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破壊じん性について

応力拡大係数が材料特性である破壊じん性値を超えた場合に脆性破壊に至るのでしょうか?繰り返し応力を受ける構造物に既に亀裂が入っている状態でいうと無応力にならない限り亀裂は成長すると思うのすが、それとも応力が開放され停留する事があるのでしょうか?また、限界亀裂長さというのは、もうこれ以上応力がかかったら急速に亀裂が進展して破壊してしまう長さの事ですか? 初歩的なことですが一度亀裂が入ってしまった所は、塑性域となり鉄でいうと降伏している状態で強度として期待してはいけない箇所なのでしょうか? 伝わりにくくて御免なさい。

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  • AoDoc
  • ベストアンサー率68% (100/147)
回答No.1

破壊靱性はグリフィスのぜい性破壊の条件から導かれています。塑性変形は極僅かな場合で、き裂先端に塑性変形領域を伴う疲労き裂には適用できません。 長さ2cのき裂があったとき、応力がある大きさに達したとき、ぜい性破壊が開始し、き裂が伝播するのがグリフィスのぜい性破壊の条件です。また、外荷重が決まっているとき、溶接箇所の欠陥の大きさは、ぜい性破壊を起こさないためにはどの程度まで許されるかと言うことにも使われます。 限界き裂長さは、ぜい性破壊が生ずるか生じないかのき裂長さです。それよりも大きければぜい性破壊が生じます。許される欠陥の大きさで考えれば理解しやすいと思います。 き裂長さとき裂先端領域の塑性域の大きさに関する破壊条件についてはいろいろなモデルが提案されています。 参考URL http://ms-laboratory.jp/strength/4_2/4_2.htm http://ms-laboratory.jp/strength/6/frac_m.htm http://ms-laboratory.jp/strength/4_4/4_4.htm

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