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計測の不確かさ

計測の不確かさσは、σa、σb、σbの成分を含んでいる場合、 σ=√(σa^2+σb^2+σc^2) で、表される。それぞれの成分は、独立な正規分布である。 との記載をいろいろなウェブサイトで見かけるのですが、なぜ2乗和平方根の形になるのでしょうか。 統計に関する知識はほとんどないです。どなたかご教授いただけると助かります。

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  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.1

 計測の不確かさが3つの成分εa, εb, εcの和であって,ただし3つの成分は互いに独立で、(平均, 標準偏差)がそれぞれ(ma, σa),(mb, σb),(mc, σb)である正規分布に従う場合、計測の不確かさの標準偏差σは σ^2 = σa^2+σb^2+σc^2 である。  証明は計算が少々めんどうです。 ε= εa + εb である場合についてやってみましょう。まずεaの確率密度は pa(εa)=(1/(√(2πσa))) exp(-((εa-ma)^2)/(2σa^2)) εbの確率密度pbも同様。 εaとεbは独立なので、y = εa+εbの確率密度は二つの正規分布の畳み込み積分で表され、 p(y) = ∫ pa(y-t)pb(t) dt (積分は-∞~∞の定積分) = (1/(2πσaσb)) ∫ exp(-((y-t-ma)^2)/(2(σa^2)) - ((t-mb)^2)/(2(σb^2))) dt (積分は-∞~∞の定積分) この積分を計算すると、 p(y) = (1/√(2π√(σa^2+σb^2)))exp(-(y-(ma+mb))^2)/(2(σa^2+σb^2))) これは平均がma+mb, 標準偏差が√(σa^2+σb^2)である正規分布です。

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