• ベストアンサー

代数学の質問です。

この問題を詳しい解説付きで解いてもらいたいです。(1つだけでもかまいませんのでよろしく御願いします) 1.Rを環とする。f,gを環準同型写像Q→Rとする。f=gを示せ。 2.Z[X]はPIDか? 3.整域の標数は0または素数であることを示せ。 4.F5[X]∋X3乗+X+1は既約元であることを示せ。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.2

補足質問「問題3で、なぜ整域であることに反するのかが分かりません」 ⇒ 整域とは、0以外に零因子を持たない環のことです。m≠0、n≠0、mn=0 なら、mとnが0でない零因子になります。

futoshiiiii
質問者

お礼

本当に助かりました!ありがとうございました!!!

その他の回答 (1)

  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.1

問題1 (1) Qの説明がありません。有理数体と解釈することにします。 (2) Rには、単位元の存在も可換性も仮定しないことにしますが、最低限、次の仮定を置く必要があります。   「f(1)とg(1)は、どちらも零因子でない」 そうでなければ、次のような反例があります:RをQとQの直和として、f(x)=(x,0)、g(x) = (0,x) (3) 証明 [1] f(1) = g(1)であること (f(1) –f(1) g(1)) g(1)=f(1)g(1) - f(1)g(1・1) = f(1)g(1) – f(1)g(1) = 0 g(1)が零因子でないので、f(1) = f(1)g(1) f(1)(g(1) –f(1) g(1))=f(1)g(1) - f(1・1)g(1) = f(1)g(1) – f(1)g(1) = 0 f(1)が零因子でないので、g(1) = f(1)g(1) 以上により、f(1) = g(1) [2] Qは、1によって生成される体なので、[1]により、f(x) = g(x) (xはQの任意の元)を得る。 問題2 Z[X]はPIDでない。{2,X}で生成されるイデアルは、単項イデアルでない。 問題3 標数をmnとすると、m≠0、n≠0、mn=0 となって、整域であることに反する。 問題4 g(X) = X^3+X+1が因数分解できたとすると、一次式の因子を含む必要がある。よって、g(X)は、F5内に根を持たねばならない。 一方、g(X)のXに0,1,2,3,4のどれを代入しても0にならない。 以上により、g(X)は既約

futoshiiiii
質問者

お礼

ものすごい分かりやすい回答でした!

futoshiiiii
質問者

補足

問題3で、なぜ整域であることに反するのかが分かりません。

関連するQ&A

  • 代数の問題についてです。

    以下の代数の問題について教えてください 1.Q(√2、√3、√5)=Q(√2+√3+√5)となることを示せ。 2.[Q(√2、√3、√5): Q]をもとめよ 3.√2+√3+√5のQ上の既約多項式(最小多項式)を求めよ 4.ωを x^2+x+1 の根としたときQ(3√2(以下、これは2の3乗根) 、ω)の自己同型写像であって3√2とωを入れ替えるものが存在するか? 5.F⊂B⊂E:体の塔、 B: f(x)∈F[x]のF上の分解体、 E: g(x)∈F[x]のF上の分解体 とする。 このとき、写像Ψ : Gal(E/F) → Gal(B/F) <σ → σ|B> は全射であることを示せ。

  • 代数の質問です。

    次のような問題があります。 F5[X]∋X3乗+X+1は既約元であることを示せ。 (5は小さく表示されています) そして生徒が授業で解いてた解答には次のように書いてありました。 X3乗をX^3と表わすこととします。 また、n+5Z∈Z/5Z=F5について、[n]=n+5Zと表わすこととします。 p(X)=X^3+X+1とし、既約元ではないと仮定します。 すると、p(X)は3次式だから、1次の因子を持ちます。 今、その1次の因子をXー[a]([a]∈F5)とすると p([a])=0 ところが、 p([0])=[0^3+0+1]=[1] p([1])=[1^3+1+1]=[3] p([2])=[2^3+2+1]=[1] p([3])=[3^2+3+1]=[3] p([4])=[4^2+4+1]=[1] だから、p([a])=0となる[a]∈F5は存在しないから、矛盾する。 以上から、X^3+X+1∈F5[X]は既約元である。 しかしなぜp([3])とp([4])だけ2乗の計算になってるのかが分かりません。 n+5Z∈Z/5Z=F5について、[n]=n+5Zもよく分からないのでできたら教えていただけないでしょうか? 勉強始めたばかりでまだ全然分からずに本当に申し訳ないです。

  • 大学の数学(代数)の問題です。

    問)群G1からG2への写像f:G1→G2は群準同型写像であるか。群準同型写像であるならばfの像Imf及び核Kerfを求め、群準同型写像でなければその理由を述べよ。(Snをn次対称群、Zは整数全体のなす集合あるいは加法群) (1)G1=S5、G2=Z;f(σ)=l(σ)(σ∈S5)。ここに、l(σ)はσを互いに素な巡回置換の積で表した時に現れる、長さの最も大きい巡回置換の長さ。 (2)G1=Z/9Z、G2=Z/3Z;f(x+9Z)=2x+3Z(x∈Z) です。誰かわかる方解答よろしくお願いします。

  • 代数(環論)の問題です。 分かる方お願い致します

    A=Z[X]をXを不定元(変数)とする一変数多項式、Bを任意の可換環であるとする。 (1) Zの元1をBの単位元1に対応させることによって、環の準同型写像Z→Bが定まることを示せ。 (2) Bから任意に元bを選ぶ、このときA∋Xをbへ移す準同型写像f:A[X]→Bがただ一つ存在することを示せ。このことにより、「A=Z[X]からBへの準同型写像全体のなす集合」をHom(A,B)と表すと、集合としての一対一対応       Hom(Z[X],B)≅B が成り立つことを示せ。  (3) F∈Z[X]が生成するイデアル(F)⊂Z[X]について剰余環Z[X]/(F)を考える。準同型写像f:Z[X]/(F)→Bと、 剰余に関する標準全射π:Z[X]→Z[X]/(F)を合成することにより、対応f∘π:Z[X]→Bが得られる。「Z[X]/FからBへの準同型写像全体のなす集合」をHom(Z[X]/(F),B)と表す時、上に述べた対応f→f∘πにより、Hom(Z[X]/(F),B)は、Hom(Z[X],B)の部分集合になること示せ。 (4) 小問(3)の包含関係Hom(Z[X]/(F),B)⊂Hom(Z[X],B)と、小問い(2)で与えた集合としての一対一対応関係Hom(Z[X],B)≅Bから、       Hom(Z[X]/(F),B)≅{b∈B|F(b)=0} なる一対一対応ができることを示せ。 (5) 次の集合の元の個数をそれぞれ求めよ。 Hom(Z[X]/(X^4-2),Q),Hom(Z[X]/(X^4-2),R),Hom(Z[X]/(x^4-2),C)

  • 既約について(代数学)

    代数学の問題なのですが、 f(x)=x^3+ax+1(a≧1)とする。 f(x)∈Z[x]はQ(有理数)上で既約である事を示せ。 なんですが、これはf(x)がZ(整数)上で既約であることを示せばいいのですか?それとも直接Q(有理数)上で既約であることを示せばいいのでしょうか?できれば、解き方を教えてください。お願いしますm(__)m

  • 代数学の質問です。

    F5[X]∋X3乗+X+1は既約元であることを示せ。 という問題が分かりません。 できれば詳しくお願いします。

  • 代数学の問題なんですが…

    (1)Q[x]において{f(x)∈Q[x] | f(√2)=0}はイデアルか? (2)2は{a+b√-5 | a,b∈Z}において規約元か? (3)可換環Z/12Zのイデアルとその包含関係を書け (4)Q(√2)(={a+b√2 | a,b∈Q})からそれ自身への環準同型をすべて書け。 (5)Rを環、IをRの両側イデアルとする。  R/Iの元a+Iとb+Iの和をa+b+I、積をab+Iとするとこの和と積は  代表元a,bの取り方に依存しないこと(即ちWell-defind)であることを示せ 代数学がちょっと苦手なので簡単な問題かもしれませんが どうかご指南おねがいしますm(_ _)m

  • 環の準同型写像について

    R,R'を環とします. 写像Φ:R→R'が任意のRの元x,yに対して Φ(x+y)=Φ(x)Φ(y) Φ(xy)=Φ(x)Φ(y) を満たすとき,Φを環における準同型写像といいますが,具体的にはどのような写像が考えられるのでしょうか? 出来ればΦが全単射になるもの,すなわちRとR'が環として同型となるようなものを教えていただけると助かります. これが分からないために上手い例を考えられず困っています. 詳しい方よろしくお願いします.

  • 応用代数の環に関する問題です。

    応用代数の環に関する問題です。 Rを区間[0,1]上で定義された実数値連続関数の全体とする。このとき、Rの任意の2元f, gに加法"+"と乗法"・"を (f+g)(x)=f(x)+g(x) , (f・g)(x)=f(x)g(x) (∀x∈[0,1]) で定義すると、Rは環となる。さらに、任意のc∈[0,1]を固定し、f(c)=0となるRの元fの全体をJcとする。このとき、JcはRの極大イデアルとなることを示せ。 ただし、準同型定理と 「Iは極大イデアル⇔R/Iは体」を使ってよい。 この問題を教えてください。お願いします。

  • 代数学の質問です

    K,K'を体、σ:K→K'を環同型写像とします。K上の多項式環K[X]の元f(X)の最小分解体をLとします。K'[X]の元fσ(X)のK'上の最小分解体をL'とすると、σは環同型写像τ:L→L'に拡張される、つまり、制限写像τ|K=σとなる事を示して欲しいです。 ただし、f(X)=ΣaiX^i(aiはKの元)に対して、 fσ(X)=Σσ(ai)X^i(σ(ai)はKの元)です。