• ベストアンサー

温度履歴

熱電対以外で1000℃以上の温度履歴を調べる方法はありますか? できるだけ簡易的なものがいいのですが。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.1

juneyさんがおっしゃる「温度履歴」は、「温度変化をグラフとして得たい」「最高で何度にまで加熱されたか知りたい」のいずれの意味でしょうか、もし後者であればゼーゲルコーンという手があります。「簡易的」という条件にも当てはまると思います。(前者だと熱電対+パソコンまたは記録計の組合せを使わざるを得ないでしょう) 参考ページ[1,2]をご覧ください。ゼーゲルコーンは耐火物でできた三角錐状の物体で、加熱すると所定の温度で軟化してくにゃりと倒れます。材料の配合の違いにより軟化温度が異なるゼーゲルコーンが用意されていますので、例えば1000℃用、1040℃用、1080℃用の3本のゼーゲルコーンを炉内に立てておき、加熱終了後に取り出してどの温度のゼーゲルコーンまで曲がったかを見れば到達温度が分かるわけです。もし炉内を覗くことができるなら倒れ具合からその時の温度を直接知ることもできます。ゼーゲルコーンは主に窯業の分野でやきものの焼成具合を知るために用いられています。 ゼーゲルコーンは必然的に使い捨てとなります。値段は1本200円くらいです。なお原理的に積分要素を持つ温度計であり(加熱速度の影響がある)、応答も熱電対より遅く、瞬間瞬間の温度を正確に示すものでない点を理解して使う必要があります。 1000℃を超える領域で使われる温度計で、熱電対以外のものとしては放射温度計や二色温度計もあります。ただこれですと熱電対より複雑で値段も高く、精度も劣りますからjuneyさんがお尋ねの目的にはちょっと合わないかなと思います。 [1] 「これってなんだろ?」 http://www.mie-iri.tsu.mie.jp/mie/what5.html [2] 「温度測定」 http://www.city.seto.aichi.jp/setomono/rekishi/g11.htm [3] 「ゼーゲルコーン」(温度別の種類) 10本入り2250円 http://www.tourakubou.com/kama/kanren3-zrge.htm [4] 「陶楽房」([3]のページのトップ) 窯・窯関連商品>陶芸窯関連用品>ゼーゲルコーン http://www.tourakubou.com/

参考URL:
http://www.mie-iri.tsu.mie.jp/mie/what5.html, http://www.tourakubou.com/kama/kanren3-zrge.htm
juney
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 説明不足ですいません。 大型のチャンバーを持つ真空炉内の温度履歴(というよりも位置による到達温度の差異)を知りたいので、Umadaさんのおっしゃる通りゼーゲルコーンが適切かと思います。 助かりました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 高温度測定

    熱電対を用いて、熱電対の温度ー起電力特性の測定を行いました。 そこで疑問に思ったのですが、熱電対には、使用できる温度の範囲がありますけど、それを超える高温度の測定にはどのような機器を用いればいいんですか?

  • 温度計について

    今まで低温の実験ばかりしていたのですがひょんなことから100℃までのデータが必要になりました。 普段温度計には金鉄‐クロメル熱電対を使用しているのですが、この熱電対で100℃まで測れるものでしょうか? また、手短に高温部の指標なるような試料はないものでしょうか? よろしくお願いします。

  • 【温度計】ガラス管式温度計、バイメタル式温度計、液

    【温度計】ガラス管式温度計、バイメタル式温度計、液体充満圧力温度計、熱電温度計(T型熱電対、K型熱電対、R型熱電対)、抵抗温度計、放射温度計など色々な温度計がありますが、最も正確に温度が測れるのはどれですか?理由もお願いします。

  • 温度測定について

    お世話になっております。 温度を細かくとりたい試験があり…(分解能0.01℃) 細かい温度変化が見れる熱電対やロガーはありますでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。 (K熱電対とGL980(Graphtec製)では測定することはできませんでした。)

  • 熱電対の温度測定誤差

    熱電対で温度測定をする為に回路を作製したのですが、K型熱電対とT型熱電対を使用した場合において、K型熱電対ではほぼ正しく温度計測できているのに対し、T型は2~3℃温度がずれてしまいます。 回路は熱電対の出力電圧を増幅(250倍)し、出力する部分と冷接点の温度を測定し、電圧として出力(10mV/℃)する部分で構成しています。 それぞれの出力電圧をロガーで計測し、補正を行った上で温度に換算しています。 単純に結果だけ見ると、K型熱電対の場合は熱電対の出力電圧をほぼ250倍できているのに対し、T型熱電対では265倍に増幅してしまっているように見えます。 回路は同じものを使用しているので、異なるのは熱電対の種類だけなのですが、何か誤差要因となるものが存在するのでしょうか。

  • 金型の温度測定について教えてください

    現在、成形品の形状精度を求めるために、金型のキャビ表面温度を精度よく測定したいと考えております。 表面温度の測定は ?サーモグラフィー ?熱電対 の2つが一般的だと思うのですが、?については絶対温度の評価がしづらい、という問題点があり、?についてはキャビに差し込むための穴、溝堀などをすることにより、その時点で温度バラツキが発生してしまい、実際の評価をするのが難しいのでは?と感じています。 そこで質問なのですが、現在ある?の製品で、高精度(±1℃以下)で評価可能なサーモグラフィーがあるのでしょうか? もしご存知であれば教えてください。 また?についても金型温度をばらつかせなくても取り付け可能な方法があれば教えてもらえると幸いです。熱電対については、現在Tタイプのクラス1が妥当と判断しておりますが、取り付け方法で悩んでおりますので、この点で詳しい方がいらっしゃれば教えていただけると幸いです。 ちなみに成形品の大きさは、横幅70mm×縦幅12mmで、熱電対を入れるのなら、7mmごとに取り付け、温度差を評価したいと考えています。 以上、どうかよろしくお願いいたします。

  • 温度計について

    温度計の仕組みを説明するのに、温度計の種類が多々あり、一文じゃまとめられないことにきがつき、各温度計の種類と仕組みについて述べようと思うのですが、 ガラス制温度計、熱電対温度計、抵抗温度計、放射温度計、バイメタル温度計、以外に必要な主要温度計はあるでしょうか。 あと、サーミスタは何の温度計に使われているのでしょうか。 いまいちよくわからないながらも頑張って調べている途中です。ぜひ力を貸してください。

  • 水中の温度測定

    水中のある一点にレーザや音波を集束させるとその点の温度が上昇すると思われますがこれを温度計や熱電対を使わないで測る方法はないでしょうか?

  • サーミスタが温度センサとして使われる理由を教えて下さい。

    サーミスタが温度センサとして使われる理由を教えて下さい。 温度センサの種類について学習しているのですが、 測温抵抗体、熱電対、サーミスタといったものがあることを知りました。 そこでふと疑問に思ったのですが、 測温抵抗体や熱電対を使わず(使えず?) サーミスタしか使えないというものがあるのでしょうか? 測温抵抗体や熱電対は聞いたことがあるのですが、 サーミスタというのは始めて知りましたので・・。 測温抵抗体や熱電対にはない、サーミスタ特有の利点というものがあれば教えて下さい。

  • 液体の温度センサ

    液体の温度を測定する温度センサーを探しています。 測定の温度範囲は 0度~40度程度です。 測定精度に関しては±0.1度で問題ありません 「滅菌」されている状態で使用しなければならないです。 また、使い捨てではなく、繰り返し利用できるのが条件です。 測定温度をリアルタイムで出力したいです。 温調器はよくあるFAメーカのものでいいかと思っています。 温度を取り込み制御に使用するため外部出力が必要です ロガータイプのセンサは見かけるのですが 熱電対+温調器の組み合わせで探しています。 熱電対が繰り返し滅菌が可能なものは製品はどのようなものなのでしょうか? 滅菌としては オートクレーブができるもので探しています。