• ベストアンサー

酵素の活性

粗抽出液に含まれる酵素と精製酵素との違いは何ですか? また、粗抽出液の酵素の活性を測定する場合、精製酵素に比べ注意しなければいけないことがあれば教えてください。

noname#6402
noname#6402

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

 酵素自身は違いません。純度、夾雑物の存在割合の違い(あるいは比活性の違い)です。何から抽出したどんな酵素かにより取り扱いは随分異なります。  一般的には、粗抽出液の場合、プロテアーゼの混入、阻害物質の混入、基質の混入(基質自身も阻害剤になりえますが)、補因子の存在などを考慮しなければならない場合があります。その酵素がプロテアーゼの場合、却って精製すると自食作用が強く出てきて、活性が弱まってしまうことがあったりもします。  このように酵素により case by caseですので、取り扱いには、その酵素の性質を良く調べておく必要があります。

noname#6402
質問者

お礼

わかりやすい回答、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 酵素活性の比較

    いつもお世話になっています。 動物組織から精製したタンパク質について酵素活性を測定しています。 酵素はモノアミンオキシダーゼという酵素で、基質はbenzylamine hydrochloride です。 緩衝液にはk-phosphate pH7.4を用いています。 250nmの吸光度変化を測定し酵素活性を求めているのですが、吸光度はリニアに変化しており、きちんと測定できているように思います。 しかし、結果が思うようではありません。 コントロールでもうまくいかないのです。 これは計算方法も間違っているのではないかと思い質問しました。 精製前のタンパク質と精製後のタンパク質の酵素活性を測定し比較する場合、mg proteinあたりの酵素活性を求めて比較するということで良いのですか? それとも、タンパク質のTotal volumeをかけてTotal同士を比較するものなのでしょうか。 どなたかご教授お願いいたします。

  • 酵素の精製について

    酵素の精製について、個人的に興味があって勉強をしています。 カラムを使用した酵素の精製では、溶出液の酵素活性を測定するとともに タンパク質を定量するとのことですが、 (1)酵素活性だけでなく、タンパク質も定量するのは比活性を求めるためですか? (2)一般的に、比活性がどのくらいになれば精製ができている、というような 値があるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 酵素活性測定のポジティブコントロールは?

    マウス肝臓から租酵素抽出液を作り、脂肪酸合成酵素の活性測定を行っています。実験には必ずポジティブコントロールとネガティブコントロールが必要だと聞いています。 ネガティブコントロールは酵素液を含まないもので活性を測ればいいのだと思いますが、この場合何をポジティブコントロールにしたらいいのでしょうか?実験キットとしてポジティブコントロールの試薬があればいいのでしょうが、今測定している酵素は現在調べた限りでは市販しているものではないようです。 酵素活性測定をしている他の文献を当たってみたのですが、そこで何をポジティブとして用いているのかよく分かりません。ポジティブコントロールなしでは実験の信頼性がないのではないかと思って困っています。

  • 酵素活性がない!?

     ある植物由来のタンパク(酵素)を大腸菌内で発現させて取り出し、酵素活性を測定したのですがまったくありませんでした。詳しい情報は以下の通りです。 遺伝子の鎖長:約800bp 使用したベクターDNAと大腸菌の組み合わせ: (1)pQE30×M15[pREP4] (2)pET26b(+)×BL21(DE3) (3)pET32b(+)×BL21(DE3) 発現条件: 37℃で培養しO.D.600=約0.6のとき1mMになるようにIPTGを添加し、25℃で培養。 その後、タンパクを抽出し、Ni NTA Agaroseカラムで精製しました。SDS-PAGEによる確認でも目的タンパクが発現していること、精製ができていることを確認しています。活性測定はその種類の酵素では一般的に用いられている方法で行っているので問題はないと思われます。 どなたかよろしくお願いします。

  • 酵素活性

    現在リパーゼの活性を測定するにあたり、基質にOD405で測定するフェニル物質を使用しています。このモル吸光係数は18.5cm/umolです。 また基質を16.1mg、緩衝液などで35mlメスアップしています。これを0.95ulに酵素0.05で反応させ活性を調べたいのですがunit/mlの計算方法が分かりません。誰かお願いします。ちなみに1分間に1umolの基質を分解するのに要する酵素活性を1unitと定義しています。

  • 酵素活性 バッファー

    線虫内の酵素活性を測定しようと思っています。 とても基本的なことになるのですが、 酵素活性を測定するバッファー類は、古いもの(1年前)を使って測定してもいいものなのでしょうか? 私は、確か、酵素活性はフレッシュなバッファーが基本と聞いた覚えがあるのですが、正しいでしょうか? 新しいラボに来て、古いバッファーを使ってやっているのです。 今までそれでやったできていたから、と言われたのであまり強くいえないですし、自分の情報もあやふやですので。 活性測定などをされているかた、教えてください。 おねがいいたします。

  • 酵素活性

    酵素活性を測定するのに緩衝液を用いるのはなぜですか? あともうひとつ質問があるのですが...→ 酵素-基質の反応時間(横軸)と吸光度(縦軸)との関係をグラフにプロットすると時間の結果とともに吸光度が直線にならず、低下してきました。そのようなグラフの形になったのは時間経過とともに基質の量が酵素量に対して足りなくなったからですか?!また、それ以外にもグラフ後半がそのように平行になった理由は考えられるでしょうか?

  • 酵素活性の測定

    酵素活性を測定をしたのですが、予想よりも活性が低いという結果が得られました。 そこで、その酵素が本来有している活性自体が低いのか、あるいはサンプルに含まれる酵素の内、活性を持っているものが少ないのか(強制発現させた組み換え体を用いているため)を見分けたいのですが、どのような方法があるでしょうか?

  • 硝酸還元酵素(NR)活性について

    NR活性度を吸光度計で測定する際に、酵素液にNADHを反応開始液として入れました。なぜNADHをいれると反応が開始されるのですか?

  • 活性酵素が悪い!?

    あるネットのコラムに次のような書き込みがありました。 ■活性酵素とは  活性酵素とは、人体内で酵素が使われたこときに生じる”酵素”の一種。人間の身体に取り込まれて燃焼した酵素の1~2%がこの活性酵素になるのです。  本来、活性酵素は殺菌や消毒作用などを持つ身体の役に立つ物質です。しかし、過剰な活性酵素は体内の脂質などを酸化(サビ)させたり、細胞膜やDNAなどを傷つけてしまうのです。このことが老化や病気の原因になると言われています。  酵素は血液によって全身の細胞に運ばれます。したがって、活性酵素は身体中のどこでも発生し、身体を攻撃しているのです。特に、酵素をたくさん必要とする脳や心臓は、血が多量に運ばれるため活性酵素も多量に発生します。その結果、脳出血や動脈硬化、心筋梗塞の原因になってしまうのです。アルツハイマー病も例外ではなく活性酵素が影響を与えると考えられています。  これって、活性酸素の間違えのような気もするのですがどうでしょうか。  知識をお持ちの方のご意見をお願いします。