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273KにおけるHeの圧力-圧縮因子プロットについて。

273KにおけるHeの圧力-圧縮因子プロットについて。 273Kにおいて、Heの実在気体の圧力-圧縮因子プロットを見てみると、 低圧下でも正の勾配を持っているようですが、 これの理由を上手く説明することができません。 分子間力が関係しているのだと思っているのですが、 どなたか簡単に説明していただけませんか?よろしくお願いします。

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  • c80s3xxx
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回答No.1

van der Waals の状態方程式で考えるといいでしょう. a が無視できる状況を考えます.すなわち分子間力が小さく,排除体積だけが問題になるという場合です.これは,He のようにもともと分子間力が小さく,しかもそれなりに高温である273K については受け入れられそうな仮定です. このとき,van der Waals 方程式は p(V-b)=RT となります.この式を変形すると,圧縮因子 Z は Z ≡ PV/RT = V(V + b)/(V^2 ? b^2) とできます.ここで,V>>bより,V^2 に対してb^2は十分に小さいとして (これは低圧でないとなりたたない) これを無視すると, Z ≒ 1 + b/V まで整理できます.さらに,pV≒RT (高温低圧ではだいたい正しい) ですから, Z ≒ 1 + bp/RT と,おおざっぱには書けるはずです. つまり,Z は一定温度では p=0 では Z=1 から p に対して1次関数的に増えていくはずです. そして,高温ほど傾きは小さくなることになります.

totocom
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