられなかった素朴な疑問です(^^; SIやMKSで質量の単位はキログラム(kg) ですが、 なぜ頭に「キロ」を残したまま単位にしてしまったのでしょう? 単位自体に接頭辞が含まれることに違和感を感じなかったのでしょうか? #原器が1キログラムだからそれを単位にすること自体は #異存はないのですが・・・ g のままとか、新しい名前を発明するとか、いろいろ選択枝が あったと思うのですが ちょっと不思議です。 経緯をご存じの方がおられましたら宜しく。

  • 科学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「経緯を知っている」わけではありませんが, ちょっと調べてみました. まず, 現在の SI の規定では「歴史的事情」と切り捨てています. というわけでもうちょいと調べてみると.... もともとは「グラム」が基準だったんだけど, 小さくって使いにくいので「1000倍したものを基準にしましょう」ということになったようです. で, 「新しい名前を発明する」のも実際になされていた (さすがに同じ「グラム」という名称は混乱するから避けたんでしょう) のですが消えてしまった, ということです. と, 英語の Wikipedia の grave の項にはある.

参考URL:
http://en.wikipedia.org/wiki/Grave_%28mass%29
tknakamuri
質問者

お礼

grave(グラーブ)ですか。知りませんでした。 ご回答ありがとうございます。 grave(グラーブ)が最初で、graveが大きすぎるということでgraveの千分の一としてgramme(グラム)が作られ、 gramme(グラム)が小さすぎるということで kg が作られたのですね。 わずか十数年の間に一回りしてわざわざ判りにくい体系を作ってしまったか・・・・ 人間てあほだな~

その他の回答 (2)

  • Verhalten
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回答No.3

>gのままとか、新しい名前を発明するとか、いろいろ選択枝が あったと思うのですが ちょっと不思議です。 メートルが世界中に普及したのは極最近なのです。 メートル法が早く普及していたのは日本、ドイツ、旧ソ連などの一部なのです。 Hollandも輸出に注力し、ミリが早くから普及していました。 英国がメートル法になるのは実に1995年の事です。 米国は古くからメートル法ですが、日本のように尺貫法の使用を禁じている訳ではなく、 ヤードポンド法を禁止しなかった為、未だインチネジが普通なのです。 このように、欧米がヤードポンド法の使用を続けた為、 新単位よりISO化(メートル法を普及させる事)の方が急務でした。

noname#175206
noname#175206
回答No.2

 過去の経緯、メートル法の発展と国際的な合意、それとそれを利用する側の都合の結果ですね。  そういうメートル法に従う「国際単位系」でも、メートルのMKS単位系と、センチメートルのCGS単位系があります。  長さがメートル単位で扱うはグラムでは数値が大きくなり過ぎることが多く、単に計算しやすい(切り捨て誤差等も出にくい)キログラムが好まれます。  長さがセンチメートルだと逆にキログラムでは数値が小さすぎ、やはり計算しやすさなどからグラムが好まれます。  メートル法の基礎となった、そこまでの経緯では長さメートルが基本単位として使われていて、重さはグラムが基本として使われていました。  そこで、CGS単位系はメートルに敬意を表してセンチメートルを用い、MKS単位系はグラムに敬意を表してキログラムを用いています。  双方とも、「勝手に新たな単位を提唱したりしては混乱が起こる」と賢明に、あるいは常識的に、できるだけ従来の単位を使うようにしたわけです。  CGS単位系は、それが便利な場合は使われていますが、力学の次に発展した電磁気学では、メートルが都合が良いことが多かったため、MKS単位系に電流のアンペアを加えて、MKSA単位系を使うのが主流になりました。  それがSI単位系に引き継がれています。  しかし、微細な素粒子を扱うような物理学では、質量とエネルギーをあまり区別せず(つまり、E=mc^2)、質量に、本来はエネルギーの単位であるeV(エレクトロンボルト)を使ったりしています。

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