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σ-加法族における関数の像について質問です。

σ-加法族における関数の像について質問です。 ルベーグ積分の教科書において S,Tを集合、f:S→Tを関数、 P⊂2^S,Q⊂2^Tはともにσ-加法族 とするとき f^(-1)(Q)={f^(-1)(B)|B∈Q} f(P) ={B⊂T|f^(-1)(B)∈P} として左辺が定義されていました。 第1式の定義は形が自然ですが第2式はなぜこのような定義の形になるのでしょうか。 f(P)={f(A)|A∈P} では何か不都合が生まれるのでしょうか。

  • eibu
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  • muturajcp
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回答No.1

S=T={0,1} f:S→T,f(0)=f(1)=0 P={φ,{0,1}} とすると f(φ)=φ,f({0,1})={0}だから {f(A)|A∈P}={φ,{0}} は T-φ={0,1},T-{0}={1} を元として含まないから σ加法族ではない。 Pがσ加法族でf(P)={B⊂T|f^{-1}(B)∈P}ならば ・f^{-1}(φ)=φ∈P → φ∈f(P) ・B ∈ f(P) → f^{-1}(B)∈P → f^{-1}(T-B)=S-f^{-1}(B)∈P → T-B ∈ f(P) ・{B_n}_{n∈N(自然数)}⊂f(P) → {f^{-1}(B_n)}_{n∈N}⊂P → f^{-1}(∪_{n∈N}B_n)=∪_{n∈N}f^{-1}(B_n)∈P → ∪_{n∈N}B_n∈ f(P) → f(P)={B⊂T|f^{-1}(B)∈P}もσ加法族

eibu
質問者

お礼

なるほど {f(A)|A∈P}={φ,{0}} の定義では、像が必ずしもσ加法族になってくれないのですね。 具体例、ありがとうございました。

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