• ベストアンサー

木星の上に着陸?

木星はヘリウムや水素などのガスが主成分と聞きますが、当然地球のような地表面というものが存在しないわけですね。 ここに探査機が着陸しようとするとどうなるのですか。 どこまでも中心に向かって落ちてゆくのでしょうか。それとも、どこかで釣り合いがとれて動かなくなるのですか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • apple-man
  • ベストアンサー率31% (923/2913)
回答No.2

>木星はヘリウムや水素などのガスが主成分と聞きますが、当然地球のような地表面というものが存在しないわけですね。  ヘリウムや水素が密度の低いガスという状態を 保っているのは、地球上の温度、重力の条件の ものとでの話です。  私が小学生4年のとき、学研の科学図鑑に こんなことが書いてありました。 「太陽は水素やヘリウムというガスでできている。 だからもし太陽が燃えていなったら、ロケットで そこを突き抜けても気がつかないだろう・・・」  私、これは何か可笑しい、絶対に変だと強い 印象を受けていたので、調べていました。 直ぐに万有引力から来る密度を考慮しないで 考えるとこんなおかしな話になると分かり、 さらに、燃えていない太陽とは、具体的には 木星や土星のことと分かりました。  中学、高校と物質の3態(気体、液体、固体) とそと物理的意味が分かりましたから、 理屈の上では、地球の地表のような硬い部分が 存在していると想像できましたが、確信が持てません でした。  ですから、94年のシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突は私にとって非常に印象深いものであり、 長年の疑問が一気にはれた瞬間だったわけです。  木星に衝突した彗星は見事に大爆発を起こし、 木星表面に長期間その痕が残りました。   >地球のような地表面というものが存在しないわけですね。  岩盤は存在しませんが、低温と強い重力、さらに 下のほうには高い圧力により、超流動を起こす 高密度金属状態のヘリウムの地表が存在しています。 >ここに探査機が着陸しようとするとどうなるのですか。  木星表面の高い圧力に耐えられたとして、 着陸直後から、超流動現象により探査機は 液体ヘリウムの膜に包まれるため 沈みはしないものの、アンテナが使用不能になり 地球との通信ができなくなるでしょう。  

参考URL:
http://www2.crl.go.jp/ka/TNPJP/nineplanets/sl9.htmlmo
blackleon
質問者

お礼

詳しい解説をありがとうございました。 なかなか想像力を働かすのが難しいですが、何となくわかるような気がします。

その他の回答 (3)

  • ngc7000
  • ベストアンサー率31% (18/57)
回答No.4

大惑星にもそれぞれ中心部には核があるとされています。 木星の場合は、表面から大気・液体水素、金属水素、核の階層になっているようです。 探査機が降下しても、液体水素の層ですでに高圧力下におかれ押しつぶされてしまうでしょう。 以下のWebに内部構造の図がありますが、私が小学生の頃(40年ほど前)の太陽系解説本にも、似たような図がありましたよ。(あかね書房だったかな?) apple-manさんのおしゃるような学研の科学図鑑に、そのような内容のことが書かれていたのなら問題ですね。疑似科学本の部類になりますね。 http://spaceboy.nasda.go.jp/note/taiyo/j/tai102_sosei2.html

参考URL:
http://spaceboy.nasda.go.jp/note/taiyo/j/tai102_sosei2.html
blackleon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考URL拝見しました。科学者の洞察力には感心します。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.3

参考程度に いくら大気があついからといって地表面が無いわけではないと思いますね。あれだけ太陽から離れていますと地球より内部は固まっているはずですね。木星にも地表面はあるはずですね。ちゃんと着陸できるはずですよ。正しいかどうかは時間が解決してくれるでしょうね。

blackleon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • Singollo
  • ベストアンサー率28% (834/2935)
回答No.1

中心へ近づくほど気圧が上がりますので、ガスは気体よりは比重の大きい液化ガスになっていくと思いますが、探査機が浮くほど重い液体(があるとしても)になる前に探査機が気圧で潰れてしまうんじゃないでしょうか

blackleon
質問者

お礼

ありがとうございました。 探査機でなくてもよいのです。地球上にある石や岩でもよいのですが、木星ではどのような平衡状態になるのかに興味があり質問させていただきました。

関連するQ&A

  • 木星や土星に突入すると・・・。

    たまに、探査機に乗せられて木星に突入させられる夢を見ます。わたしにとって最高に恐怖をあおる夢の一つです。 そんでふと思ったのですが、木星や土星はガス惑星と言われていて、個体の表面を持たず、深度を増すにつれてガス性の物質の密度が上がっていくらしいですが、実際探査機や有人の宇宙船を突入させたら落下するごとにどのようになってくのでしょう?どこにもぶつからずにコアまで到達するのでしょうか?それとも液体水素の海のようなものに着水する? それと内部の人間は木星とどの程度の距離まで耐えられますでしょう?内部に突入する前にどうにかなってしまのかな。 なんか急にすごく気になったのでよろしくお願いします。

  • 木星と土星について

    木星はガス惑星だと聞いたことがあります。 Q1 全体がガスなのでしょうか?どうして、一か所にいつまでも存在し得るのですか? しかも、自転したり公転したり。 Q2 木星がガス惑星なら、木星の中心にミサイルを撃ち込んだら、 貫通してまた宇宙へ抜けていくのでしょうか?重力は無いものとします。 また、ガスだけでも重力は地球以上にある(大きい)のですか? Q3 土星の輪ですが、太陽系以外のどこか遠くの惑星にも、あのような輪を持つ惑星は存在していますか(実測)? Q4 輪が存在するのは惑星だけですか? 恒星にもあるかもしれませんか? よろしくお願いします。

  • 水星の大気について

    太陽系の惑星の大気組成を見ると、以下のようになっています。 http://www.planetary.or.jp/index.html より 星 質量 大気組成(主成分) 地球 1 窒素・酸素 水星 0.055 ヘリウム・ナトリウム 金星 0.815 二酸化炭素 火星 0.107 二酸化炭素 木星 317.8 水素・ヘリウム 土星 95.2 水素・ヘリウム 天王星 14.54 水素・ヘリウム 海王星 17.2 水素・ヘリウム 基本的に重い惑星は重力が強いので比較的軽い水素・ヘリウムが多く、軽い惑星では比較的重い二酸化炭素や窒素が多い、という傾向は見て取れますが、 軽い惑星である水星に軽いヘリウムがあるのはどういうわけでしょうか?限りなく真空に近いけれどもあえて挙げるならヘリウム、というニュアンスなんでしょうか?

  • 天文学。冥王星探査機「ニューホライズンズン」が木星

    天文学。冥王星探査機「ニューホライズンズン」が木星に接近した際に冥王星で使用するカメラで撮影したというローリ望遠鏡が使用されて冥王星に向かいました。 どのように木星を通過したニューホライズンズンが撮影した画像を地球に送信したのですか? 木星から地球に向かって電波が届く機械があるんでしょうか? どうやって木星の画像を送信して地球が受信出来るんでしょう?

  • 飛行船の着陸方法

    先日飛行船が飛んでいるのを見てふと疑問に思い、友人と議論になったのですが、飛行船はどうやって着陸するんですか? 私たちが一番最初に思い浮かんだ有力な説は、降りるときにガスを抜いていくのではないか?ということです。しかしそれだと、緊急でもう一回上昇しなければいけなくなった場合(気流の関係とか)危険ではないか?ということと、あれだけ大きなものを膨らませるには結構大量のヘリウムなり水素なりが必要になるため、ランニングコストや離着陸場の整備が大変なのではないか?という疑問が浮かびました。 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

  • 木星を周回中の人工衛星ジュノーについて

    ジュノーという人工衛星が木星を周回中です アメリカが打ち上げた探査衛星です この衛星は非常に変わっていて、木星の極軌道を周回しています 木星の極軌道に人工衛星を周回させる方法がわかりません 木星の自転は木星自身が周回する面に対してほぼ水平です ということはジュノーは木星の自転する面と90度ずれた面を周回しているということになります 地球の重力を離れた後どんなコースをとれば極軌道にのせられるのか もしご存じの方がおりましたら、教えてください この探査衛星は現時点での人工的な衛星として最高レベルのスピードを記録 そのスピードは時速20万キロメートル以上 周期は53.5日 最も近い「近木点」4200Km 最も遠い「遠木点」810万Km という極端な楕円コースを周回するそうです

  • 太陽の地表ってあるのですか?

     もし、太陽の炎や燃えている物質(水素?)を取り払ったら地表は存在するのですか?  それとも木星や土星のようにコアのみ存在するのでしょうか? ご回答お願いします。

  • 大変くだらない質問ですが・・

    以前惑星のサイトを見ていて疑問に思う事があります。 (1)木星はガス惑星ですが、仮に探査機が木星に降りたらどこにたどり着くの?地面はあるの? (2)地球から月を取り除いたら地球はどうなるの? (3)宇宙空間にいるのと地球にいるのでは歳をとるスピードは違うの? (4)地球の自転方向が逆回転になったらどうなるの? (5)今温暖化が問題になっていますが地球が今の位置より火星側に(太陽から遠ざかる)なれば解決しないの? 以上、大変バカバカしくありえない状態の質問で申し訳ありませんが・・よろしければお願いします。(>_<)  

  • 大気中に希ガス元素が大量に存在しない理由

    希ガス元素は閉殻構造をもっているため,単原子分子で安定して存在すると習いました. 安定ならば長い時間たっても,希ガスは希ガスのまま存在できると考えています.実際に宇宙全体のほとんどが水素とヘリウムからなるという記述を目にしました. しかし地球の大気中には1%程度の希ガスしか存在しません.安定なのだから多くの希ガスが大気中に存在しているはずと考えたのですが,なぜ大気中に希ガスはすくないのでしょうか.

  • 惑星の距離の測定方法

    金星や月の距離を測定するにはレーザー光を利用し、この光が地球を出発して惑星を反射して地球に帰ってくるまでの時間を測定して距離を測るとされています。 太陽系内の惑星ならこれで測れる、とWebサイトに載っていたんですが… 例えば土星は約14億kmも離れており、ガスを主成分としている惑星です。 こんなに遠いのにレーザーは行って帰ってこれるのか? ガスを主成分としているのに反射するのか? 疑問は募るばかりです…。 木星、土星などはどのようにして距離を測定したのでしょうか? 太陽の距離を測ったのと同様、ケプラーの第3法則なんでしょうか? 回答よろしくお願いします><