酵素のKm値について
- 酵素のKm値についての課題で、今回の実験で得られた酵母インベルターゼのKm値と他のインベルターゼや酵素のKm値を比較する問題が出されました。
- 今回の実験で得られた酵母インベルターゼのKm値は44.4[mM]で、他のインベルターゼや酵素のKm値よりも大きな差があります。
- 実験操作の問題や酵素活性の低下が原因でKm値の差が出た可能性がありますが、詳しい理由はわかりません。
- ベストアンサー
酵素のKm値について
大学のレポート課題で、「今回の実験で得られた酵母インベルターゼのKm値と他のインベルターゼのKmや他の酵素のKmと比較して考察せよ」という問題が出されました。 今回の実験で得られたKm値:44.4[mM] 他のインベルターゼ(Sucrose-1,6-glucan 3(6)-α-glucosyl-transferase)のKm値:2.4[mM] 他の酵素(β-フルクトフラノシダーゼ):2.6[mM] これらのKm値はすべて最適条件下で行われた実験で得たデータです(今回の実験が本当に最適条件下で行われたかどうかは断言できませんが)。 なぜこのように大きく差が出てしまったのかが分かりません。 単に実験操作が悪かったから酵素活性が落ちたのでしょうか?
- tamtam526
- お礼率83% (5/6)
- 生物学
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
どのような実験をされて、Km値を求められたのかわかりませんが、 レポートの課題というところをみると、おそらく学部の実習かなにかかな、 と推定します。 →つまり、両逆数プロットなどをせずに時間経過とともに活性がどのように 変化しているかをしらべて、Vmaxを出して、その半分の活性のときの酵素濃度 を求めている、と仮定します。 そうだとしたら、 (1)活性測定の方法がまずかった。 (2)温度が適切でなく失活した。 などが考えられます。 →もう少し高度に初速度を求めているのであれば、 (1)初速度の直線部分を多く取りすぎ (2)酵素の添加量を間違っている なども考えられます。 私はインベルターゼという酵素は知りませんが、本当なら差がないはず、 ということであれば上のような原因がぱっと思いつくところですね。 活性測定が発色反応であるとすれば、完全に発色した状態で吸光度測定を していない、という可能性もあります。発色しきっていない、あるいは退色がはじまっているなど。 この質問文から思いつくのはこれくらいでしょうか。
関連するQ&A
- Km値の求め方について教えてください。
Km値の求め方について教えてください。 Km値を求める実験ではないと思っていたのですが、 実習レポートの課題としてKm値を求めなさいと言われてしまい、 自分の中で???となってしまいました。 先輩に聞いたところ、最適条件からKm値が求められると言われたんですが、 よく分からないので困っています。 0.1mMリン酸緩衝液2.63ml 100mMピルビン酸ナトリウム0.3ml 10mM NADH0.06ml ホモジネート0.01ml が入った溶液 ホモジネートを入れる前の吸光度は1.045 NADHの濃度は0.17mMと分かる ホモジネートを入れてから15秒ずつ、3分間吸光度を測り続けた この結果から吸光度は減少率は0.416 酵素活性は0.02×10^6 ビュウレット法によりホモジネートのたんぱく質濃度を求めた、 たんぱく質濃度は.35mg/ml 酵素の比活性は14.97 と求められました。 これらの結果からKm値を求めることは可能ですか?
- 締切済み
- 生物学
- Km値の小さい、大きいについて。
生化学の実験で自分たちで酵素のKm値を出したので、 その結果から今回使用した酵素の親和性について考察をしたいと考えています。 Km値が大きいと基質と酵素の親和性が低いということは理解していますが、 Km値が大きいというのは大体どのくらいなのでしょうか? また、大きさというのは何かと比較しているのですか? わかる方がいらっしゃいましたら回答をよろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- Km値の求め方がわからなくてとても困っています。
Km値の求め方がわからなくてとても困っています。 乳酸脱水素酵素活性の測定という実験をしました。 リン酸緩衝液、ピルビン酸ナトリウム、NADH、ネズミの肝臓のホモジネートが入った溶液の吸光度を15秒間ごとに測り、吸光度の減少率(ΔA/min)を求めた。 減少率は0.416でした。 酵素活性(反応速度)は0.02×10^6となりました。 ホモジネートのたんぱく質濃度は1.34 酵素の比活性は14.97でした。 この結果からKm値を求めないといけないんですが、まったく計算の仕方がわかりません。 ラインウェーバーバークのプロットが検索でひっかかるのですが、どの値を使えば求められるかわかりません、 ラインウェーバーバークのプロットで求めることができるのかもわかりません。 どなたか分かる方、教えてください。 お願いします。
- 締切済み
- 化学
- 酵素インベルターゼの精製について
酵母から粗抽出、熱処理、エタノール沈殿の三段階の操作を行って酵素インベルターゼを部分精製し、その活性を調べるという実験をしました。 結果は、インベルターゼ活性は段階を踏むごとに低下しました。 感覚的にはなんとなくわかるのですが、原理が全くわかりません。 かなり大雑把な説明のため不明な点があると思いますが、分かる範囲で答えます。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 酵素(ホスフォターゼ)について教えてください。
この前酵素活性を調べる実験でアルカリホスフォターゼというものを使いました。 ホスフォターゼには他にも種類があるらしいのですが、他にはどんなものがあるのでしょうか?? アルカリホスフォターゼのように全てリン酸モノエステル結合を切る働きをもつのでしょうか?? もう一つ知りたいのですが、酵素活性がpHや温度に依存するのは酵素がタンパク質だからです・・・よネ?もっと詳しく知りたいのですが、化学系の大学なので生物系の本が少なくてなかなか文献が見つかりません;気になるのでもう少し調べてみたいと思いますがわかる方いらっしゃいましたらヒントでも良いので教えてください。お願いします><
- ベストアンサー
- 生物学
- 酵素活性測定のポジティブコントロールは?
マウス肝臓から租酵素抽出液を作り、脂肪酸合成酵素の活性測定を行っています。実験には必ずポジティブコントロールとネガティブコントロールが必要だと聞いています。 ネガティブコントロールは酵素液を含まないもので活性を測ればいいのだと思いますが、この場合何をポジティブコントロールにしたらいいのでしょうか?実験キットとしてポジティブコントロールの試薬があればいいのでしょうが、今測定している酵素は現在調べた限りでは市販しているものではないようです。 酵素活性測定をしている他の文献を当たってみたのですが、そこで何をポジティブとして用いているのかよく分かりません。ポジティブコントロールなしでは実験の信頼性がないのではないかと思って困っています。
- ベストアンサー
- 農学
- 酵素の反応速度について
生化学の実験で酵素の反応速度を測定し、 Km値とVmaxを求めました。 一番高い基質濃度が2,5mMで、Vmax=1,73になり、 Km値はVmax/2から、0,49になりました。 このときの課題で、 Q,ミカエリス・メンテンの式から計算すると、Km値の10倍の基質濃度での酵素反応速度は最大反応速度(Vmax)の何%か? というものが出たのですが、 式はv=(1,73×2,5)/(10+2,5)で合っているんでしょうか? どなたか教えていただけると助かります。
- ベストアンサー
- 化学
- 制限酵素に関する実験
先日、制限酵素の実験をやって今レポートを書いているんですが、discussionの部分に何を書いたらいいのかわかりません。 実験の内容はλDNAを制限酵素XhoIとHindIIIを使って切って制限地図を作るという内容でした。 Discussionの部分しだいでレポートの点数ってかなり変わるじゃないですか。いい点数を取るには具体的にどんなことを書いたらいいんですか? 今回の実験では制限地図を作ることが目的ですが、そこからどんなことが分かってどんな疑問が出てくるのかをDiscussionの所に書けばいいんですよね。 でもこの実験の場合、例えば、どんなことが分かってどんな疑問が出てきますか? 誰かアドバイスをお願いします。
- 締切済み
- 生物学
お礼
回答ありがとうございます。 色々な考察があるんですね(>_<) 自分の考え方は甘すぎでした。 初速度の直線部分をあいまいにとったために出た誤差と考えることにしました。 ありがとうございました。