円安、円高について

質問

初歩的な質問なのですが、日本は不景気なのになぜ円高になるのですか？
また、何かの拍子に日本経済が発展すればますます円高になるのですか？
日本の国民、企業にとって円安のほうがいいのでしょうか？

変な質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。

回答No.2

9der-qder · ベストアンサー

> 初歩的な質問なのですが、日本は不景気なのになぜ円高になるのですか？
資源のない日本にとって不景気のときは円安のほうがありがたいですね。
ですから、質問者さんの疑問のとおり、通常不景気なら円安になります。
ただ、今回の場合どの国も不景気で、自国通貨が安くなることを望んでいます。そうなると意見を言えるいえないで有利なところが安くなります。
物言えぬ外交である日本はその煽りを食ってるといえるでしょう。

> また、何かの拍子に日本経済が発展すればますます円高になるのですか？
上記のとおり、本来円安になるべきタイミングで円高になっています。
また、実際の物価を考えてもこれ以上の円高は考えにくいと思います。
したがって、現状では考えにくいのではないでしょうか。
個人的な予想では、年末くらいまでには1$=95～98円くらいまで安くなっていると思います。

> 日本の国民、企業にとって円安のほうがいいのでしょうか？
教科書的な回答ですが、輸出する場合円安のほうが有利です。輸入する場合は円高のほうが有利です。海外旅行は輸入と同じ感覚なので、するなら円安のほうが有利です。

回答No.5

0909taka

今、世界中の国が自国通貨安へと誘導しようとしています
そのなかで唯一日本だけが自国通貨を高くしようとしているので当然の結果だと思います

基本的に
通貨安＝国内産業優遇
通貨高＝国際的影響力（国益）増大
です。

アメリカはこれまで（主に共和党政権時に）強いドルを標榜してきました
しかし、オバマ政権（民主党）は明らかにドル安誘導へ舵を切っていますね

回答No.4

akik

補足として、

外国為替の相場を変動させるのは以下の要因がある。
１）日本経済の物価動向。
２）金利裁定。
以上はテクニカル。
３）政治的要因。
４）景気動向。
以上はファンダメンタル。

時々に応じて、相場が反応するニュースが異なるので、
何を重視して変動するかは、後付けの理屈です。

先月末ごろからの円高は、国内企業の業績の影響です。
日本企業も国際化が進み、海外の投資が増加している。
そのような環境下で、企業の年末から年度末に向けての
資金需要をまかなう為、あるいは、業績悪化の穴埋めで、
海外の投資分の資金を引き上げている。実需の円買い
だったので、日本政府は口先介入はしたが、実際の介入
をしていません。

先週末で引き上げも一段落したところ、年末に向けて、
そう大きな動きはないと見ています。

企業業績を考えれば、円高はマイナス要因ですが、日本の
民主党の政策を考えれば、円高で内需拡大を行いたいのが、
本音ではないでしょうか。

回答No.3

MOMON12345

円高には様々な理由があります。
一般的に通貨は金利の低い方から高い方に流れます。
金利の低い通貨を借りて金利の高い通貨に投資すれば儲かるからです。

日本はデフレと言われています。
デフレではものの価値が下がりますので相対的に通貨の価値が上がります。当然これは見かけの金利上昇にもつながります。

日本国は無資源です。
他国から材料を輸入して、それを加工して海外に売っています。
円高になると材料費は下がりますが売値も下がります。
所が人件費は一定（デフレなら下がる）なので付加価値が得にくくなります。
従って円高になると日本の経済は衰退します。

これは各国ほぼ共通の認識で、つまり今は各国ともに自国通貨安を容認するような動きなのです。
米も前回のFOMCではドル安容認とも取れる議事録が公表され、円高がさらに進みました。

日銀は円高歓迎です。
自国通過が高い＝価値ある国であると思うからでしょうね。
同様の理由でゼロ金利政策にも反対しています。
日銀にとって日本の経済はどうでも良く、プライド第一なのでしょう。

回答No.1

tadagenji

為替の変動と国内景気とは直接の因果関係はありません。

世界のマネーが、世界的不況のこの時期に、一番安全な通貨はなにかと考え円が一番安定していることから円が買われているのです。
物の値段は、たくさん買われれば高くなる理屈はわかりますね。

日銀は、政府との話し合いでこれから10兆円程度の円を売ってドルかユーロを購入します。　　円が増えますので多少は下がるだろうとの意味ですが、現時点のグローバルに移動するフリーマネーには焼け石に水でしょう。