日本に国際石油資本(メジャー)がないのはなぜ?

このQ&Aのポイント
  • 日本にはなぜ国際石油資本(メジャー)が存在しないのでしょうか?アメリカ(エクソンモービルその他)、イギリス(ブリティッシュペトロリアム)、フランス(フランス石油)、オランダ(ロイヤルダッチシェル)、中国(ペトロチャイナ)、ロシア(ユノカル)といった国々には国際石油資本が存在していますが、なぜ日本には存在しないのでしょうか?
  • 国際石油資本を保有する国は、戦勝国であることが多いことに注目します。アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、中国、ロシアはすべて戦勝国です。これに対して、日本には国際石油資本が存在しないのはなぜでしょうか?
  • 戦後の日本はアメリカに負けて占領下に置かれ、属国となりました。そのため、日本の石油商社はアメリカの国際石油資本を通じて石油を購入していると考えられます。この影響で、日本の消費者は高い石油を買わされている可能性があります。また、かつて田中角栄元首相が中東諸国と直接取引しようとした際に、ロックフェラー家の逆鱗に触れてしまい、政治的な圧力を受けたというエピソードも存在します。詳しい経緯はわかりませんが、これらの要素が日本に国際石油資本が存在しない理由の一部ではないかと考えられます。
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日本に国際石油資本(メジャー)がないのはなぜですか?

日本に国際石油資本(メジャー)がないのはなぜですか? アメリカ(エクソンモービルその他)、イギリス(ブリティッシュペトロリアム)、フランス(フランス石油)、オランダ(ロイヤルダッチシェル)、中国(ペトロチャイナ)、ロシア(ユノカル)があります。 よくよく見ると全て戦勝国ですね。そういえばドイツもありません。(戦勝国が利権を独占?) 日本はアメリカに負けて占領下に置かれ属国になりました。 ゆえに、アメリカのメジャーを通して日本の石油商社が買うので我々消費者は高い石油を買わされているのでしょうか? 故田中角栄元首相が中東諸国と直接取引しようとしたらロックフェラーの逆鱗に触れロッキード社から5億円の賄賂を送られ権力の座から突き落とされたという話を本で読んだことがあります。 詳しい方教えてください。

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  • key00001
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回答No.2

> ロシアと中国は特別にロックフェラーやロスチャイルドに認められたということですか? 「違うルール」の「資源大国」だから・・・。(^_^;) 日本も、領海内で日本の資本で、大規模油田でも発掘出来たら、理屈上はメジャーの仲間入りは出来る可能性は有りますヨ。 しかし、仮に日本で油田でも発見されたら、石油メジャーが米政府に圧力を掛けて、政治干渉するなど、あらゆる手を尽くし、石油メジャー傘下に収めようとするでしょうね。 ただ、これはルールが同じ国の中だから出来るコト。 このルールは共産圏などには及びません。 あるいは、中東では、戦争を仕掛けてでも、介入しましたけどね。 さすがのアメリカや石油メジャーも、石油利権だけで、ロシアや中国に攻め込んで、第三次世界大戦を引き起こすワケには行かないでしょう。 ロシア・中国は、アメリカと対抗して行く上では、経済成長し国力を増さねばなりません。 しかし経済成長の上で、原・燃料の上流を抑えなければ、最終的にアメリカの下位に甘んじることになることなども百も承知。 広大な領土には、資源はありましたが、肝心の採掘資金や技術が乏しく、(国の規模の割には)細々と採掘していました。 大規模にやろうとすれば、外資、即ち、メジャーを中心とする自由主義国の資金・資本・技術が流入し、利権を牛耳られるから。 ロシア・中国には、こういうジレンマがあったんです。 その様な中、1990年代以降、英米が中東の利権を拡大し、更に石油価格などの統制力を著しく高めました。 しかし・・・高め過ぎ、儲け過ぎちゃったんですな。 価格を高騰させれば、同時にロシアや中国などの産油国にも利益が流れ込み、その金で更に発掘資金などを手に入れて、現在の様に伸長したんですよ。 その結果、たとえばCO2排出削減など新たなロジックを持ち込んで、ロシアや中国の経済成長を妨げようとしてるワケです。 地球が温暖化してるかどうかも定かには判らない。 温暖化しているとしても、CO2削減が、地球温暖化に効果があるかも判らない。 そもそも人類には、惑星の気候などを制御する能力なんて無いんだから。 そんなバカげたコトを、自由主義国各国の首脳が、真顔で「やる!」って言ってるのは、そういう理由です。 後進国には「排出権を売れば儲かるヨ!」って言う、手土産までは用意したんですけどね。 別に欧米から資金を貰わなくても、中国やロシアからも、潤沢に資金が流入する様になりつつありますから。実際、中国はアフリカなどへの資金提供は活発です。 そうなりゃ、ようやく石油メジャーの呪縛から開放されそうな国々は、賛成するワケもないです。

goldget
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >その様な中、1990年代以降、英米が中東の利権を拡大し、更に石油価格などの統制力を著しく高めました。 >しかし・・・高め過ぎ、儲け過ぎちゃったんですな。 >価格を高騰させれば、同時にロシアや中国などの産油国にも利益が流れ込み、その金で更に発掘資金な>どを手に入れて、現在の様に伸長したんですよ。 納得しました。 >その結果、たとえばCO2排出削減など新たなロジックを持ち込んで、ロシアや中国の経済成長を妨げ>ようとしてるワケです。 面白い指摘ですね。でもこれって「諸刃の剣」のような気がしますが、結局、CO2排出削減で米英も縛られてしまうのですから。何か抜け道でもあるのでしょうか? >そもそも人類には、惑星の気候などを制御する能力なんて無いんだから。 >そんなバカげたコトを、自由主義国各国の首脳が、真顔で「やる!」って言ってるのは、そういう理由です。 なるほど、なるほど。 >ようやく石油メジャーの呪縛から開放されそうな国々は、賛成するワケもないです。 仰るとおりですね。

その他の回答 (1)

  • key00001
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回答No.1

日本を主体に世界を考えるのは間違いだと思いますよ。 石油メジャーの成立は、20世紀初頭で戦前ですし、いきなり「ポン!」と出来たワケでは無く、起源を辿れば、産業革命後、大量生産の時代が始まると共に、ロックフェラーやロスチャイルドなどの巨大資本家が、いち早く、あらゆる「上流」(アップストリーム)を抑えに掛かったんです。 これは石油に限らず、食糧などでも同じで、穀物メジャーなども存在します。 上流を握ると言うことは、言わば「世界の蛇口」を握ると言うことです。 流通量を統制するコトで、価格を牛耳ることが出来るし、蛇口を絞られたら、一国の経済なども成り立ちません。 開戦当時の軍艦や戦闘機の生産数や保有数では、アメリカには及ばぬものの、日本は決して格段には見劣りしなかったんですよ。 しかし、第二次世界大戦末期の時点での産油量は、アメリカは日本の1000倍。 ゼロ戦が、片道の燃料しか搭載せず(出来ず)、出撃せねばならない状況も、敗戦の原因の一つでした。 日本が、川上戦略の重要性に気付いた時には、時すでに遅しだったと言うことかと思います。

goldget
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >石油メジャーの成立は、20世紀初頭で戦前ですし、いきなり「ポン!」と出来たワケでは無く、起源>を辿れば、産業革命後、大量生産の時代が始まると共に、ロックフェラーやロスチャイルドなどの巨大>資本家が、いち早く、あらゆる「上流」(アップストリーム)を抑えに掛かったんです。 大筋では納得できますが、ならば社会主義国家で資本主義の蚊帳の外にあったロシアや中国にここ十数年くらいで石油メジャーが誕生したのはなぜ?ですか! ロシアと中国は特別にロックフェラーやロスチャイルドに認められたということですか? よろしくお願いします。

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