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酵素の活性
粗抽出液に含まれる酵素と精製酵素との違いは何ですか? また、粗抽出液の酵素の活性を測定する場合、精製酵素に比べ注意しなければいけないことがあれば教えてください。
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酵素自身は違いません。純度、夾雑物の存在割合の違い(あるいは比活性の違い)です。何から抽出したどんな酵素かにより取り扱いは随分異なります。 一般的には、粗抽出液の場合、プロテアーゼの混入、阻害物質の混入、基質の混入(基質自身も阻害剤になりえますが)、補因子の存在などを考慮しなければならない場合があります。その酵素がプロテアーゼの場合、却って精製すると自食作用が強く出てきて、活性が弱まってしまうことがあったりもします。 このように酵素により case by caseですので、取り扱いには、その酵素の性質を良く調べておく必要があります。
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お礼
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