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メキシコ湾でブリティッシュペトロリアムの海底油田掘削施設が爆発し原油の

メキシコ湾でブリティッシュペトロリアムの海底油田掘削施設が爆発し原油の流出量が30万トンを超えているそうですが、日本のガソリン価格への影響はあるのでしょうか? 今回の事故は、1989年のアラスカタンカー事故時の原油流出量を上回っており、アメリカ史上最悪の事故との事で、仕事でガソリンを使っているものとして気になります。 もしくは、アラスカタンカー事故当時の日本のガソリン価格への影響をご存知の方がいれば、教えて頂ければ幸いです。

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  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.1

日本のガソリンに対する影響は皆無ではないが、感じる事の出来ない程度と言うのが結論ですね。 今回の事故における流失量はアラスカの時を上回りますが、需要と供給のバランスから言えば問題外の数量です。 アラスカ事故に関してはタンカー一船分に限定されていますし、今回の事故は供給カットではなく将来に加えられた筈の数字が失われたに過ぎません。 一方被害補償に絡む価格問題で言えば、今回の事故については遥かに高額化する可能性があり、米国のエクソンモービルが業界としての対応策財源として、ガソリン新税の設定を提案しているので、米国のガソリン販売価格には¥1~2/L程度の値上がり要因になるかも知れません。 しかし、ガソリン税が元々タダに近い米国の話ですし、原油購入への上乗せではありませんので、日本の高いガソリン価格に影響する事はありません。 アラスカの事故の時は合併前のエクソンが史上最高額の補償金を単体で負担しましたが、当時の7%程度の日本の市場占有率では、その分を上乗せする術は無く、市場価格への直接的影響はありませんでした。 影響があるとすれば、事態の拡大でメキシコ湾の交通が困難化し、同湾海岸沿いに密集している製油所の操業率が落ち、ガソリンが供給不足になるとしてNY先物市場のWTI原油が連想投機で高騰し、日本の購入する原油価格が高騰するというシナリオですが、これはリーマン後の状況から先ずありません。 (その理由については長い話になりますし、一般に言われている事なので割愛します)

henry_21
質問者

お礼

ガソリン価格には、職業柄敏感なのですが 経済の事はさっぱりなもので、今回のニュースでまた 価格が上がるのかと心配しておりましたが、 影響は、ほとんどなさそうですね。 詳しい説明を、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • ruederoux
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.2

全くの素人ですが、数日前に読んだ記事では、BPの賠償額は1兆3千億円にのぼるそうです。この数字がどこから来ているのかわかりませんが、もし環境への影響も含めて原状回復のための費用をアメリカが求めた場合は、そんな金額ではすまないような気もしますね。そして、三井物産は子会社を通じてこの油田の権益の10%を保有していて、賠償額の10%を負担しなければいけない可能性があるそうです。そうなれば、単に需要供給の問題だけではなくて、日本にもいろいろと影響が出てくるんじゃないでしょうか。ガソリン価格に反映されてもおかしくないように思います。

henry_21
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。

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