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加溶媒分解
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というよりもSN1反応が起こるような条件を加溶媒分解というだけのことです。 いわゆる加溶媒分解条件で起こる求核置換反応の機構がSN1反応といえます。
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- NiPdPt
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#2です。 補足しますと、一般にそういった溶媒は求核性が小さく、SN2反応が極めて遅いためにSN1が起こるんです。たとえば、CH3OH(加溶媒分解条件)とCH3O-(SN2)の求核性を比較すれば、後者の方が約200万倍大きくなっています。すなわち、反応速度、あるいは反応相手の求核性の問題ということです。 ですので、たとえば100年ぐらい放置すればSN2が起こるかもしれませんが、そんなことをする人はいないでしょうし、その前にSN1反応によって基質がなくなってしまうかもしれません。ちなみに、単なる溶媒ではなく、NaOHなどを加えれば求核性が増し、SN2も起こるようになります。しかしそうなったら「加溶媒分解」ではなくなります。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
SN2反応:2分子(2次)求核置換反応 SN1反応:1分子(1次)求核置換反応 加溶媒分解反応は、基質の濃度のみに反応速度が依存しているので1次の反応です。
お礼
ありがとうごうございます。 とても助かりました。
- matumotok
- ベストアンサー率35% (431/1203)
こんにちは。 >「加溶媒分解反応」は、Sn1反応のみでSn2反応では起こらないのでしょうか。 いいえ、加水分解ひとつとってもSn2で起こりまくりですよ。
お礼
ありがとうございます。
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