小沢元幹事長を支持する理由を教えてください。

質問

小沢元幹事長を支持する理由を教えてください。
よく資金集めがうまく選挙に強いとか聞きますが
それ以外にいいところは無いのでしょうか？
特に政策面であればお願いします。

私的な認識では鳩山政権の結果を見つめると日本国民全体の生活のことなんて
まったく重要視していない、もしくは援護するための具体的な方策などまったく
持ち合わせていないのではないのかと考えております。

回答No.12

dai1000

＞結構な大不況なんでやり方はともかく時間のかかる根本的な政策より先にばらまきから通すこと自体は正しいんじゃないかなということです。

その点についてですが、事業をするということをばらまくと言っているのならいいのですが、事業ではなく単純に個人に金をまくことを、ばらまくと言っているのなら、現下の政府の状況と日本経済の構造では、正しい政策だとは思いませんよ。

金を配るだけでは、景気が上向かないことは、日銀がいくら実質的な量的緩和をやっても、景気が上向かないことで分かると思います。金を使わなきゃ駄目なんですよ。しかも、この金は国内業者に回りやすい方法をとるべきです。したがって、日銀はとうとう、間接的ながら不動産を買う政策をはじめました。

ちなみに、事業に金を回すというのは、事業そのものが始まるには少し時間はかかるのですが、民間は重機や自動車などの購入を先回りでやりますし、大事なことは周辺地価の上昇にインパクトを与えて、銀行貸出の増額がはじまり、金融市場や株式市場への大きな影響を与えます。結局、政府が事業に金を回すぞ！というアナウンスメントを行えば、その事業の着手より前に金が勝手に動き出して、速やかに景気に影響を与えることになると思います。しかし、個人へ直接、金を回した場合は、今回、民主党政権が決まった去年の９月以降、株式市場が下落しましたように、効果があまりないことがはっきりしてしまいました。市場は不景気のために個人に金を流しても、貯金に回ってしまって、市場に金が流れてきにくい日本経済の構造を知っていたからだと思います。

結局、日本の景気は銀行貸出の増加率によるようですから、担保となる土地価格が上昇するかも？というような期待を醸成するような政策を打たないと景気に大きなインパクトを与えることができないのだと思います。一人一人に１万円を配るより、何千億円の金を一気に企業に回して、ビッグプロジェクトをやるから土地の手当てが始まるぞ！と、いうような期待をさせるような政策をまず行った方が、結局、景気へのインパクトも即効性も大きいということでしょう。

つまり、まずは、個人消費の力を信じるより、企業の設備投資の力（企業の消費）を信じた方がいいということだと思います。民主党は個人消費に重きを置く政策です。これでは、景気は良くならないと思います。

補足

企業と家計の両面から考えるとやはり両方大切だと思いますね。
＞市場は不景気のために個人に金を流しても、貯金に回ってしまって、
＞市場に金が流れてきにくい日本経済の構造を知っていたからだと思います。
「知って」いるのではなく「予測」したのでしょう。
民主党の総合的な政策が期待感を煽れない政策であったことは事実でしょうけど、
家計に流したお金のほとんどが貯金に回るというのは言い過ぎです。
子供手当ての効果に関しては未知数ですね、俺は反対だけど全否定はできない。
確実に言えるのは所得再配分としては不公平であることか。

最終的には金銭的に下の方に位置する人達に
より良い仕事を与えてより良い消費をしてもらうことが
最も大きな消費拡大になりうると俺は見ています。

そのためには長い目で見た場合、
根本的にはゆとり教育批判とはまた違う意味で
もっと教育を拡充することが最も重要であると思いますけど。

まじめに考えたわけではないですけど俺なら
職業教育に一気に金を突っ込んで家計と企業の双方を
助けるという政策を重視するかな。