• ベストアンサー

二酸化炭素による温室効果について

温室効果の大きな要因はCO2である。と一般的に言われていますが、(そうでないと言う説もありますが)、 空気の組成を見てみると、CO2の割合は体積比で約0.03%しかありません。 この小さな割合によって地球全体が温暖化する程の温室効果に繋がるものなのでしょうか? 仮にCO2が0.03%から20%に増加している。と言うなら直感的に理解できるのですが。。 全く知識がありませんので、どなたかやさしい解説を頂ければと思います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.5

補足・お礼中にある「断熱効果」と言う言葉が非常に気になります。 断熱性のために温暖化が起こっているというのは何というか、語弊がありますね。 二酸化炭素は確かに気体ですから、ほかの気体と同様の断熱性があります。 (熱を伝える性質が低い) しかし、温暖化は「熱」が伝わらないために起こることではありません。 太陽から地球に降り注いだエネルギーと同じだけ地球は宇宙に向かってエネルギーを放出しています。 そのうち、主として赤外線として放出する「熱放射」という現象があるのですが、 二酸化炭素はこの熱放射を吸収する性質があります。 これを「温室効果」と呼びます。なお、地球の温室効果そのものの主要因は水蒸気です。 しかし、人為的要素による平均気温上昇はCO2排出増加に伴うものであると考えられています。

nico-papa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 CO2は熱放射を吸収する性質があるので、これが増加すると熱放射で宇宙に向けて放出されるエネルギーが閉じ込められる。という事なのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • MOMON12345
  • ベストアンサー率32% (1125/3490)
回答No.4

#3回答者様が的確に書かれていますので、別の方向から。 海水は地球上に沢山あり、その海水中には沢山の二酸化炭素が溶けています。 海水温度が上がるとその二酸化炭素は大気中に放出され、海水温度が下がると逆の事が起きます。 卵が先か鶏が先かみたいな話なのですが、何らかの原因で海水温度が上がると大気中の二酸化炭素濃度も上昇するというわけです。 もちろん海の中でも炭酸ガス濃度の違いによる変化は起きますが、それは割愛します。 こうした帰還ループみたいなものが出来るので、気候変動が一定方向を向いてしまうと大きな影響になる可能性が高いわけです。

nico-papa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ビールの泡を思い出しました。冷えている時より温まって来るとたくさん出ます。 二酸化炭素の濃度上昇は解るのですが、二酸化炭素の濃度上昇->温室効果、と言うのが良く解っていません。二酸化炭素の断熱効果が高いって事でしょうか??

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.3

きっと数値の扱いにあまり慣れていないんですね。 0.03%と聞くと、ごく微量で取るに足らない数値のように思えます。 例えば二酸化硫黄は0.5ppmで臭いを感じることができるそうです。 それをパーセントに直すと0.00005%です。 つまりヒトですら0.00005%の濃度でも、それなりの影響を与えることができます。 そして二酸化炭素濃度の10分の1の0.003%でもかなり危険な状態になります。 数値は“割合”だけでは決められないということです。 では二酸化炭素の影響を大げさに言うなら… #1様のデータをそのまま使うと、産業革命以前は0.028%だった二酸化炭素濃度が0.038%になったとのこと。 つまり1.36倍に増えたことになります。 日常生活で3割り増しと聞いたらどうでしょうか? タクシーの深夜料金の2割り増しですら、かなり大きいと思いませんか? これは単純計算で二酸化炭素による温室効果が3割り増しということです。 (もちろん複雑な要因が重なり合いますから3割り増しではないですけど) 多少は直感的に理解できたでしょうか?

nico-papa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >産業革命以前は0.028%だった二酸化炭素濃度が0.038% という数値を知りませんでした。 全地球の大気がこれだけの割合変化すると言うのは大きな事ですね。 直感的にわかりました。 ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

「温室効果の大きな要因」は CO2 ではなく H2O です (温室効果全体の少なくとも 80 %, 人によっては 95 % 以上が H2O) が, 最近の「平均気温上昇」の原因として CO2 を挙げる人は多いです. もっとも, 地球史の立場でいえば CO2 の濃度が 0.03 % だと「少ない」方なんですけどね. あと, この手の話題で CO2 が出てくる理由の 1つとして「CO2 ならまだ人間がコントロールできるかもしれないが, H2O は全くコントロールのしようがない」ということも挙げられるでしょうか.

nico-papa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 H2Oと言う話は知らなかったです。これは大気中の水蒸気と言う意味に捉えてよろしいでしょうか? H2Oが主要因だとすると、これが増えた原因は何なのでしょうか? H2Oがコントロールできないという意味からすると、人間の活動以外の要因の様に思われますが。

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.1

産業革命以前は0.028%だったものが、0.038%以上になっていると言うのが通説です。 循環を続けている大気全体の中の数字なので、大きいと言えば大きい数字ではあります。 勿論、その温暖化効果は高々1℃になるかならないかと言った所ですが、人間の文明と言うものが極めて脆弱な体質を持っているので、2℃3℃と言ったら大変な事になると騒いがれています。 体温が1℃上がれば、一寸風邪かと病院に行く人がいるし、大した事はないとほっとく人も居ます。

nico-papa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >産業革命以前は0.028%だったものが、0.038%以上 という事は知りませんでした。割合的には随分増えているのですね。 この増えた分で地球全体が1℃も上昇する程、CO2は断熱効果が高いという事なのですね。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 空気より重い二酸化炭素がなぜ温室効果に?

    地球温暖化はCO2が地球の周りを覆い温室効果が強くなるため、と聞いていますが、そもそもなぜ空気より重いCO2が上空を覆うことになるのでしょうか?

  • 二酸化炭素 CO2 排出削減?

    地球の大気成分体積比(%) 窒素 N2 (78.084)  酸素 O2 (20.9476) アルゴン Ar (0.934) 二酸化炭素 CO2 (0.032) こんな0.1%にも満たない気体の排出削減をして何か意味あるの? CO2増加で温暖化と言うが、全体の大気成分比でCO2が0.001%でも上がれば 温暖化になると言われるメカニズムを教えて下さい。

  • 温室効果ガス削減目標

    温室効果ガス削減目標の何%削減というのは、その時点と比べて、「排出量」をその割合減らすということですよね?「地球上にある温室効果ガス」をその割合減らすというのは流石に無理ですもんね、、 一回出た温室効果ガスは永遠に地球上に残り続けるのでしょうか。 最初のは一応確認したかっただけです。その確認と次の質問に答えていただけると嬉しいです。

  • 5万t-CO2の二酸化炭素ガスと同等の温室効果を有する亜酸化窒素ガスの質量

    原子量を炭素12、窒素14、酸素16とし、亜酸化窒素ガスの地球温暖化係数を310とするとき、5万t-CO2の二酸化炭素ガスと同等の温室効果を有する亜酸化窒素ガスの質量を求めるにはどうしたらよいのでしょうか。 単純に、 5万t÷310=5,000/31 t でいいのでしょうか。

  • 温室効果ガス

    現在、H25.7.27(日)に行われる第16回環境社会検定に向けて勉強しています。 それに伴いまして、標記の件に関する質問を2点させて頂きます。 1. 温室効果ガスが全く無い場合、地球の平均気温が約15℃から-20℃前後に下がるのは何故でしょうか? 2. 温室効果ガスの種類には、二酸化炭素CO2、メタンCH4、一酸化二窒素(亜酸化窒素)N20、フロンガス等が有りますが、特に二酸化炭素が地球温暖化への影響が最も大きいのは何故でしょうか?

  • 二酸化炭素削減の温暖化抑制効果について

    地球温暖化防止のため、京都議定書では、日本は二酸化炭素換算の温室効果ガス排出量を基準年の6%削減することとされています。 現在、様々な説があり、京都議定書に疑問を投げかける声も多く聞こえてきますが、自分なりに整理して考えたいと思っています。 そこで、仮定の話に意味がないことを承知の上で、次の条件を設定した場合の2050年の地球の平均気温が、基準年と比べて何度増減しているのか、参考となる文献、知見をご存知の方がいらっしゃったらご教示していただけないでしょうか。 ・産業革命以降の地球の平均気温の上昇は、全て、排出される温室効果ガスの増加の影響によるものとする。 ・議定書批准国の温暖化ガス総排出量が地球全体の60%とし、批准国各国の平均で基準年の5%を削減したとする。(イコール地球全体で3.0%削減されたとする。) ・その状態が2050年まで維持できたとする。(中国を含めた途上国の排出量増加は考慮せず、地球全体の総排出量が一定であったとする。) 管理人様及びこの質問をお読みになった方へ  この場で議論するつもりは毛頭ございません。あくまで個人的に知見を広げたいがための質問です。削除したり、不毛な議論を投げかけたりしないよう、切にお願い申し上げます。  

  • メタンガスの温室効果について

     IPCCにおいて二酸化炭素が地球温暖化の原因である ことについて多くの科学者が懐疑的な意見を持 っていることを知りました。  そこでお聞きしたいのですが仮に二酸化炭素が温室効果の一因でないのならばメタンガスはどうなんでしょう。どなたか精通していらっしゃる方がいればお願いします。

  • 温室効果ガスの原理が解らないです。

    地球温暖化の原因の一つとして二酸化炭素などの温室効果ガスが増加してるということですが、二酸化炭素やメタンになぜ温室効果があるのでしょうか? 大気の温度は太陽から受ける熱と地球自体の熱で上昇し、また地球から宇宙に放出する熱で均衡が保てるのですよね。 で、太陽からの熱も地球から放出する熱も宇宙空間は真空ですから熱伝導でなく赤外線という光によるものと思いますが、二酸化炭素は無色透明なので赤外線はそのまま通過して吸収できないと思いますが、どういう原理で二酸化炭素は熱を溜め込み温暖化になるのでしょうか。

  • 地球温暖化防止に原発は貢献しているのか?

    原発の存在理由としてCO2を出さない為に地球温暖化防止に貢献していると言われている。 CO2の増加が地球温暖化の原因がもはや常識となっている。 そこで質問です。 まず調べてみるとCO2の大気組成は0.03%である事がWEBの理科年表で知る事が出来ました。 Wikiに至っては「微量」と表記されています。(今は更新されたでしょうか) これ程少ない割合のCO2は果たして地球温暖化の要因になっているのでしょうか? 次に原発は運転中もそして使用済み核燃料も海水を使って冷却していますが、使用済み核燃料についても3~5年冷却し続けるとの事です。(常温になるまで30年かかると言う話も聞きました) これは海水を温めると言う形で地球を温暖化しているのではないですか?

  • 大気の組成について

    最近の情報でも大気の78%が窒素、21%が酸素であり、今問題になっているCO2は0.035%です。(体積比) この様な小さな数字のCO2が地球温暖化の原因になっているのでしょうか? 又以前はCO2の体積比はもっと小さかったのでしょうか?