出来事を面白く話しをするコツはありますか？

質問

出来事を面白く話しをするコツはありますか？
わたしは、なんかいいネタを見つけて人に面白く（あるいは恐ろしく、感動するようにナドナド）話そうとしても、うまくその話しのよさが伝わりません。

例えば・・・
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今日すごく面白いことがあったんだ。
朝会社にくるときに、駅前でなにかの演説してたんだよね。

５０代も半ばくらいのおじさんが、「ありのままの姿で生きてこそ人は幸せです！」って熱く語ってたんだ。
その後も、自分を偽るのはやめましょう！とかね。

それで演説も終わりのころになって、最後に「みなさん、素の自分で生きましょう！」
って勢いよくガッツポーズをとった瞬間、頭のヅラが勢いよく落ちたんだよね。
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話し言葉ではこのように人にいいます。が、なんかおもしろさが伝わりません。
話自体が面白いかというのはさておき、こういう場合どのように伝えたらより面白くなると思いますか？
状況説明にどれくらい力を入れるのかなども大事だと思うのですが、詳細に話すとだれてしまうし。
順番も大事なのかなと思います。

■前フリとハードルについて

あとは、すごい面白いことがあったんだ！などと前フリをして期待感を盛り上げるというを聞くのですが、ハードルを上げたら上げたで、笑わせにくくなりませんか？

この話しの答えでなくても構いません。
人に話したいできごとを体験して、それを人に話すときに工夫していることなどあれば教えてください。

回答No.3

cyototu · ベストアンサー

＃２です。

冗談て解説するもんじゃないんだけど、せっかくの有名な狂歌なので是非笑って下さい。この狂歌のどこが面白いか。

世の中は濁ると澄むとで大違い　刷毛に毛がありハゲに毛がない

上の句は、世の中には濁った世の中と澄んだ世の中が在りますね、と入っています。すると聞いている人は、おっ、真面目なお説教の話しでもするのかな、と思ってしまいます。ところが、刷毛（ハケ）という澄んだ音の言葉には毛が生えていて、要するにケの字に恰もその毛が点々のように付いている。一方ハゲは音は濁っているが毛がないので点々が付いていないことになる。点々がないのにハゲ、点々が在るのにハケ、確かに音が濁っているのと濁っていない物の間には全く意味の大違いがある。この冗談は上の句の真面目さと、下の句の点々や毛が有る無しの大混乱を笑ってるのです。

ところで貴方が駅前のおじさんの話しが面白かったのは、前もって何か面白いことが起こると判っていなかったからですね。あんなに真面目な話をしていて、こちらまで引き込まれて真面目になっていたのに、予想外のことが起こった。だから面白かったんでしょう。前もって何か面白いことが起こると判っていたら、そんな真面目な話しを本気で聞いていないから、いざ面白いことが起こった時には、あっ、来た、と思っただけだと思います。その自分で経験したお可笑しみをその通りに相手にも体験させてやれば良いのです。

私はもう若くないので短期の記憶力が無くなり、人の名前を覚えておくことが凄く難しくなってしまいました。だから、名前を紹介されても数分後にはもう忘れて、また聞き直すような失礼なことを繰り返しています。でも、最近この失礼を失礼でなくする方法を見付けたました。初めて会った人に名前を聞く時に、私はいきなり「私には特技が在るんです」と真面目な顔をして言います。相手は、どんな特技の話しが出て来るんだろうと、真面目に待っています。ほんのちょっと間を置いて。「私は人の名前を絶対覚えることが出来ない特技を持っているんです」と言います。相手はそこで必ずガクッと来て笑ってくれます。その笑いと同時に「だから今後貴方の名前を何度でも聞き直すと思いますが、許して下さいね」と言って置きます。勿論、これは年寄りだけが出来るお笑いですが、これも上の例と同じような落としで笑ってもらっている訳です。

お礼

すみません、遅くなりました。
たびたび丁寧なご解説ありがとうございます。

狂歌というんですか、短歌の一種なのですね。
ちょっと皮肉ったおかしさがありますね。＾０＾
頭が寂しい人がいうとなおさら引き立ちそうです。

＞経験したお可笑しみをその通りに相手にも体験させてやれば良い

いわれてみると、話しがおもしろい知人は淡々と話しています。
笑いがおきた後に、たたみかけるように感情を入れたりしますけど。

要点をかいつまんで、感情の変化をつたえると面白そうだな～と思いました。

＞人の名前

わたしも人の名前を覚えるのが苦手です＾＾；

「特技。私は人の名前を覚えられず何度も聞くので、相手の方にはすぐに覚えてもらうことができます。」

なんてのもありでしょうか。

回答No.4

Mokuzo100nenn

＞今日すごく面白いことがあったんだ。

この出だしの一文が余計なんです。
二行目以降にシリアスな内容が控えていても、聞き手のの頭には最初の一文で、落ちを今か今かと待っている。
待っているところに、それなりの落ちがくるので、おかしさもそれなり。

もし、出だしの一文なしで話を始めると、聞き手の頭のなかでは落ちなど想定しない。そこでいきなり落ちるので「プッ」と噴き出す。落ちの面白さは意外性と比例するので前フリは不要ですね。

お礼

お返事が遅くなりました。

やはりそうなのですね。
変な前振りは余計でしたか＾＾；

「なんか面白い話しして！」

といわれて難しく感じるのは同じ理由かもしれませんね（笑）

回答No.2

cyototu

ほとんどの人は、驚きや意外性に出会った時に面白がります。その意外性を落ちと言います。落しどころが無いと滑稽な話しでも相手は笑ってくれません。

貴方の例では、かつらが落ちればおかしいに決まっているので、何の意外性も無い。だから、今日こんな面白い話があったんだよ、じゃ誰も笑ってくれないのも無理在りません。私なら、至って真面目な顔をしながら、今日こんな真面目な良い話しを聞いちゃったんだよ、と言いながらその真面目な深みを情熱を持って相手に伝えようと努力しますね。そして貴方の真面目さに相手を引き込んで行く。相手が真面目な顔をし始めたら、こっちの勝ちです。最後に思い切って意外な話しで相手をずどんと落す。相手も、こりゃ一本取られたと大笑いで一見落着です。

コツは、面白い話をするときはいつも真面目な顔をして相手の頭を貴方の狙っている方向とは逆な方向に持って行くことです。最後の落差が大きいほど相手は喜んでくれます。

最後に例題を一つ。

世の中は濁ると澄むとで大違い　刷毛に毛がありハゲに毛がない

上の句で一見説教じみた話しに持って行きながら、下の句でいきなりどすんと落す訳です。巧いでしょう。

補足

「人の目を気にせずありのままの姿で生きなさい」といった演説をしていた人が、ハゲを気にしてカツラで隠していたというところがオチだったんです。

面白い話しをするときは神妙な様子で話し始めるというのは非常に納得しました。

「○○さん、話したいことがあるんだ。」

なんて前フリでシリアスな雰囲気を醸し出すのも良さそうですね。

最後の例は私にはちょっと難しいようです。

ありがとうございました。

回答No.1

ktyln

感じ方には個人差がありますので、私の個人的な意見ですが。

話がやたら長いです。同じことを三回も言う必要がありますか？
（「ありのままの姿で」「自分を偽るのは～」「素の自分で」）
おじさんは三回言ってたかもしれませんが、
それをあなたが説明する為にそのまま三回言う必要がありますか？

状況のすべてを説明する必要はないんです。
現場検証や再現ビデオじゃないんですから。

「今日すごく面白いことがあったんだ。」も要らないですね。
面白いか面白くないかは話を聞けば判るでしょう。

私ならこう言います（関西弁で失礼）。
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今朝な、駅前で演説してたおっちゃんが
「ありのままの姿で、自分を偽らずに生きましょう！」
って言うた時、カツラが飛んでん。どないやねん。
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補足

ありがとうございます。

３回言ったのは、「ウソ偽りのない人←→カツラでハゲを隠す人」の前者を強調することでオチのインパクトが強くなるかなぁと思ったのです。

ですが状況を細かくいいすぎてだれてしまってたんですね。

いただいた回答例、キレがあって素晴らしいですね！