こんなラケットってありませんか？

質問

こんなラケットってありませんか？
僕は今R　メイスパフォーマンス
　　　F　Boost TX
　　　B　ヴェガ・ヨーロッパを使用しているのですが、かねてからメイパフォはなんというか、打球感がスカスカする感じがしていたんです。当てればスコーンと飛んでゆく感じ、というか・・・。球が軽い気がするんです。

そこで、重いボールを打てるようなラケットを探しているのですが、（スウェーデン製のラケットがよさそうなことを発見しました）次の条件に合うようなラケットはありますでしょうか？また、そのラケットを選ばれた理由も教えてくださると助かります。・まず、球が重い
・かといってスピードもそこまで遅くなく、そこそこ出る
・重量は平均が90グラム以内
・できれば値段も、12000円以内が・・・
よろしくお願いします。（個人的にはSTIGAかXIOMのラケットにしようかな・・・と思っています。）

回答No.1

tempest99 · ベストアンサー

メイスパフォーマンスですが、知人の女性が使っているんで、時々打たせて貰ってますが、、、
（ラバーはスレイバーＥＬ（中）が貼ってあります）
打感はソフトとういか少々スカスカで、ラケット重量が軽いのが物足りない気がしています。
（どちらかというと、女性やパワーの無い人向けかと思われ、、、）

ラケット重量が重ければ、重いボールが打てるということにはなりませんが、
軽すぎてしまうとスピードボールは打てますが、威力が有る重いボールを打つのは、
ちょっと難しいと思うので、ある程度は重量が有った方が宜しいかと思います。

スウェーデン製ラケットと重いボールを打つことの相関性は全く考えられないですが、
私自身が、スウェーデン製ラケットを２本使っているので、その辺の感想を書いてみます。

ＳＴＩＧＡ：「オールラウンド・エボリューション」・・・
名前の通りオールラウンド用のラケットですが、弾みは結構出ます。
（専門店の人も、オールラウンドにしては弾むと言っていました）
軟らかさやしなりがあるとの評判ですが、あくまでもソコソコで過ぎることが無いです。
なので、自分の技術で打つことが出来（過分で余計なお助け機能はナイということ）、
玄人受けするラケットだと思います。

ニッタク：「ビゼロックス」・・・
カタログ表記の弾みは、ミッド～スローとなっていますが、誰もがミッド～ファーストの部類だろうという評判です。
私自身、コルベルと同程度か、それ以上の気がしています。
ボールを掴む感触はピカ一だと思います。
ドライブを掛けた時などは、ボールが想像以上にグンと伸びます。
ちなみに私は、このラケットに「ヴェガ・ヨーロッパ」を貼ってます。
扱い易さと威力では、私の最推奨のお薦めラケットです。

ＳＴＩＧＡのラケットは、ブレード表面にニス処理がなされていないので、
そのままラバーを貼ってしまうと、ラバーを剥がす時に、上板が剥がれ易くなってしまい厄介です。
私のも、既にボロボロになっています。
なので、若しＳＴＩＧＡのラケットを購入するならば、
ラバーを貼る前に、ラケットコートなどでの表面処理をしてあげてください。

お礼

毎回毎回、本当にありがとうございます!!tempest99さんの親身になって答えて下さるご回答は非常に参考になっています!!
しかしtempest99さんの試打されたメイス・パフォーマンス、スレイバーELの中ってところまで僕が使っていたのと全く同じですね。
オルエボ・・・玄人受けですか・・・。（それだと僕にはちょっと・・・笑）

ニッタクのビゼロックスはかなり良さそうですね。球持ちがピカイチで、しかもドライブが伸びるんですか!!候補に加えさせて頂きます！

ありがとうございました!!

（あと、もしよろしければ、僕の前の質問・「できるだけ多くの・・・」にも少しだけでいいので答えて頂けないでしょうか・・・。質問文章はかなり長く頑張ったんですけど回答が1つも来ないんです・・・泣）

回答No.53

tempest99

中学生には「団扇０５」など使いこなせないという意見も多いけど、絶対そんなことないです！
それに、何の道具を使おうと、個人の勝手でしょう。
私の廻りでも、歴１年程度で「団扇０５」に変えたら、
回転も掛って威力のあるボールが打てるようになり、強くなった人がたくさん居るし、
みんなが良いと言っていて、人気があるということは、やはり絶対に良いんですよ！

な～んてね♪

以下、決して冗談でなく、フレクストラもお薦めラバーです。
微粘着みたいで、意外と回転が掛るし、、、
ボールをつないで楽しむには、最高のラバーです。
つながれば、練習にもなるし。

昨日は、初心者用ラケットに「タキネス・Ｄ」と「フレクストラ」を貼ったラケットで、
試し打ちをして来ましたが、とても良い収穫を得られました。

お礼

ご回答ありがとうございます！

「団扇０５」ですか!!
なんか、もう、笑いが止まりませんでした！！

＞おそらく、ボルや水谷隼などのメジャープレイヤーが、
もしも団扇で打っていたなら、真似して団扇に飛びつくのでしょう。

確かに！！
「あ、ボルは○○社の△△っていう12000円の団扇使ってるんだ！！買ってみよ！」
見たいな感じですか??（爆

僕もフレクストラは、例のT君に借りて打たせてもらったことがあります。
（Tはフレクストラ次のラバーとして両面テナジー05を選んだのです　爆）
ほっとんど弾みませんし、シートは「ピトッ」という感じで透明感があって、結構いいですよね♪
仰る通り思ったよりは回転も掛かりましたし。
多分僕はフレクストラをお金出しては買わないでしょうけど・・・。

初心者用ラケットでとても良い収穫、ですか・・・！
良かったですね！

僕は、初心者用のラバー＆ラケットを一式揃えるお金がありません・・・。

回答No.52

tempest99

他スレに於いて、「ボールの重さ」というお題に惹かれ、レスを付けた訳ですが、
そのスレに回答を付けながら、他のスレを覗いてみて、つくづく考えさせられたのが、、、

何故こうも、どうでもよい無駄な事ばかりに関心がいって、
それが、まかり通っているのかと？

自分が使っているラケットが、回転が掛り易いラケットかどうかって？？？
そういった質問をしている時点で、
ラケットのしなりや球持ちの良さとか、その人にとっては関係ない話ですからね。

だから、どんなラケットだろうが、どんなラバーだろうが
（頼むから、粒とかアンチとかは除いてくれたまえという、注意書きは必要だが）
つまり、「何を使っても良いんでないの？」という次元ですね。

どんな道具を使っても関係ない、、、ということは、言い方を変えると、
どんな道具でも扱いこなせることの出来る、立派なプレイヤーな訳です。

すみません、私が間違っていました、、、
私には、扱いこなせる自信も技術もありません。
ただただ素直に、自分の下手さ加減を、ここに認めます！！！
などと、ひれ伏したくなった一日でした。

卓球の用具選びに限らず、
無駄なことばかりが、まかり通っているのが、
世の中の現実だとは思いますが。

無駄で余計なことばかりに、拘ってやって来たんだなと、
気付くのが遅いか早いか、一生そのままか。

先日も、タキネス・Ｄを貼った初心者用ラケットを、
引っ張り出して使ってみたら、つくづく、そう思ってしまいました。

「タキネス・Ｄ」、意外とイケます！！！（寿命も長いし）
もちろん、「スレイバー・ＥＬ」なんかも！（他にもあるけど）

そう、弾みが抑えめのラケットとの相性もバツグンです！

どんな道具でも使いこなせるプレイヤーにひれ伏してしまった今日から、、、
この組み合わせでいきます！！！

早速明日、用具店にいかんといけんね。

お礼

ご回答ありがとうございます！

確かに、最近のQ＆Aは僕でも分かるくらいにすごい世界に飛んで行っちゃってますもんね（笑
“ボールの重さ”についてのご回答も拝見させていただきました。（っていうか元々は僕がココで「重いボールを」なんて書いたんですけどね　爆）

ちなみに「スマッシュがめち○くちゃ入るラバー」の質問、ご覧になりました？
僕はあそこに「スマッシュをめちゃくちゃ入れるにはコントロールが良いラバー＝フレクストラ　是即チ最強也」と回答しようか非常に迷ったのですが、止めておきました（爆
っていうかスマッシュをめちゃくちゃ入れるためにあのラバーを買う（みたい）、というのが僕には大きな驚きでした。
いや、もしかしたら彼は、あの「51％スマッシュ理論」を実践しようとしているのかもしれない・・・
あまり言い過ぎないようにここら辺で止めときます（笑

「どんな道具を使っても関係ない、、、ということは、言い方を変えると、
　どんな道具でも扱いこなせることの出来る、立派なプレイヤーな訳です。」

う～ん・・・・色々と考えさせられますね。

ありがとうございました！！

回答No.51

sector

用具オタクに足突っ込んでますが、何か？(笑)

色々な国の色々なメーカーを楽しむ…やっぱり特色があって面白いんですよね。
用具ソムリエもどのくらい効果あるか疑問ですねwww私もtempestさんも「弾みを落としてね！」、「身丈にあった用具を使ってね！」と薦めてきましたが、アレですから(笑)
まぁ、ここより「王国」のネームバリューで、無駄ではないとは思いますけど。

あ、それから当分マリエキ+ラウンデルハードで行く事で決まりました。
昨日打っててちょっと気づいたのですが、「良い用具」って、でしゃばら過ぎず中庸で、縁の下の力持ち的なモノが一番良いのかな？と。
主役はあくまでもプレイヤーなんですから。

P.S
でもクセ…個性の無い用具ってつまんないんですけど(爆)

それから、赤い藍鯨3の件、見逃してました。
やっぱり珍しいのが一番。今は分かりませんが、昔ラバーに色を付ける顔料の関係で、中国ラバーは明らかに(黒)と(赤)の差があったのです。
その名残りで黒が基本なんですね。赤は限定生産とか継生産しないので売れ切れ仕舞いなとこがありますね。
只、ティバーで藍鯨3を代理店販売するのであれば、分かりませんが。←未確認です。
先ずは藍鯨2であるグリップスが売れるかどうかに掛かってますねw

お礼

ご回答ありがとうございます！！
・・・・・・僕ってそんな用具ヲタクになっちゃってますか??
そ、それに、お二方が仰っていたのはてっきりラケットの話だと思っていました・・・。
sectorさんも「弾まないラケットに弾むラバー」、昔の法則とA.No6でも仰っていたじゃないです
か・・・。

赤い藍鯨の件にも答えてくださってありがとうございます！
納得しました♪
確か赤の方は黒よりスピードが出るんでしたっけ・・・うろ覚えの記憶なので、定かではありませんが確かそうでしたよね。中国選手はツァン・イーニン（←漢字が出ません・・・ｗ）のFテナジー05以外はみんなフォア黒ですしね。

ありがとうございました！

回答No.50

tempest99

おわかりかとは思いますが、「予算別ベストマッチング」の内容は、
色々な意味でレベルの低い読者を対象にしたような記事です

その中の「用具価格考」については、
本音がサラリと語られていて、とても良い内容だと思います。

要するに、値段が高くて性能が高い用具が、
誰にでもベストマッチングということには、絶対にならないですよということです。

テニスだと否応なしに、自分のレベルに合わせた道具の選定が求められてしまいます。
道具でなんとかしようとする、そのなんとかしようとする方向性というのが、
自分の技量に合った分相応な道具の選定ということになるんです。

ところが卓球の場合、道具でなんとかしようとする方向性が、
レプリカモデルに走ってしまうような子供っぽいところや、
やたら用具オタッキーなところに嵌ってしまっているのでは？
などなどと感じてしまうのを、どうしても禁じ得ません。

そういう卓球の楽しみ方っていうのもあるんだという意見もあり、
全てを否定などするつもりはないのですが、、、
走ってしまうような子供っぽいのだけは傍から見ていて、
やはり可笑しい以外の何物でもないです。

テニスのラケット、プロ仕様の物は、
一般プレイヤーが使うと、弾まないどころか回転も掛りません。
スポットも狭いし、硬くて重いです。

外見上は同じで全く別モノの偽レプリカモデルなら、
見栄坊や走り屋が買っていくみたいで、売れてなくもないみたいです。（笑

回答No.49

sector

何でこうも「弾みマンセー！」な時代になってしまったのか？(苦笑)

水谷隼選手だって最初は跳ねない用具からスタートして、やっと今の用具に辿り着いたというのにね(笑)
それが初めて1年で「特殊素材」だ「テナジー」だって、臆面もなく「使ってます！」っていえる神経、私も欲しいかもwww

そもそもリーディングカンパニーを自認するタマス社自らが、そんな流れを作ってると思うのは気のせいなのでしょうか？
ホントに「育成」する気があるならもっと良心的な商品をラインナップして、正しい道筋をつけてあげるのがその役目だと思うのですが。

「弾みを押さえる」には別の意味もあるのですね。
「11点制」による１点の重み、「ノングルー化」の影響で守備力の重要性の高まり。所謂、「簡単にミスはしない」っていう観点から、コントロール性の良い扱い易い事がもっと重要視されて然るべきなんですよね。

回答No.48

tempest99

卓球王国にレギュラー連載の「奇天烈逆も～ション」は、私のお気に入りコラムですが、
７～９月号連載の「予算別ベストマッチング」内のコラム、「用具価格考」も秀逸な記事でした。

９月号の記事から、なるほどその通りと思う内容を引用抜粋してみます。

トップ選手は・・・　彼らは用具に対して、自分のスイングに合わせた正確な反応を求め、
ボールの威力は自分のスイングスピードや筋力でカバーしようとする。

ところが中・高生では・・・　また週２、３回練習するホビープレーヤーなどは・・・
用具にプラスアルファを求める傾向がある。つまり自分の力以上の威力を用具に求める。

テニスの場合、上級者はコントロール性の高い（安定性の高い）、つまり弾まない用具を求めます。
自分のスイングなりに、放ったショットをコントロールしたい訳です。

それから、初心者が好む弾みの高い用具で、上級者が普段通りのスイングでボールを打つと、
却って弾みも出ないし、ボールの威力（重さ）も出ません。
（これはトランポリン効果の高い軟らかめのラバーを、上級者が使った時と同じですが）

卓球とテニスの用具に拠る競技性の違いなのでしょうが、
用具でなんとかしようとする傾向が強い卓球について、考えさせられる事柄でもあると思います。

※レビュー、さらっと目を通しましたが、あれだけの内容が書ける技術をお持ちなら、
　しっかりとしたラケットを購入するべきだと思いますし、
　それよりも何よりも、こんなところで（というと語弊が生じますが）、
　質問などする必要など無いのではと思いますが。

お礼

ご回答、ありがとうございます！！

僕は、sectorさんの薦めで「奇天烈逆も～ション」も読んだんですが、「予算別ベストマッチング」も好んで読んでいました！！偶然ですがなんか嬉しいです＾＾

テニスのトッププロは弾まない用具を使う・・・卓球のプロの用具しか知らない僕にとってこれは相当以外でした！！考えさせられました。

tempest99さんまで僕のレビューを高評価していただいて、なんかとっても嬉しいです！！
ありがとうございます！！

回答No.47

sector

浦和「レッズ」(笑)はタダで譲って貰ったのです。

レビュー見ましたが、そこまで“中国ラバー”を理解して実践出来るのなら大丈夫でしょう。
また、逆の見地から中国ラバーに合うラケットっというのも導き出せるのではないですか？

多少硬めの薄い、ベーシックな5枚合板かなと。

中国トップ選手にアリカボ入りを使ってる人も何人かいますが、やはりアベレージプレイヤーとはスイングが違うんですよ(苦笑)

私は多感な時期をスレイバーやタキネスで過ごしてきた世代なんで、あの山なり弾道に安心するんですね(笑)
注:タキネスは粘着といっても高弾性に近い

それと天座氏は“中国マンセー”の方なんで、多少割引いて受け止めて下さいwww

前陣でのアノ強烈な弾道のドライブは中国ラバーだけの特許ですし、かの中国はテナジーでさえバックで補助的使用な状態。
テナジーでは世界は獲れない！
が彼の口グセなんです。

ま、中国化は悪いとは言いませんし、若いうちから中国ラバーそして中国スタイルに触れる事は、今後にとって大変良いことだと思います。

お礼

ご回答ありがとうとございます！！
「浦和」レッズをタダですか＾＾
羨ましいです・・・

また、あんなレビューを高く評価していただいて、ありがとうございます！！

天座さんの口癖、参考になりました（笑）

ありがとうございました！！

回答No.46

sector

とうとう買っちゃいましたか？ブラパ(笑)

makefriendさんが“中国ラバー”というモノを体験済みならアレですが、日本製の高弾性やテンションと比べてクセはあります。
やはりその真骨頂は「擦り打ち」にあります。

前陣での早い打点で相手のドライブを掛け直す。
弾道も直線的なんで後ろに下がると辛いものがありますしね。＝持ち上げ難い。

実は私も天座氏から「レッドダイヤモンド」を頂いたんです、新品を(笑)。
使ってみたら藍鯨2と存色ない跳ね具合。
ブラパは更に跳ねるとの事。

跳ねる事に依って、中国ラバーらしさが薄れてるのも事実。

実際ラリーは昔の中国ラバーから比べるとやり易くはなってます。
つか、中国ラバー唯一の弱点はラリーの引き合いにあった訳です。

ま、お試しで値段も安いし良いんじゃないでしょうか？(笑)

お礼

買っちゃいましたよ＾＾
天座さんのベタボメレビューに触発されて（笑）
あと、ご心配してくださり、ありがとうございます。
大丈夫ですよ。
こう見えても藍鯨等粘着は経験済みです。
レッドダイアモンドを買われたのなら、ブラパも欲しくなりませんか??（笑）

ちなみにこれは↓僕の感じたブラパのレビューです。ご参考までに。（ちなみにこのレビューは近々ココではない某サイトに掲載予定です。（8/10頃）人の目が比較的少ないココで一足先に公開しちゃいましょう）笑
ここは2000字以上入力できないそうなので、パート１と２に分けますね。

ブラックパワー（2.1mmの硬度 38度）　

※主にフォア面で使用しました

１．モニター環境
　　モニター：makefriend　１５歳
　　主な戦績　自慢できるほどのものは・・・
　　レビューする場所　部活としての卓球場　民営の卓球場

２．外観レポート
　　 　LKTの最新ラバー・ブラックパワー。ラバー自体とは関係ないですが、パッケージを開けてみてまず目につくのは保護シート。粘着性の保護シートが付属されていました。中国ラバーも気が利くようになったんだなぁ、と感じながらラバーを見てみると・・・・・・！
　ブラックスポンジじゃないですか!?ヴェガの普及によって今は珍しくなくなりましたが、ヴェガ・藍鯨が付けているスポンジだけに、性能のよさを伺わせてくれます。スポンジは触った感じでは、スプリングスポンジとまではいかないにしろ若干目が粗く、ザラザラしています。ヴェガシリーズよりはほんの少し目が詰まっている感じ。硬度は触ると３８度でも結構硬く感じました。
　トップシートは、かなり引っかかりがあります。粘着は、ラバーを逆さにしてボールをくっつけてもすぐ落ちます。「ピトッ」という表現がしっくりくる微粘着ですね。
粒の形状は、目で見た限り、最近の、特にテンション系としてはあまり見ない「ノーマルな円柱形」だと思います。粒自体の高さは低く、ここも未打底にしても比較的重量が軽いことに起因しています。
（カット前の重量は６３グラム　カット後は４６グラムになりました）

３．ラバー重量（１番軽いものを注文しました）
　　パッケージ込み・・・97グラム
　　カット前・・・63グラム
　　カット後・・・46グラム

４．このラバーを一言で言うと
　非常にテンションのかかっている粘着ラバーで、とても弾みます。また、じっとりとした粘着でしっかりとした回転も掛かります。
つまり、このブラックパワーは、スピードと回転と言う互いに相反しやすい性能を高次元で両立させることに成功したラバーであると言えましょう。
（100字はオーバーしましたが、ご愛嬌＾＾；）

５．第一印象
　最初、フォア軽打のラリーから入ったところ・・・
驚きました。「４．このラバーを一言で言うと」でも述べました通り、このブラックパワーにはとてつもないテンションが掛かっています。
（某サイトによるとこのブラックパワーを剥がす際に、テンションの掛かりすぎでラバーが破れたとか）
従って、フォア軽打では全くと言っていいほどに打球が弧を描きません。
「直線的な打球」とはラバーの表現によく用いられる言葉ですが、このブラックパワーの打球は定規で引いたような“直線”です。　　
つまり、スレイバー系のラバーで言う「ネットすれすれのスマッシュ」は、ブラックパワーだと確実にネットミスとなります。
もちろん、フォア軽打におけるスピードは、粘着の中ではトップ、いやプレミアムクラスですね＾＾

６．ドライブのスピード・回転・コントロール性について
　まず驚いたのが、このブラックパワーは粘着ラバーの得意技である擦るドライブだけでなく、しっかりとスポンジに食い込ませて打つ、いわゆる「当て系ドライブ」も難なくできるということ!!
このポイントはとても大きく感じます。
　擦るドライブでは、スピード・回転量共に・・・・・・・・・おっと、詳しくはこの後項目別にして述べますね。

（i）スピード
　擦るドライブでは、「直線ではなく弧を描くようなスイングで、ググッと球をトップシートの粘着で引っ張ってやる」ようなイメージで打つと、とても良い球が出ます。
前陣でフルスイングでの（擦り）パワードライブは、ノータッチが多く、絶対的な一発となることができます。
　当て系ドライブは、藍鯨で合ったような球持ちの悪さはほとんどなく、適度にスポンジがたわんでくれるので、しっかり球を持ってくれている感覚が手に残ります。
擦るドライブよりは若干、回転量は劣るものの、容易に出来ます。

補足

レポート続き。
（ii）回転量
　擦るドライブでは、そのスピードもさることながら、半端でない回転がかかっているので、球の沈み方＆ジャンピングが大きめです。（激しい、とまでは行きませんけどね＾＾）
このドライブはノータッチが多いと述べましたが、たとえ相手がブロックしようとしても、相当な風圧で吹き飛ばしてくれます。笑
相手はこのドライブは本当に返しにくそうでした。
当て系ドライブは、やはり擦るドライブよりはどうしても回転量が劣ってしまう分、球が軽くなってしまい、相手も返してきますね。

（iii）コントロール
　ここは微妙な差ですが、当て系ドライブはスポンジに食い込ませて打つ為、スポンジの反発で打球の行方が少々拡散してしまうのを感じました。

◎ドライブいろいろ
・カーブ&シュートドライブ
　これも、やはりトップシートで擦ってやると、カーブドライブは台の半分近くまで曲がり、シュートドライブはサイドライン相手側3分の1のところをきれいに割っていきます。
シュートドライブは、まるで水谷になったかのような快感が味わえました。笑
またカーブドライブは、「相手がバックに来ると思っていたら、曲がって曲がってフォアミドルまで来てしまってさあ大変」、なんてこともありました。笑

・ナックルドライブ
ブラックパワー（38度）は当てるとしっかり回転が掛かる軟らかさですので、キョウヒョウ等で当て系ドライブをすればできる、あのナックルドライブはこのブラックパワーでは出来ませんでした。
（硬度は38度ですので、もっと硬いものだと出来るかもしれません）

・ループドライブ
　非常にやりやすいです。
スイングや面を少し調節するだけで、ネット前へも浅いループから、沈み、激しくジャンプするエンドラインへの弾道低めのループまで出来ます。
コントロールもつけやすく、思ったところに決められます。すごい!!

・カウンタードライブ
　往々にして粘着ラバーというものはカウンターがやりやすく、また威力も出やすいのですが、このブラックパワーも、もはや飽和状態のテンションと固めのスポンジでカウンターの性能は特筆モノです。
　甘いループに対しては、高速カウンターを全力で相手の台へ叩きつけてやりましょう。
　また、万が一自分のループをカウンターされたとします。しかしこの状況でもどうということはない。
ダブルでもトリプルでも、好きなだけカウンターをお返ししてあげましょう。笑

・台上ドライブ
　台上ドライブなので、球を少し前で落とせばいいわけです。そんな技、粘着ととんでもない弾みを併せ持つもつブラックパワーに出来ないわけがありません。笑
浮いたストップやツッツキは、フリック強打もいいですけど、台上ドライブで抜くというのもまた快感というものです。

※ここで述べた台上ドライブは、「台の中で手首だけで下から上にスイングし、粘着で球を持ちながら上回転で返す」タイプではなく、「面を被せ、台の外から腕を目一杯使って豪快に振るドライブ」の方を指します。（丁度、吉田海偉がよく使う方ですね）

このように、ドライブに関しては全くと言っていいぐらいに完璧な性能をブラックパワーは持っています。
また、藍鯨では「ココ」というピンポイントで打たなければ良いドライブは入りませんでしたが、ブラックパワーは少々打点が遅れてしまっても、粘着とパワーの力技で普通にドライブができるのも、嬉しい要素ですね。

７．ツッツキ、ストップ、ブロックなどの守備技術
・ツッツキ
　中国選手のように手首を使ってブッツリ切ることが出来ます。
ですが、横上などのアップ系のサービスには、かなり気を遣いますね。もともと弾みがとても強いラバーで粘着もしっかり付いているので、中途半端なスイングでのツッツキや、サービスの回転を見誤ると、ネットに突き刺さったり、ネット前にポーン、と浮いてしまったりと大変です。
（今まで述べたことと矛盾しますが、ですがそこまで・・・非常に相手の回転の影響を受けやすい、なんてことはありません）

・ストップ
　止まるには止まるんですが、ここでも弾みの強さが災いしてしまいます。
実戦でよくあるパターン「ストップの応酬」にはこのラバーは全く向いていません。
このラバーでストップの応酬になった際には、ハイリスクでもこちらから攻撃した方がいいです。

・ブロック
　やっぱり、といってはなんですが、非常にやりやすいですね。
弾く、伸ばす、曲げる、止めるなどのバリエーションがつけやすく、少し球を持つ感じがあるのでコントロールもしやすいです。
もちろん、粘着ラバーをご購入された方にもれなくついてくる、あのいやらしいナックルブロックも健在です＾＾

回答No.45

sector

結局

その残りの“20%の補完”の為に、あれこれ手を出しているのですよ。

実際天座氏との付き合いの中で、色々な用具の奥行き・広がりを知りましたし、コンペテションの現場にいない現在、趣味性や自分の好き嫌いが一番の優先権を握ってる訳で(笑)

人間的その時は「一番」とか思ってても、慣れてくると不満とか粗が見えてくるものですよね、女性と同じ様に(爆)

お礼

レポートパート３
８．サービス、レシーブのスピード・回転・コントロール性
・サービス
　ロートスやミッドトスよりも、ハイトスの方がこのラバーの特徴を活かせているんじゃないか、と思いました。
王子サーブも好印象。
王子サーブは、トップシートだけでググッっと擦りあげると、回転量たっぷりの良い球が出易かったですね。
左横下が一番切れているように感じました。
しかしここでもラバーが弾む為、コントロールはかなりつけにくいですね。
　ロングサービスは、スポンジが硬めなのでとてもやりやすく、またスピードもかなり出ました。
相変わらずコントロールはイマイチでしたが。笑
　あと、これはもちろんロートスなんですが、ＹＧが非常に回転が掛かり、コントロールもよく感じました。

・レシーブ
　「７．ツッツキ、ストップ、ブロックなどの守備技術」でも述べた通り、弾みが強い分台上の細かな技術は少々粗くなってしまいます。
これはつまり、台上でも積極的に攻撃を仕掛けていく方には向いているとも言えると思います。
フリックでは弾みの強さが活かされており、またナックルになっているので、相手は取りにくそうでした。
フリックはなかなか良かったです。

９．メリット
　弾みと回転、この２つのレベルが非常に高い。
これによってドライブに自信のない方は攻撃技術の底上げが期待できますし、ドライブに自信のある方（粘着ユーザー）はそれを更に伸ばすことが出来ると思います。
　あと、全ての攻撃技術において、難点が非常に少ないことですね。
かといって、「裏を返せば特徴が無い」なんて事もなく、圧倒的な破壊力という大きな特徴があります。
　そして・・・・・・・軽い!!
未打底なのでとても軽いです。
己打底は重いけど、未打底にすると弾みが、、、なんて方は一度使ってみる価値大アリです!!

１０．デメリット
　スイングスピードの速い方でないと、「高弾性の方が良かった」なんてこともあり得ます。
　万人向けでない。
明らかに中・上級者向けのラバーで、完全な初心者の方には向きません。
いや、むしろ「人を選ぶラバー」と表現したほうがしっくりきますね。
　また、カーボン（特殊素材）ラケットや、３枚合板も不向きですね。
薄い５枚か単板がベストです。
あと、台上の粗さ。
これを不自由ないくらいに克服するには相当な技術力がいるんじゃないかな、と思いました。

１１．こんな方にオススメ
・日ペンの方には断然オススメです
・中国スタイルの方の、シェークのフォアにももちろんオススメ
・弾み・回転・軽さの３拍子揃った粘着を求めている方（あと、安さも＾＾）
・馬龍のようなプレーがしたい方(*＾∀＾*)

１２．妥当な価格
２５００円前後。２０００円以下なら最高!!

１３．継続使用したいか
今は各社新ラバーをたくさん出している時期なので、「継続使用する」とまでは言えませんが、これから長い付き合いになりそうなラバーですね＾＾

回答No.44

tempest99

あれこれと用具比較が最終目的で、卓球をやっている訳ではないので、
ある程度満足出来る点があったら（８０点程度でしょうか）、
お気に入りラケットにしてしまえば良いだけの話だと思います。

私の青い鳥というのは、必要以上に特殊素材を使った高価で際物な用具ではなく、
以外と身近で安価なところにあるものです。

以下、凡人の域を抜けられない私の戒めでもありますが、
達人は無駄なことを見極め、極力避ける能力に長けているものですが、
凡人は無駄で意味のないことばかりに、のめり込んでいるものです。

ラバーについてもそう、、、

時々、練習相手から、以前使っていた高弾性ラバーで打っていた時の方が、
全体的な球威こそ劣れ、ボールの伸びとキレがあったよねと言われることもしばしば。

勝手に飛んでしまう、勝手に回転が掛ってしまう、
楽に飛んでしまう、楽に回転が掛ってしまう、
とりあえず、何を打っても入るんじゃね？（０５を使っている女子中学生の話）
みたいな用具で覚えてしまうと、ヘタレな卓球しか身に付かないのも事実だと思います。

同じラケットを２本持ってると、ラバーの比較がし易いのが良いです。
（今迄はＦ・Ｂ面で、異なるラバーを貼って比較していました）

比較対象をする際に絶対的に必要な、基準となるものを持っていなくて、
或いは、基準となるものを作らないで、
どうたらこうたらと蘊蓄を垂れても、雑音でしかないでしょう。

もちろん、打ち合う相手があってこそなので、
用具の比較をする際には、練習相手にもある一定の基準がないと、お話になりません。