過払い請求の可否

質問

ある法律事務所にメールで問い合わせました。

金利が29.6%の頃の借り入れ総額が16万円。
金利が18.0%の頃の借り入れ総額が66万円。

このような状況で過払い請求が出来るのか？と・・・。

そうしますと、このような回答が返ってきました。

「金利が高い時代の借入総額が１６万円で，１８％になってからが合計６６万円ということですので、バランス的に考えて，現時点では過払の状況ではないと思います。現在の債務をすべて返し終わるか残高がもっと少なくなれば過払になります。」

この回答の中で「残高がもっと少なくなれば過払になります」

と、ありますが、では一体残高がどのくらいになれば過払い請求が可能で、おおよそいくらくらい返ってくるのでしょうか？
この法律事務所に聞くのがいいのでしょうが、2回目以降の質問は無料ではないので・・・。

よろしくお願い致します。

回答No.4

pupu3sjp · ベストアンサー

＞開示請求をして書類を既に取り寄せています。
＞法テラスの無料相談に行けば、過払い請求の可否の結論は出るか？

「法テラス」は法律に関する相談窓口という扱いで、相談内容に応じた情報提供や、弁護士や司法書士の斡旋などを行うところです。
http://www.houterasu.or.jp/service/shakkin/risoku/faq1.html

取り寄せた「取引履歴明細」を元に、法テラスが引き直し計算までして可否を教えてくれるとは思えません。

・引き直し計算用のエクセル・テンプレートに自分で入力して再計算してみるか
・引き直し計算を代行する専門業者に委託してみるか（手数料2500円～3000円）

引き直し計算書が出れば、取引履歴明細との差異も、残高の変遷も把握・理解し易いので、これを持っていけば法テラスでも判断可能です。

回答No.3

pupu3sjp

修正です。　例文の過払い金の額を間違えました。

＞この過払い利息を、元金充当分に入れて再計算・・・引き直し計算します。
＞1 2,090+148 7,910（差異238-148＝90）
＞2 2,074+117 5,836（差異191-117＝74）　
＞3 2,057+ 86 3,779（差異143-86＝57）
＞4 2,039+ 56 1,740（差異95-56＝39）
＞5 2,022+ 26 -282（差異48-26＝22）

＞単純計算ですが、定期的に返済し完済すれば、上記のように「282円」の過払い金が発生です。

回答No.2

pupu3sjp

グレーゾーン金利の過払い利息・・・って理解していますか？

簡単な例で。
・金利29％で1万円を借りて、毎月（30日間隔）、元金充当分2千円＋利息分を返済していった場合。
1 2,000+238 8,000
2 2,000+191 6,000
3 2,000+143 4,000
4 2,000+ 95 2,000
5 2,000+ 48 0

・これが金利18％での契約だった場合、金利の差異が過払い利息となります。
1 2,000+148 8,000

1回目で、金利29％は利息238円、金利18％は利息148円、つまり余分に90円を払っています。

この過払い利息を、元金充当分に入れて再計算・・・引き直し計算します。
1 2,090+148 7,910（差異238-148＝90）
2 2,074+117 5,836（差異191-117＝74）　
3 2,057+ 86 3,779（差異143-86＝57）
4 2,039+ 56 1,740（差異95-56＝39）
5 2,022+ 26 -308（差異48-26＝22）

単純計算ですが、定期的に返済し完済すれば、上記のように「308円」の過払い金が発生です。

もし、返したり借りなおしたりの「自転車操業」状態だった場合。
およそ「取引期間4～5年間」で「残高＝過払い利息」で「借金チャラ」です。

質問内容の詳細が不明ですが・・・。

(a)金利29.6％時代が4～5年間だと、その時点は借金チャラになったのに。
　金利18％以降が残高増ということは、その分の借金は丸残りです。
　※現残高は多少は目減りするかもしれません。

(b)およそ5年以上だと、借金チャラなのに返済を続けたことになります。
　つまり、10年以上とか長期間だった場合は、数万円～十数万円の過払いに。
　15年～20年とかの超長期だと、数十万の過払い金になります。

弁護士事務所のメールの返事は、(a)または(b)前半を指しています。

＞残高がどのくらいになれば請求可能で、おおよそ幾ら返ってくるのか？

この場合は「残高」ではなく、今までの返済内容が肝要です。
前述したように、金利29.6％での取引期間と過払い利息の再計算（引き直し計算）が必要。

弁護士事務所に聞いても同じ回答しか得られません。
きちんとした引き直し計算しないと・・・。

補足

ありがとうございます。
グレーゾーンとか、色々専門用語は全くわかりません。

ところで、開示請求をして書類を既に取り寄せています。
これを法テラスの無料相談に行けば、すぐに過払い請求の可否などの結論は出るのでしょうか？