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1)4で割って3余る素数が無限にあることを示せ.

1)4で割って3余る素数が無限にあることを示せ. 2)オイラー関数φ(n)について,以下を証明せよ. (1) pが素数のときφ(p^r )=p^r-p^(r-1). (2) mとnが互いに素ならばφ(mn)=φ(m)φ(n). (3) 自然数nに対し,φ(n)=n?_(p|n) (1-1/p) (積はnを割る素数をわたる).

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  • yoikagari
  • ベストアンサー率50% (87/171)
回答No.1

1) 以下回答では合同式を用いる。 意味がわからなければ下記サイトを参考にしてほしい http://www2.ocn.ne.jp/~atel.a/emath/mod.html 4n+3の形の素数がp_1,p_2,…,p_mのm個のみと仮定する。…○ N=4(p_1)(p_2)…(p_m)-1とおく。 N=4(p_1)(p_2)…(p_m)-1=(p_1){4(p_2)…(p_m)-1}+p_1 -1となるから、 Nはp_1で割り切れない。 N=4(p_1)(p_2)…(p_m)-1=(p_2){4(p_1)(p_3)…(p_m)-1}+p_2 -1となるから、 Nはp_2で割り切れない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ N=4(p_1)(p_2)…(p_m)-1=(p_m){4(p_1)…{p_(m-1)} -1 }+p_m -1となるから、 Nはp_mで割り切れない。 よってNはp_1,p_2,…,p_mのいずれでも割り切れない。…※ Nを素因数分解してみる。N=(q_1)…(q_k) ※よりq_1,q_2…,q_kはp_1,p_2,…,p_mのいずれとも異なる。…● Nは2では割り切れないから、q_1,…,q_kのいずれも2ではない。 q_1,…,q_kのいずれも4で割ると1余る素数と仮定する。 N=(q_1)…(q_k)≡1*1…*1≡1 (mod 4)となるが、 N=4(p_1)(p_2)…(p_m)-1≡-1≡3 (mod 4)だから不合理 よって、q_1,…,q_kのいずれかは4で割ると3余る素数となる。 それをq_wとする。 ●よりq_wはp_1,p_2,…,p_mのいずれとも異なっているが 4で割ると3余る素数すなわち4n+3の型の素数となるが これは○の仮定に反する。 以上より○の仮定が誤りで、4n+3の形の素数の個数が無限にあること がいえた。 2) (1) φ(p^r)=p^r-(1からp^rまでの整数のうちpの倍数の個数)=p^r-p^(r-1) (2) kをmより小さくmと互いに素な正の整数、hをnより小さくnと互いに素な正の整数とする。 「mh+nkはmnと互いに素になることがいえる。」・・・※ ※の証明 もしmh+nkとmnをともに割り切る素数pが存在すると仮定する。 mh+nk=ps mnが素数pで割り切れる。 pは素数だからm,nのいずれかがpで割り切れる。 nがpで割り切れるとき n=pu mh=ps-puk=p(s-tk)だからmhが素数pで割り切れる。 pは素数だからmまたはhがpで割り切れる。 mがpで割り切れるとき m,nがともにpで割り切れるのでm,nが互いに素であることに 反し不合理 hがpで割り切れるとき n,hがともにpで割り切れるのでn,hが互いに素であることに 反し不合理 ※の証明ここまで 「mh+nk≡mh'+nk' (mod mn)ならばk≡k'(mod m),h≡h'(mod n)」…○ ○の証明 mh+nk=mh'+nk'+mnv m(h-h')=n(mv-k+k')だからm(h-h')はnで割り切れる m,nは互いに素だからh-h'はnで割り切れる すなわち、h≡h'(mod n)がいえる。 n(k-k')=m(nv-h+h')だからn(k-k')はmで割り切れる。 m,nは互いに素だからk-k'はmで割り切れる。 すなわち、k≡k'(mod m)がいえる。 よって、k≡k'(mod m),h≡h'(mod n)がいえる。 ○の証明ここまで ※と○より Z(m)をmod mの既約剰余類、Z(n)をmod nの既約剰余類、Z(mn)をmod mnの既約剰余類とする。 k∈Z(m),h∈Z(n)をとる f:Z(m)×Z(n)∋(k,h)→mh+nk∈Z(mn) ※よりmh+nkは確かにZ(mn)の元であることがいえる。 また○よりfは単射である。 よってφ(m)φ(n)≦φ(mn)がいえる。 またZ(mn)の元wをとる wはmnと互いに素だから、wとm,wとnも互いに素である g:Z(mn)∋w→(w,w)∈Z(m)×Z(n) gは明らかに単射だからφ(mn)≦φ(m)φ(n) 以上よりφ(mn)=φ(m)φ(n)がいえた。 (3) nを素因数分解すると、n=π_[p|n]p^kだから(1),(2)より φ(n)=π_[p|n]φ(p^k)=π_[p|n]{p^k-p^(k-1)}=π_[p|n]p^k{1-(1/p)} =π_[p|n]p^k*π_[p|n]{1-(1/p)}=nπ_[p|n]{1-(1/p)}となり φ(n)=nπ_[p|n]{1-(1/p)}がいえた。

AIST1229
質問者

お礼

どうもありがとう御座いました!

その他の回答 (1)

  • B-juggler
  • ベストアンサー率30% (488/1596)
回答No.2

このレベルで丸投げは良くないけど・・・。 代数学かな? 講義ででてくることだと思うけどね・・・。 ちゃんと調べたりして理解できればね♪ 丸呑みしちゃあダメですよ。 ちゃんと説明してくださっていますので、よく読んで 理解をしてくださいね。 「4で割って3余る素数は無限にある」 これは、シンプルに、自明でも構いません。 素数は必ず「4n+1」か「4n-1」で表されることが分かっていれば。  #nは自然数ね。 後は2だけだけど、2は4で割って3余りはでないからね。 オイラー関数は、重要だけど、この辺は講義でやるはずだよ~。 私の講義ではほとんどあつかわないけれども(代数学の非常勤講師です)。 整数論が絡んでくるのかな? どっちにしても大事なことだからね。 書かれてあることを理解するように、がんばってください。 ポイントは、私につけてはダメよ。No.1さんにあげてくださいね。 ちゃんと締め切るようにしてね m(_ _)m がんばってください。

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