クラウドコンピューティングの可能性とは？
- クラウドコンピューティングはエコポイントのプログラム開発など、短期間でのシステム開発に貢献しています。
- クラウドコンピューティングの普及により、開発速度は今よりもさらに向上する可能性があります。
- クラウドコンピューティングが普及すれば、他にもさまざまなことが実現できるでしょう。中小企業まで普及する可能性もあります。
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クラウドコンピューティングの可能性を教えて下さい。
クラウドコンピューティングの可能性を教えて下さい。 エコポイントのプログラムが数週間でできたのはクラウドのおかげというのは聞きました。（もう古い話題ですが） 日本国民の多くが利用するシステムがそんな短期間で開発できるとはすごい！って思いました。 近い将来開発速度は今より格段に上がるんだろうなぁとも思いました。 はずかしながら私の描いてたクラウドのイメージは『エンドユーザーが使うソフトがサーバに置いていてネットが利用できる環境ならどのPCからでも利用でき便利！』というような考えでしかありませんでした。 クラウドコンピューティングがもっと普及したら、他にどんなことができると思いますか？ またクラウドコンピューティングは中小企業まで普及すると思いますか？
- devilconan
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- その他([技術者向] コンピューター)
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知名度から言ったらまだまだですが、普及すると思いますよ。 使い道で言ったら、無停止サーバーを安価に利用出来るというのが大きいかと。 中小企業に対するメリットとしては、以下の通り。 １．設置スペースを考慮しなくて良い。 中堅企業でもあることですが、事務所に置いていたら、うるさいからと、誰かが毛布をかけていた。 置き場がなくて、倉庫に置かれて埃だらけになっていた。とかよくあります。 重量で底が抜けた。とかいう笑えないものもありました。 火災の心配のひとつから開放されるのは、システム管理者としても経営者としてもメリットがあると思います。 ２．電気代がかからない。 自社に設置する場合は、１台あたり月数千円～数万円。UPSも設置する必要があります。 供給電源容量、冷房代も気にしないといけませんね。 ３．ビジネスの展開が未知数な案件に対して過剰投資を避けられる。 はじめから大きい箱物を購入する必要がなく、必要があれば必要な分だけ増やせばよいので、「ちょっとやってみる」がもっと簡単にできるようになります。 ４．高速演算環境を迅速に配備できる。 中小企業でも世界を相手にすることはよくあります。 大企業にも負けないスーパーコンピューターを用意することができます。 ５．セキュリティ対策からある程度開放される。 OSパッチの適用はクラウド業者側の責任でできますし、基本的に停止時間がありません。 ６．クラスタなどフェールオーバーを設計しなくて良い。 これはクラウド業者にもよりますが、Windows Azure の場合は、常に３台一組で動作しているため、故障対策を考慮しなくても良くなります。通信が切れた場合の対策は検討しておく必要があります。 --------- デメリットは以下のとおり。 １．データがどこに保存されるか保証されない。 クラウドはその特性上、世界のどこに実体があるかわかりません。 法律上、海外に置けないものは基本利用できません。 ２．バックアップは保証されない。 サービスそのものは停止しないよう設計されていますが、その中のデータは無くなる可能性があります。 バックアップする仕組みは別途検討が必要です。 ３．グローバルIPで運用されることが多い。 インターネットのどこからでもだれでもアクセスできる可能性があります。 各社のクラウド サービスを良く吟味した方がいいでしょう。 ４．ネットワークが切れたらアウト 社内システム用途ではなく、公開用に使うのが無難でしょうね。 台数が多くなるとIPアドレスの不足が加速します。IPv6 導入の検討も必要かもしれません。 ５．データ盗難は運次第。 なるべく信頼できる会社のサービスを選択しましょう。 他のASPサービスにも言えることです。 ６．クラウド上のアプリケーションのセキュリティホールまでは防げない。 自前でもおなじですが。 ７．クラウドごとに作法が異なる。 各社思い思いの方式でクラウドを構築しています。 利用方法、用途、SLA どこも異なります。
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