• ベストアンサー

化学です。

脂肪族炭化水素を習っています。 有機化合物の命名法がよくわかりません。 たとえば、エタノールを酸化するとアセトアルデヒト(CH3CHO)という物質ができます。どうしてこれをアセトアルデヒトと呼ぶのでしょうか? その他に、メタノールを酸化するとホルムアルデヒド(HCHO)という物質ができるのですが、‘ホルム’という言葉がどこからきていうるのでしょうか? また、エタノールとNaの反応で、なぜかナトリウムエトキシドという謎な名前の物体ができます。そうして、このような名前ができるのでしょうか? 化学に詳しい方教えてください。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数9

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

 つまり、一つの化合物に複数の名前が用意されているのです。  「正式な命名法」では、  ・アルコールは語尾に『オール』  ・アルデヒドは語尾に『アール』 を付けて命名するのが普通です。  ですから、  ・エタノールを酸化したらエタナール(アセトアルデヒドのコト)  ・メタノールを酸化したらメタナール(ホルムアルデヒドのコト) という感じに、「正式名」でやるととてもわかりやすいんですよね。  ですが、「正式名」以外に「慣用名」と呼ばれるものがあるのですよ。まだ「正式な命名法」が完成していなかった頃によく使われていた名前で、今でも有名なものは使われ続けています。  例えば『酢酸』なんてのも「慣用名」です。これも「正式名」ならば『エタン酸』とか呼ばれるんです。  だから、先程のものをもうチョイ酸化すると、  ・エタノール → エタナール → エタン酸  ・メタノール → メタナール → メタン酸 とてもわかりやすいですよね。  この様に全て「正式名」でやると覚えるのもとても楽ですし、気持ちいいんですが、なにせ『アセトアルデヒド』やら『ホルムアルデヒド』なんてのはあまりに有名な名前なので、今でも使われることが多いのです。  あと、ナトリウムエトキシド(C2H5-O-Na)。 エトキシドってのはeth-oxy-de。  ・ethはエタノール(ethanol)由来のエチル基(ethyl基)  ・oxyは酸素(oxygen)  ・deは化合してる雰囲気で(爆)  とにかく、みなさん仰っている様に『アセト~』や『ホルム~』は覚える以外どーしようもないので、覚えてくださいませ~。

その他の回答 (2)

回答No.2

おそらく有機化学を学び初めてまだ間がないのだと思いますが、「そういうものだ」と覚えてください。今izu-minさんがもっている疑問は、原子番号2番はなぜ「ヘリウム」という名前なのか。という問いとほぼ同レベルです。もちろん、それぞれに由来はありますが、その由来を覚えたからと云って、構造式を覚えられるわけではありません。むしろ、このような昔からの由来に基づいて付けられた名前は、本質的にその構造式を表していないこともあります。 今の段階では、それぞれの名前と構造式を無意味に結びつけてください。 参考までに、エタノールを酸化してできるアルデヒドはエタナール、メタノールから生じるアルデヒドはメタナールと呼ぶことが日本化学会では推奨されていますが、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒドという「ニックネーム」の方が有名なので、教科書にはそちらが載っているのです。アセト(acet)は炭素二つ、ホルム(form)は炭素ひとつの部分を指すのに多く使われます。 「ナトリウムエトキシド」は塩としての名前の付け方です。塩化ナトリウム(sodium chloride)みたいなものです。強いて日本語にすると、エトキシ酸ナトリウムかな?構造的にはエチル(CH3CH2-)があって、オキシ(-O-)があって、ナトリウムがあります。

  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.1

メタン,エタン,プロパン・・・はわかりますよね? これらにアルコールがつくと, メタノール,エタノール,プロパノール・・・になります. これを酸化すると,アルデヒドになります.それぞれ, ホルムアルデヒド,アセトアルデヒド,プロピオンアルデヒド・・・になります. これらは,昔から呼ばれていた「慣用名」なんですね. ただ,慣用名は覚えにくいので,統一の命名法を考えよう,という方向になっております.それによると,アルコールのときに「オール」と付けたのを,アルデヒドでは「アール」とつけてよいことになっています.つまり・・・ メタナール,エタナール,プロパナールになりますね. これが一応,「正式名称」ということになります. ただ,ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドのように,あまりにも有名で親しみ深い化合物の名称に対し,杓子定規にルールを適用するのも大人気ないので,一部の化合物については,慣用名を用いることが正式に認められています. とりあえず,そんなとこで.あとは調べてみて下さい.

参考URL:
http://www.ecosci.jp/chem2/org_name.html

関連するQ&A

  • 化学の問題教えてください!!脂肪族化合物

    (1)メタノール(CH₃ОH)の酸化して生成するアルデヒドの構造式、名称、示性式、分子式 (2)エタノール(C₂H₅ОH) の酸化して生成するアルデヒドの構造式、名称、示性式、分子式 (3)エタノール+エタノールの脱水反応により生成する物質の構造式と名称 (4)メタノール+メタノールの脱水反応により生成する物質の構造式と名称 (ちなみに名称は(1)ホルムアルデヒド(2)アセトアルデヒド(3)ジエチルエーテルであってますか??) 教えてください お願いします

  • 化学の問題教えてください(アルコール、エーテル)

    (1)エタノール+エタノールの化学反応式 (2)メタノール+メタノールの化学反応式 (3)1価のアルコールAを酸化したところ有機化合物Bが得られた。Bにアンモニア性硝酸銀水溶液を加えて加熱すると銀が生じた。またBの分子量は44であることがわかっている。AとBの名称を答えよ。ただしH=1.0 C=12 О=16とする (4)CH₃-CH(ОH)-CH₃の名称は?またこの物質が酸化した時に生成する物質Aの構造式と名称 この問題が問題集の中でわかりません 答えがついていなく宿題としてでているのでわかるかた教えてください お願いします

  • ホルムアルデヒドはメタノールを○○すると出来る?

    メタノールからホルムアルデヒドになる場合、 (1)CH3OH→HCHO+H2 となると思うのですが、この→の部分は「酸化」だと参考書に書いてありました。 質問1 (1)の最後は+H2であっていますか? 質問2 CH3OH→HCHOの過程で何が酸化されたのでしょうか? 自分は下記のように考えていたのですが。。 CH3OHは(+1)×3+(-2)+(+1)=+2だから、Cの酸化数は+2 HCHOは(+1)+(+1)+(-2)=0だから、Cの酸化数は0 +2→0だから、Cは還元された

  • ギ酸や酪酸などの生成方法&エステル化

    今中学校の選択教科の化学の実験でエステル化反応をやっているのですが、 学校にあるカルボン酸は酢酸ぐらいしかなく、他にアルコールはエタノールとメタノールしか無いため、他のカルボン酸は自分で作る必要があります。 ギ酸はホルムアルデヒドかメタノールが酸化されると生成されるようですが、 これはどのようにすれば酸化されるのでしょうか? また、酪酸はどのように作ればよいのでしょうか? 他に、アルコールやフェノール類と化合してエステルになる物質は、 吉草酸、桂皮酸の他に何があるのか教えてください! あと、カルボン酸とオキソ酸はどう違うのでしょう? 一度に多く質問して申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。

  • ブタナール(ブチルアルデヒド)と炭酸ナトリウムとの反応式で

    有機化合物を勉強中です。 CH3CH2CH2CHOはNa2CO3水溶液に気体を発生して溶けると参考書に記載されてました。 これは 2CH3CH2CH2CHO+Na2CO3→2CH3CH2CH2Na(アセトナトリウム?)+CO3(三酸化炭素?)↑ となるのでしょうか? 間違っている箇所がありましたら、ご指摘ください。

  • 大学の課題です。化学工学の分野です。

    大学の課題です。一週間考えましたが、どうしてもわかりません。よろしくお願いします。 メタノールの空気酸化反応 CH3OH(g)+1/2O2(g)→HCHO(g)+H2O(g) により、ホルムアルデヒドHCHOを製造する流通式の触媒反応器がある。200℃に加熱したメタノールと空気の混合ガスを物質量流量300mol・h^-1で供給し、定常状態における反応器出口ガスを分析したところ、N2が56.8mol%,O2が7.2mol%、HCHOが15.8mol%であることがわかった。出口ガスにはその他にH2Oと未反応のCH3OHも含まれているが、その組成は不明である。 このとき、以下の問に答えよ。ただし、空気の組成はN2:79mol%,O2:21mol%とする。 (1)反応器出口ガス100molを計算基準にとって物質収支を計算せよ。 (2)反応器に供給されている混合ガスの過剰空気率を求めよ。 (3)反応器出口におけるメタノールの反応率を求めよ。 (4)1hあたりに生産されるホルムアルデヒドの量はいかほどか。 自分、めっちゃバカで、教科書、ネットを調べてやってみたんですが、全然わかりません。 きっと皆さんは、こんな問題朝飯前だと思います。どうか、お願いします。 補足で大変申し訳ないのですが、解答用紙には、CH3OH、N2、O2、HCHO、H2Oそれぞれの成分の入口[mol]、反応[mol]、出口[mol],[mol%]を記さなくてはなりません。 本当にお手数をかけますが、どうか、よろしくお願い致します。

  • エタノールからホルムアルデヒドはできますか?

    バイオエタノールは化石燃料のガソリンよりも燃焼すると、、、 ホルムアルデヒドとアセトアルデヒドの発生が多いと 聞いたのですが、 エタノールは燃焼すると二酸化炭素と水になり、 不完全燃焼の場合はアセトアルデヒドになって、 ホルムアルデヒドはメタノールが不完全燃焼のときに 出来るものだって思ってたんですが、 エタノールからも出来るのですか?

  • 有機化学に詳しい人助けてください!ジャスミンの生成とアルデヒドとケトンの反応についてです。

    今日中に有機化学の得意な方宜しくお願いします!困っています。 アルデヒドとケトンの合成とジャスミンの機構についてです。 まず、アルデヒドとケトンの反応についてですが p-ブロモベンズアルデヒドがつぎの試薬と反応するときはその反応式を書き、生成物の有機化合物に命名せよという問題ですが、試薬は過剰のメタノールと乾燥HClです。 p-ブロモベンズアルデヒドとメタノール、HClの構造式はわかるのですが、どういう風に反応するかわからないので、わかる方に教えて頂きたいです。 次にジャスミンについてですが不飽和ジケトンをエタノール中水酸化ナトリウム処理をすると、香料として使用されているジャスミンの花の香気成分ジャスミンが生成する。この反応経路について説明せよという問題です。 この問題もジケトンとジャスミンの構造式はわかるのですが説明がわかりません。 お手数ですが、どなたか助けて頂けますと嬉しいです。 宜しくお願いします。

  • 有機化合物の反応について

    2-メチルシクロヘキサンノンを 鉄(III)化合物存在下で、メタノール中で、酸素酸化を行うと、 どのような物質が生成するのでしょうか。 また、2-エチルペンタノンに対して 鉄(III)化合物存在下で、メタノール中で、酸素酸化を行うと、 どのような物質が生成するのでしょうか。 生成物の構造式を知りたいと思っています。 よろしくお願いします。

  • 炭化

    炭化とは下記の内容のようです。 1.炭素と化合すること。 2.有機物が熱などの作用によって炭素に富んだ物質に変化すること。 質問ですが、有機物でないものが、炭化することはありえるのでしょうか? 例えば、熱を加え続けると、CO2のCと反応するといったことは考えられますか?