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CMR-1(Cold and Menthol-sensitive receptor)について

質問事項の追加のため再投稿しました。 CMR-1(Cold and Menthol-sensitive receptor)は(6 トランスメンブレン レセプター)で,カルシウムチャネルである。」 「メントールはなぜ涼しく感ずるのか」と聞かれて,調べていくうちに,わからないことだらけになりました。幾つか質問があるのですが,一つだけでもご教授ください。 (1)「コールドレセプター」寒さは物質ではないですよね。何なんでしょう… (2)CMR-1は細胞膜を6回貫通するそうですが,G蛋白共役受容体は7回貫通ですよね。この何回貫通というのは,単にタンパクの立体構造がそうですよといった意味なのか,それとも貫通回数と生理的な意味が密接に関係しているのでしょうか。例えば結合するリガンドの種類とか…

noname#29428
noname#29428

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noname#211914
noname#211914
回答No.3

MiJunです。 追加情報です。 以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「温度受容器のイオン機構・分子機構」 ◎http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~p52268/Research_Activity.htm (サーモスタット細胞のイオン機構) ●http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0101/bn/24/11u.html (冷・メントール受容体と冷感) ご参考まで。

参考URL:
http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/physiol/congre80/satellite/satellite4-1.htm
noname#29428
質問者

お礼

いつもいつもMiJunさん有難うございます。 出所はネイチャーです。何しろ幼児並みの英語力ですから,英次郎といった多少の専門用語も載っているWEB辞書を使いながら悪戦苦闘しましても,日本語にはならず,例えなっても,その内容が理解出来ずと,お恥ずかしい話です。だからといって子供に聞きたくはありませんし… ご紹介頂いたURLは,さすがMiJunさんですね。大変参考になりました。有難うございます。分子が温度を感知するとは,昔なら信じられないことです。 生命科学の進歩はすさまじいですね。大学時代に「直線上のモーターがあるなら,回転するモーターがあっても良いではないか。」と生理学の教授にいいましたら,「非接触型の車軸型は人の発明だ。」と偉く怒られたことが懐かしくなります。

その他の回答 (3)

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.4

初めまして。MiJunさんにお誘いを受けて来ました^^; 私もこのタンパク質についてはよく知らないのですが、似たタンパク(VR1など)について調べたこともあったのでコメントを・・・ といっても、yuyu2003さんとほとんど同じ意見ですが(笑) (1)これは、基本的には温度に伴う蛋白質の分子運動変化・構造変化などによって情報が伝わると考えられると思いますが、詳細は分かっていないのが現実でしょう。 (2)貫通回数と生理活性とが密接な関係・・・というよりは、アミノ酸側鎖・主鎖の空間配置が(リガンド結合なども含めて)活性に重要であるため、必要な空間を保持するのにたまたま7回だったり、6回だったり、4回だったり・・・と膜タンパク質には色々存在します。場合によっては、1~4本膜貫通蛋白が数分子集まって初めて活性を持つような場合もあります。 G蛋白共役レセプターの場合は、7回膜貫通が一般的ということです(例外があるかもしれません。私は知りませんが・・)。 現在は、どういうタンパク質が、どんな機能を持ち、その活性にどのような残基が必要なのかはかなり分かっていますが、その活性の原子レベルでの機構については完全に解明されているものは、実のところありません。 そういう視点から見ると、現代の生命科学は世の中の人が思ってるほど進歩はしていないのです。

noname#29428
質問者

お礼

わざわざ構造生物学屋さんにまで登場して頂いて恐縮です。 「現代の生命科学は世の中の人が思ってるほど進歩はしていないのです。」 第一線で研究されていればそのようにお感じになるのでしょね。 私は,DNAの構造が解明される以前と以降では大きく違うと思います。一つの方向性といいますか,研究者の方達の共通の認識とでも言った方がよいでしょうか,それにより大きく前進したと思います。 インターネットの発達もすごいものがありますね。生命科学系の本は,医学部の付属図書館にしかまともなものがない地方都市でありながら,このようにいろいろな方達から教えを請うことが出来るのですから… ryumuさんの回答の時間が気になります。お仕事でしょうか。身体に気を付けて,仕事にお励みください。 本当に有難うございました。お三方にまとめてお礼申し上げます。

noname#211914
noname#211914
回答No.2

suiranさん、MiJunです。 前回の同様の質問から興味が少しあるので、ネット検索してますが・・・(既にチェック済でしょうが!)。 ダイレクトな回答ではありませんが、ネタは以下でしょうか・・・?? 「ミント(メントール:Menthol)の清涼感」 ◎http://www.d7.dion.ne.jp/~p.pica/kaisetsu.html#Anchor1929133 (ミントの香りは何故クール) このページからPubMdedにリンクしてます。 質問の趣旨とは外れましたが、今日は時間がないので引き続き調べたいですね! (その間に専門家から回答があるかもしれませんが) 補足お願いします。

参考URL:
http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/Mikaku.htm
  • yuyu2003
  • ベストアンサー率29% (23/79)
回答No.1

>(1)「コールドレセプター」寒さは物質ではないですよね。何なんでしょう… おそらく、温度によってレセプターの構造が変化してCaイオンの透過が変化するのではないでしょうか?この辺はレセプターを単離してNMRなどで構造変化を解析しないと証明できないので憶測でしかありませんが。 (2)についても詳しくは知りませんが、構造としてこうですよ、という意味でしかないと思います。似た構造のタンパクは似たような性質を持ちますから、そういう点で生理的な意味を含めているかもしれませんが。

noname#29428
質問者

お礼

早速に有難うございます。 MiJunさん紹介のURLでは,yuyu2003さんの憶測通りのようですね。いまだ完全にはわかっていないのでしょうが… タンパク質分子がセンサーの役を果たすとは,生命科学はおもしろいですね。

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