今のところ、水道水とお散歩での放射能被曝がペットで問題になっていますね。
念のために、気をつけておくにこしたことはないと思います。
【ペット用の飲み水】
水道水から、わずかながら放射能が検出されています。ペットは水道水をそのまま飲めるでしょうか?
・飲ませても大丈夫です。ペットは体が小さいので、心配かもしれませんが、体が小さい分、飲む水の量も少ないのです。
・すなわち、内部被ばく量も少なくて済みます。 ・体の機能が未熟な赤ちゃんは、人間と同様に、水道水を避けたほうが無難でしょう。
【お散歩に出かける時】
放射線は無色、無臭なので放射能にさらされていることに人間も動物も気が付かないので注意が必要です。
・犬や猫や兎などの小動物は地面の近くを歩くので、放射性物質が地面に落ちていると、体の内外に取りこんでしまいやすいです。
・雨がふったらお散歩にはなるべく出ないようにしましょう。
・原発事故後の放射能雲の雨は非常に危険です。特に降り始めは高濃度。
・事故後10日間の間は雨に当たらないように注意しましょう。放射性物質を含んでいる可能性があります。
・雨にぬれてしまったら、できれば体ごと綺麗に水で洗い流してシャワーしましょう。
・屋外に溜まった水などの液体を飲まないようにしましょう。放射性物質を含んでいる可能性があります。
・地面に落ちているものには近づかないようにしましょう。舐めたり食べたりしないように注意しましょう。
・放射性物質を体内に取り込んでしまうと、内部被ばくの危険があります。
・体内では放射性物質が蓄積されていき、体外に排出されることなく長期間にわたって放射線の影響を受けることになってしまいます。
・もし、体表面に異物が付着してしまったらすぐに洗いましょう。放射性物質の多くは洗い流せます。
・お散歩した時に着ていた服は、洗濯あるいは廃棄することをおすすめします。放射性物質が付着している可能性があります。
【お散歩から帰ってきたら】
ほこりと一緒に放射性物質を家の中に持ち込んでしまうことのないようにしましょう
・足についた汚れは水で綺麗に洗い流しましょう。
・毛に放射性物質が付着している可能性があります。綺麗にふき取りましょう。ふき取ったタオルなどは廃棄することをおすすめします。
・できれば、体ごと綺麗に水で洗い流してシャワーしましょう。
・屋外で、掃除機を使って毛から塵を吸い取ることも有効です。屋内で吸い取る時は、掃除機からの排気でかえって室内に拡散する可能性もありますので注意が必要です。