複素関数の導関数と積分について

このQ&Aのポイント
  • f(z)=z^2-3z+2の導関数は2z-3で良いですよね。
  • 複素関数において、曲線Cに関する積分は{2x-3+i(2y)}dzとなりますが、虚数部が(2xy-3y)になっていません。なぜでしょうか?
  • f(z)=(x^2-y^2-3x+2)+i(2xy-3y)の導関数は2z-3であり、曲線Cに関する積分は(x^2-y^2-3x+C)+i(4xy-3y)となります。
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複素関数の1例について質問

複素関数の1例について質問 f(z)=z^2-3z+2 のとき、その導関数は f’(z)=2z-3     で良いですよね。 逆に、曲線Cに関する積分は、(cの表示は省略) ∫f’(z)dz=∫(2z-3)dz=z^2-3z+C となるので良いと思います。 ここで、z=x+iy と置いて同様のことをすると、 f(z)=(x+iy)^2-3(x+iy)+2 =(x^2-y^2-3x+2)+i(2xy-3y) f’(z)=∂u/∂x+i∂v/∂x     =2x-3+i(2y)     (=2(x+iy)-3=2z-3) で良いですよね。 逆に、曲線Cに関する積分は、(cの表示は省略) 一般に ∫f(z)dz=∫(udx-vdy)+i∫(vdx+udy) なので、 ∫{2x-3+i(2y)}dz =∫(2x-3)dx-∫2ydy+i∫2ydx+i∫(2x-3)dy =x^2-3x-y^2+C+i(2xy)+i(2xy-3y) =(x^2-y^2-3x+C)+i(4xy-3y) となりましたが、 虚数部が(2xy-3y)になっていません。 何故でしょうか? ご教示、よろしくお願いします。

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  • alice_44
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回答No.3

∫f(z)dz = ∫(2x-3)dx - ∫2ydy + i∫2ydx + i∫(2x-3)dy までの部分には、特に問題は無い。 その先で ∫2ydx や ∫(2x-3)dy を計算するとき、 (x,y) は曲線 C 上にあるのだから、 x と y の間には C が定める依存関係があり、 ∫2ydx = 2y∫dx などと計算してはいけない。 C が定める y = g(x) を代入して、 ∫2ydx = 2∫g(x)dx のようにしなければならない。

mtudent
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 そうですね。おかげで、問題の本質が見えました。 ∫(2x-3)dyも、Cが定めるx=h(y)を代入して、 ∫{2h(y)-3}dy のようにするのですね。 Cはいろいろな曲線なので、Cだけでは (x^2-y^2-3x+2)+i(2xy-3y)という原始関数に たどり着かないみたいですね。 そこで、Cを始点0、終点z(z=x+iy)を結ぶ曲線としてみました。 ただし、x軸上を0からxまで進み、そこからy軸に平行にzまで進む折れ線とします。 すると、 ∫[0,z]f(z)dz=∫[0,x](2x-3)dx-∫[0,y]2ydy            +i∫[0,x]2・0dx+i∫[0,y](2x-3)dy            =(x^2-3x)-y^2+0+i(2xy-3y) となってくれました。 納得できました。

その他の回答 (2)

  • 178-tall
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回答No.2

>一般に ∫f(z)dz=∫(udx-vdy)+i∫(vdx+udy) なので、 >∫{2x-3+i(2y)}dz >=∫(2x-3)dx-∫2ydy+i∫2ydx+i∫(2x-3)dy    ↓  = (x^2-3x+yC1) - (y^2+xC2) + i(2xy+yC3) + i(2xy-3y+xC4) とでもしておけば、Cauchy-Riemann が成立するよう {C1, C2, C3, C4} を決められませんか?    

mtudent
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 試しに、 (x^2-3x+2) - (y^2+0) + i(2xy-2xy) + i(2xy-3y+0) としてみましたら、一応コーシー・リーマン関係式は満たしていて、良いのかなーと 思いましたが、-2xyに変数xが入っていて、まずいんじゃないかと思いす。 うまく決められません。

noname#119424
noname#119424
回答No.1

∫{2x-3+i(2y)}dz =∫(2x-3)dx-∫2ydy+i∫2ydx+i∫(2x-3)dy これだとコーシーリーマンの関係式を満たしていない気が・・・。 左辺の実部をxで微分すると(2x-3) 虚部をyで微分すると∫2dx+(2x-3)   で∫2dxが0でない時点で コーシーリーマンの関係式を満たしていない。 他にも理由ありそうだがちょっと考えておく。 ともかく俺もちょっとこれにひっかかりそうだったので気をつけるべき。 ちなみに f(z)=z=x+yiとしても  君と同じようなやり方をすると ∫f(z)dz=∫xdx-∫ydy+i∫ydx+i∫xdy=x^2-y^2/2+2xyi≠z^2/2 となる。

mtudent
質問者

お礼

ご返答、ありがとうございます。 おっしゃる通り、コーシーリーマンの関係式を満たしていないですね。 となると、 ∫f(z)dz=∫(udx-vdy)+i∫(vdx+udy) の使い方が良くないのだろうか、こまりました。 とにかく、よろしくお願いします。

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