• ベストアンサー

接地抵抗値について

今、電気工事士の勉強をしているのですが 接地抵抗値が、A種、C種は10Ω以下、D種は100Ω以下とかあるのですが、これはどういう意味なのでしょうか? これは単純に、接地するそのもの(多分、棒のようなもの)の抵抗値が10Ω以下でなくてはいけないということでしょうか。抵抗が少ないなら、その分漏電したときに多くの電流が大地に流れるからという意味なのでしょうか?

  • utyty
  • お礼率1% (1/68)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#107468
noname#107468
回答No.4

接地の抵抗値とは、わかりやすく言うと、埋設する接地銅板や銅棒と大地との接触抵抗です。既出ですが、接地極埋設工事を行う場所の土質などで、例えば銅棒1本打ちこんだ場合のその抵抗値は大きく変化します。 A種からD種まで種類がありますが、使用用途によっては1つのビルで20種類などの接地極を工事する場合もあります。 電力用だとA種は高圧機器用、高圧受変電設備の避雷器(アレスタ)用、B種は変圧器の一次巻線と二次巻線間の混触防止用、変圧器の二次側中性点用(高調波対策で変圧器ごとに分ける場合もある)、C種では低圧機器(使用電圧の対地電圧300V超)の機器外箱用、D種では低圧機器(使用電圧の対地電圧300V以下)の機器外箱用(D種はMCCB回路の負荷用とELCB回路の負荷用に分ける)、避雷針用のA種(1避雷針で2極接地する場合は1極あたり20Ω以下でOK)、弱電用では、電話交換機用のA種(引き込み回線数によって6~10Ωに分かれる)、電話回線引き込み口の保安器用接地、その他各種ノイズフィルター用とか低圧回路の避雷器用など多種多様でここには書ききれませんw 一部の例を除き、接地抵抗が低ければ低いほど良いです。 例えばD種については低圧機器用に多く用いられるため、接地抵抗値が低いと機器が漏電した際に大地に多くの電流を流すことができ、ELCBのない電気回路でもMCCBをトリップさせることができたり、ELCB回路においてはELCBの動作を確実なものにしたり。 一部の例とは、D種接地をMCCB回路の機器用とELCB回路の機器用に分けていない場合、変圧器二次側中性点のB種接地抵抗値が低すぎるとMCCB回路の機器が漏電した場合の対地電圧上昇によって、他の機器のELCBが不要動作(もらい事故とも言います)してしまうことがあるからです。そのため、内線規定ではMCCB回路とELCB回路用にD種接地を個々に設けない場合は接地抵抗値を2Ω以下にするよう決められています。

その他の回答 (4)

  • aribo
  • ベストアンサー率43% (83/190)
回答No.5

>接地するそのもの(多分、棒のようなもの)の抵抗値が10Ω以下 地面(土・砂利)との接触抵抗です。 テスターの棒を地面に刺して抵抗を測ると高抵抗が出ます。 水を含ませると抵抗は下がります。黒い土で行うより砂で行うほうが抵抗が上がります。棒を長くすると抵抗は下がります。 実験してみると良くわかりましよ。

noname#235092
noname#235092
回答No.3

>接地するそのもの(多分、棒のようなもの)の抵抗値が10Ω以下でなくてはいけないということでしょうか。 違います。接地棒の抵抗はほとんどゼロです。そうではなくて問題は「大地」の抵抗の方です。 一般的には接地抵抗が小さいほどよいということになります。大地に流れやすいからです。 接地抵抗は打ち込む「大地」の質などによって異なります。 測定のしかたの例は参考URLを見てください。

参考URL:
http://as76.net/asn/earth_meas.htm
  • my-hobby
  • ベストアンサー率21% (659/3045)
回答No.2

http://www.akihabara.co.jp/multi/mi/a/7a_17.html 使用電圧で分かれてる,事故が起きた場合大地に流して安全を確保 及び保護器の動作の為 避雷針の接地も大体同じ考え「エネルーギが有るので接地方法が 少し違う」

  • A88No8
  • ベストアンサー率52% (834/1602)
回答No.1

こんにちは  漏電というより、落雷時の火災や感電防止に最も効果があると思います。

参考URL:
http://www.eccj.or.jp/qanda/he_qa/elec/d0009.html

関連するQ&A

  • 接地工事の抵抗とは?

    現在第2種電気工事士試験の勉強中です。接地工事における「抵抗」(10オーム以下とか100オーム以下)の意味がよく分かりません。感電防止のために漏電した電流を大地に逃がすだけなら接地極につなげばそれで良いのではないかと思うのですが、ここで何故「抵抗」が問題になってくるのですか?ネットで少し調べたところ、「抵抗」が大きいと大電流が流れた場合、大きな電位となり人体に・・・とかありましたが、いまひとつピンときません。どなたか分かりやすく教えていただけませんか?

  • 接地抵抗について

    接地工事A~D種まであるのですが、A種10Ω以下、D種は100Ω以下とありますが、抵抗値が高く電気を通しにくいのは、D種の100Ω以下だとおもいますが、より安全な抵抗値は低いほうがいいのか、高いほうがいいのか、おしえてください。通常家庭の接地はD種(人が容易に触れやすい)100Ωが10Ωより安全なのですか

  • 接地・接地抵抗の概念がわかりません

    電気工事士2種を受験予定のものですが、質問が2つあります。 (1)接地は感電・漏電事故を防ぐと言いますが、電線に触れたら接地してようがしてまいが感電しないのでしょうか。 (2)接地抵抗は「接地された導体と大地間の電気抵抗」と手元の参考書に書いています。「接地された導体の電気抵抗」ならわかりますが「導体と大地『間』の」という意味がよくわかりません。わかりやすい例や解説など挙げていただけたら幸いです。 よろしくお願いします。

  • 【電気工事の接地抵抗の不思議な話】

    【電気工事の接地抵抗の不思議な話】 なぜ電圧が高いほど普通なら電気抵抗値は高くしておくべきだと思うのに、 D種は300Vで100Ω以下の接地抵抗で、C種は600Vで10Ω以下で良いんですか? 普通なら、D種が100Ωなら、C種は10Ωじゃなくて1000Ωとか抵抗値は増やしておくべきなのでは? 例えば、高圧のA種接地工事だと7000Vに対して10Ωなら電流はI=V/Rなので700Aも流れるってことですよね。 700A流れたらヤバくないですか? もっと接地抵抗のΩを増やすべきでは? 安全無視なのはなぜですか? 高圧になればなるほど接地抵抗Ωはもっと上げるべきでは? 高圧工事をするのは奴隷の仕事なので安全は無視して構わないという方針なのでしょうか? 接地抵抗を上げるより人1人が丸焦げになる方がコストが安いから?

  • 接地抵抗について

    新米電気工事士です、よろしくお願いします。 先日、先輩について単三引きこみの工事をして電力会社に申請する為、接地抵抗測定(D種)をおこなったのですが、900Ωありました。 当然100Ω以下までにしないといけないわけですが、100Ω以下に下げるにはどうする事が良い方法でしょうか? よろしくお願いします。

  • 接地抵抗の計算について

    電気工事の施工をしている者です。 今、接地工事をするに当たり理論を勉強しているのですが 接地抵抗値の計算方法についてお聞きします。 例えば、D種接地の為に、アース棒を3本打ち込んだとします。 仮にこのアース棒1当たりの接地抵抗をR1、R2、R3とすると この3本のアース棒を打ち込んだ時に得られるD種の接地抵抗Rは 1/R=(1/R1)+(1/R2)+(1/R3) の様に、並列の抵抗値を求める計算方法で良いのでしょうか? それとも特別な公式等があるのでしょうか? 基本的な事で恐縮なのですが、何方かご存知の方ご回答ください。 宜しくお願いします。

  • 接地抵抗とは?

    よろしくお願い致します。 あるテキストに「大地には電極を埋設して電流を流した場合、電極と大地間には電位差が生じてしまいます。これは、いくらかの抵抗が存在することを意味している」とありました。 この「抵抗が存在することを意味している」ということがどうも理解できません。 接地抵抗について、電気に疎い私にも解るご説明をお願い致します。 よろしくお願い致します!

  • B種接地工事における接地抵抗値の算出について

    B種接地抵抗値を算出したく、東京電力に1線地絡電流値を聞いたところ、B種接地抵抗値を教えてくれました。30Ωであるということが分かったのですが、実際B種接地工事をする際に接地抵抗値をいくつで行ったらよいか分かりません。 計算方法を教えて頂ければと思います。

  • 接地抵抗値について

    商業ビルなどで各フロアEPS内にある分電盤のアース端子についてですが、接地抵抗値についての規定などはあるのでしょうか? D種の場合、100Ω以下ですが、その盤で接地抵抗値を測定する方法はあるのでしょうか?

  • A種接地抵抗について

    設備容量 現在50Kw未満の古い工場で現在低圧受電をしているお客様がいます。 今回設備容量が増えキュービクルの設置をして頂く事になりました。 工事を依頼した電気工事屋さんに接地抵抗測定をして頂いた所(簡易測定 鉄骨の建物なので建 物と近くにアース棒を数本、打込んで建物と繋げて測定) 42Ωとの事でした 今後の予定として精密測定をして10Ω以下にならなければ敷地内で掘り起しできる場所を掘り起し メッシュ?を埋めて接地抵抗を測定するとの事でした。 工場が建っている為掘り起こせる面積はそれほどないと思いますが万が一10Ω以下にならない場 合どうしたら良いのか? メッシュや銅板を埋める深さによっても接地抵抗は変わるのでしょうか? 深さによって抵抗が変わるのだとしたら限られた面積でとにかく深く掘りメッシュや銅板を10Ω以下 になるまで何層にも重ねればよいのでしょうか? 教えてください