• ベストアンサー

複素数の留数について

こんにちは、複素数でわからない問題があります。 exp(az)/1+exp(z)の特異点が一位の極z=πiのみの時、留数定理によって その値は-2πi×exp(iπa) となるそうなのですが、なぜマイナスがつくのか分かりません。単純にz=πiを分子に代入したらマイナスは出てこないですよね。 どうやら、複素平面におけるlog(z)にz=-1を代入するとlog(1)+iπになることと関係があるみたいなのですが、まずなんでlog(1)+iπになるのかが分からないので理解できません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rnakamra
  • ベストアンサー率59% (761/1282)
回答No.2

>留数の計算なのですが、(1+exp(z))の特異点が(z-πi)なので >lim[z→πi](z-πi)exp(az)/(1+exp(z))の式は相殺されて、結局 >lim[z→πi]exp(az)を求めればいいから、そうなるとマイナスは出てこないじゃないか、と >思っているのですが、この計算方法は間違っているのでしょうか。 極限値が同じだからといって相殺されるなどとんでもない。 f(z)→0(z→0),g(z)→0(z→0)なら、f(z)/g(z)→1(z→0)になりますか? そうなるとはかぎりません。(むしろならないほうが圧倒的に多い) 素直に上の極限の計算をやってみればよい。 lim[z→πi](z-πi)exp(az)/(1+exp(z))={lim[z→πi]exp(az)}*{lim[z→πi](z-πi)/(1+exp(z))} ですね。一つ目の極限値はexp(iaπ)、二つ目の極限はどうなるか。ロピタルの定理を使っても良いし、g(z)=1+exp(z)とするとこの式は1/g'(πi)の定義式と見て取ることも出来るのでそこから値を求めても良い。

thjki6624
質問者

お礼

なるほど。lim[z→πi](z-πi)/(1+exp(z))の部分は相殺されず、0/0の不定形になっているんですね。だから、極限を調べるにはロピタルの定理を使えばいいのですか。 たしかにそうすれば1/exp(πi)となってマイナスが出てきますね。詳しい説明ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

  • rnakamra
  • ベストアンサー率59% (761/1282)
回答No.1

Res(exp(ia)/(1+exp(z)),z=πi)=lim[z→πi](z-πi)exp(ia)/(1+exp(z)) です。分子に単にz=πiを代入したものではありません。 この式を計算するとマイナスの符号が出てきます。 >log(z)にz=-1を代入するとlog(1)+iπになる -1=exp(πi+2nπi) として代入すると良いでしょう。exp(2nπi)=1であることをお忘れなく。 多分ここでのlog(1)とは単に"0"ではなく、2nπiのことを表しているのでしょう。

thjki6624
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 留数の計算なのですが、(1+exp(z))の特異点が(z-πi)なので lim[z→πi](z-πi)exp(az)/(1+exp(z))の式は相殺されて、結局 lim[z→πi]exp(az)を求めればいいから、そうなるとマイナスは出てこないじゃないか、と思っているのですが、この計算方法は間違っているのでしょうか。 お手数ですが、もしよろしければご説明していただけるとありがたいです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 積分値を留数定理で求める方法

    問題:次の積分の値を求めよ ∫exp(-z)/(z(z-1)(z-3))dz 但し、複素積分は円周 |z|=2 上半時計回りに行うものとする。 上の問題を、留数定理を用いて以下のように解きました。 C : z=2×exp(iθ) 極は0、1、3でそれぞれ1位であり、 Res[f(z),z0]=lim[z→z0] (z-z0)f(z) であるから R(1)=(1/3-1/12)×exp(-1) R(3)=(1/9-1/4)×exp(-3) R(0)=1/2-1/18 よって、留数定理より、 与式=2πi(R(0)+R(1)+R(3)=2πi(4/9 - (1/4)×exp(-1) - (5/36)×exp(-3)) 質問したいことは、 1、この問題を留数定理で解く方針は正しいか 2、特異点が極かどうか(極でないとRes[f(z),z0]=lim[z→z0] (z-z0)f(z)が使えないので) 3、留数定理の使い方が正しいか 4、上記の解答は正しいか です。回答よろしくお願いします。

  • 留数についてお願いします。

    留数について極というのがありますが、例えば2位の極というのは閉曲線で囲まれた平面の中に 特異点が2つ含まれているという意味にとらえていいのでしょうか? つまり、分母の値が0になると値が無限大になるため、 また、例えば、 1/(z^2+1)の留数を求める場合、 何位の極になるのでしょうか? わかりません。 教えてください。 z^2+1が0になるのだから、 Z^2=-1で、Z=+-iとなり、特異点は-iと、+iのふたつあるので、 2位の極となるのでしょうか? ちなみに、ローラン展開において、Z^-2から始まる場合、2位の極、Z^-1から始まる場合、1位の極となると習いました。 ですが、よく理解できていません。 よろしくお願いします。

  • 留数

    次の関数の極と留数を求めよという問題で、 関数:1/(z^n-1) これは分母が0になる関数を求めるとといいのでexp(2 i m π/ n) が極と解答には書いてありました 確かにこれを分母に代入すると、exp(2 i m π) - 1=cos2mπ+i sin2mπ - 1=1 - 1=0となる と自分なりに解釈したんですがこれは正しいでしょうか あと、留数なんですけど、Res[ 1/(z^n -1 ) , exp(2 i m π/ n)]=lim(z→exp(2 i m π/ n)) {z - exp(2 i m π/ n)}/z^n -1}の計算を恐らくすると思うんですがこの計算をどうやってすればいいのか分かりません どなたか分かる方、教えてください 特に普通留数を求めるときってz - a(a:極)と分母が約分できてあとはaを代入するってやり方がメジャーだと思うんですけどこの関数の場合、どう約分できるかが分からないのでその辺を教えてくれたらありがたいです

  • 留数の求め方

    受けようと思っている大学院の過去問に次のような問題があったのですが、どうしても解けません。 f(z)=1/((exp(iz)-1)*z^2) という関数があって、f(z)はz=0を3位の極として持つと思うのですが、 z=0での留数が計算できません。 z^3f(z)=z/(exp(iz)-1)をzで二階微分して、z→0を計算してみたのですが、分母も分子も不定形となって、極限が簡単に求まりません。 ロピタルの定理を用いようとしたのですが、分母も分子も複雑な形になって、他に簡単な求め方はないものかと思って質問させていただきました。どなたか分かる方がいましたら、ご教授お願いいたします。

  • 複素数平面の問題で困っています.

    複素数zについての一次方程式 az+bα+c=0 (a,b,c∈C)(αはzの共役複素数) は複素平面において,zを満たす点が 直線を表すか,存在しないか,または1点であることを示せ. 上の問題なのですが, z=x+iy などを代入したり色々してみたのですが手が出ません. 方針だけでもいいのでお願いします.m(、、)m

  • ロピタルの定理を使った留数の求め方

    ロピタルの定理を使った留数の求め方 質問は2つあります。 (1)式の複素積分を、下図に示した複素平面状の閉じた経路に沿って行うことを考える。 ここでa(≠0)は実数で、図中のkは十分大きい(k≫|a|)整数とする。 (質問1) 留数を求めたいのですが、極がn(∈Z)の場合の留数の求め方が不安です。 数式のように計算しました。 途中でロピタルの定理を使っているのですが、 この使い方はあっているでしょうか? ロピタルを使うときは、第2因子の分母z^2+a^2も微分しなければならないと思うのですが。 (質問2) k→0としたとき、積分の値がゼロとなることを示したいのですが、 (6)式以降どうやったらいいかわかりません。 どなたかご教授いただけるとうれしいです。

  • 留数定理を用いた計算について

    f(z)=1/zとし、0.5+0iを中心とした半径1の円を反時計回りに一周積分したいのですが、 z=0.5+exp(iθ)、dz=i*exp(iθ)dθ とおいて置換積分すると ∫1/z dz =∫(i*exp(iθ))/(0.5+exp(iθ))dθ =[ln(0.5+exp(iθ)] =ln(0.5+exp(2πi))-ln(0.5+exp(0i)) =0 となって0になってしまうんですが、f(z)には0+0iに特異点があるので 留数定理より一周積分した答えは2πiになるはずだと思うので上記の計算結果が なぜこうなるのか理解できません。 自分の何が間違っているのか教えてください。 よろしくお願いします。

  • 留数の計算

    問: f(z)=1/(z-1)(z+3)^2 の孤立特異点における留数を求めよ。 僕の答え:      孤立特異点は、1と-3       z=1は、1位の極、z=-3は、2位の極      よって、公式より、      Res[z=1]f(z)=Lim z→1 (z-1)f(z)=1/(1+3)^2 = 1/16      Res[z=-3]f(z)=Lim z→ー-3 1/(2-1)! d/dz{(z+3)^2f(z)}        =-1/(z-1)^2=-1/(-3-1)^2 = -1/16 で、足したら0になる!! これは、積分の留数定理から言っておかしいと思います。 恐縮ですが、どこで間違えたかお教え下さい。

  • 留数定理について質問です。

    留数定理について質問です。 次のような問題が出題されました。 「Fourier積分を利用し微分方程式の主要解を求めよ。 (d^2/dx^2)G+κ^2G=-δ(x-ξ)」 解答の詳細は省略しますが G=(1/2π)∫dk{exp[ik(x-ξ)]}/(k^2-κ^2) の積分を[-∞,∞]で計算することに帰着します。(これまでのところで、δはδ関数、iは虚数単位です。) これをkの複素平面上で留数定理を用いて計算するという定石的なやり方なのですが、積分路の取り方としてx-ξ>0なら虚軸が正の半円+実軸上、x-ξ<0なら虚軸が負の半円+実軸上というループを採用します。極が実軸上にあるのでx-ξ>0の場合のループではk=κのみをループ内に含むように、x-ξ<0の場合はk=-κのみを含むように選ぶと Res(κ)=exp[iκ(x-ξ)]/(2κ)より x-ξ>0のときG=i{exp[iκ(x-ξ)]}/(2κ) とあります。ここまではいいのですがx-ξ<0の場合、 「同様に、G=i{exp[-iκ(x-ξ)]}/(2κ) (x-ξ<0)」 となっています。自分の計算ではG=-i{exp[-iκ(x-ξ)]}/(2κ)となるのですが、何故合わないのか分かりません。留数の公式に当てはめるとexpの肩と全体の符号が極の選び方で逆になるように思うのですが、解答では全体の符号が変化していないように思います。 x-ξ<0の場合の計算の詳細を教えていただけないでしょうか?

  • 留数のところが・・・。

    f(z)=1/{z・sin(z)} の特異点と、留数を求めよ。 という問題なんですが、特異点はz=0,2πn (n=1,2,3…)ですよね? ここから、留数のもとめかたがわかりません。 詳しい方お願いします。 留数の定理は一応しっております。