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全然という言葉の使い方について

neil_2112の回答

  • neil_2112
  • ベストアンサー率73% (196/268)
回答No.7

肯定文に「全然」を用いることは、少なくとも私の感覚ではおかしなことではありません。実際、そのような用例は戦前までは割と普通にあったのですから、そう思っている人は少なからず現在でもいることでしょう。 例えば漱石『坊ちゃん』では主人公が「生徒が全然悪いです」と喋っていますし、金田一京助『日本語の変遷』には「全然機械的な、純然たる生理的な変化」という用例もあります。例を挙げればきりがありません。シーンに関わらず、かつて「全然」は「全く」と同様の意味で使われていたのです。 私の感覚では、全然が常に否定語を伴うのが一般化してきたのはせいぜい戦後のある時期からのことです。現在それが優勢であることは十分理解していますが、個人的には質問中の用例は全く問題ありません。 若い世代の人々がそういう表現をするのはそれが目新しいから、つまり文法からのちょっとした逸脱を楽しむ感覚で使っているわけでしょうが、私の感覚では一種の先祖返りのようなもので、もちろん耳に障るようなことはありません。

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