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パレスチナ問題

2003/10/29 14:23

パレスチナ問題とは何の争いなんですか？それに今何についてもめているのですか？

yuuji1582
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その他（社会問題・時事）
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necson158
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2003/10/29 14:46 回答No.1

パレスチナの問題は複雑ですが、歴史的にみると、ユダヤの人々は定着する土地をず～っともっていなかった。（まるでジプシーみたいですね） ⇒ユダヤ人はお金儲けが得意な民族と言われていますが欧米で裕福な人が多かったので、政治的発言権が大きくなった ⇒欧米で勝手にアラブの土地に線を引いてイスラエル（ユダヤの人たちの聖地です)を建国した。 ⇒ところがユダヤ教とイスラム教の聖地は同じだし、そこに住んでいたアラビア人は土地をイスラエルに取られてしまった。というのが、最初の問題でした。しかし、アラブには豊富な石油資源があり、先進諸国をはじめOPECの国々も利権が欲しいのです（これには2種類あります) 聖地を取られたアラブとしては、なんとも取り返したいのが心情です。第3次まで中東戦争が勃発しています。アラブは元々ゲリラ戦争が得意です。（騎馬民族ですし) そして、石油の問題とともに、アラブの覇者の座を巡って各国がしのぎを削っています。国同士の問題だけではなく、テロ組織も沢山あります。またテロ組織同士も殺し合いをしたりしています。イスラエルは国の幅がとても狭く、50Km以内のところもありますので、第三次だったと記憶していますが中東戦争時にゴラン高原等に侵攻しそのままイスラエルに帰属させたり・・・今はゴラン高原からは撤退しています。イスラエルも目には目をですから、自爆テロなどには対抗してイスラエル軍がパレスチナをたたきます。つまるところ、宗教戦争、利権争いなどなど複雑に絡み合っているんです。今はアラファト議長もおとなしく穏健派などと言われていますが、過去にはオリンピック代表団襲撃を実行したブラックセプテンバーのドンとして裏の顔もあったりするのは周知の通りです。

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SCNK
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2003/11/02 14:09 回答No.5

昔昔、イギリスが２つの民族に、同時に、ひとつの土地を分け与える約束をしました。イギリスは当時、戦争をやっていたので、それぞれの民族を味方にしたかったからです。そこで取引をしたわけですね。そのころ、その土地を持っていたのはトルコでした。トルコはイギリスの敵だったので勝ったらそこを手に入れようとしたのです。ところでイギリスの仲間にはフランスがいました。フランスもその土地を狙っていました。そういうわけでイギリスはフランスとも分け前の交渉をしていました。戦争が終わり、イギリスとそれぞれ約束を交わしていた２つの民族はイギリスに協力したのだから、その土地をもらえると思いました。しかしイギリスは、そんなことを知ってか知らずか、フランスと分け合ってしまいました。２つの民族は、当然自分たちの権利を主張します。一方の民族は、トルコの領有前からその土地に住んでいました。そしてもう一方の欧州に散らばっていた民族ははるか昔、そこに住んでいて追い出されたのだ。ここは神との契約で神から与えられた土地なのだと主張しました。欧州に散らばっていた民族は、各地で迫害されていました。ロシアやドイツで懲らしめられたので、自ら主張する自分たちの土地に大挙してやってきました。これで２つの民族が争いだしたのです。土地を統治していたイギリスは、２つの民族が厄介をおこすので、そとから入ってこないように妨害しました。しかしほとほと困って、一抜けたと。さっさとトンずらしてしまいました。しかし争いは収まりません。国連が乗り出して分割案を示しました。しかし双方とも認めません。そうこうしているうちに後から来た民族が先に住んでいた民族を追い出して独立してしまったわけです。追い出された方の民族は、周りの民族と近い仲間でしたし、同じ宗教を持っていたので回りの国から同情され、後から入ってきた民族が作った国に対してその後４回戦いを挑みました。しかし後から来た民族の国は強いので、なんともなりません。そういったわけでアメリカが仲介して、追い出された方の民族にも自治権を与えよとしたわけです。しかし決して、それだけで両者とも満足できるわけがありません。ということで今も争いが続いているという、お話でした。めでたしめでたし。