等エントロピー過程における水の昇圧についての仕事量の求め方

このQ&Aのポイント
  • ポンプを用いてT1[K]、p1[kPa]の水をp2[MPa]まで昇圧するときの仕事量を等エントロピー過程を仮定し求める方法について教えてください。
  • 等エントロピー過程なので断熱変化を考慮し、状態方程式などを用いて比容積v(p)を求める必要があります。
  • 仕事量はh1-h2の積分で求めることができますが、右辺のvは問題の比容積に対応するため、状態方程式を使用して変形し、積分する必要があります。与えられた量で表現できない場合は十分な情報が与えられていない可能性があります。
回答を見る
  • ベストアンサー

等エントロピー過程において

熱力学のことで質問させていただきます。 「ポンプを用いてT1[K]、p1[kPa]の水をp2[MPa]まで昇圧(p1<p2)するときの仕事量を等エントロピー過程を仮定し求めよ。水の比容積をv[m^3/kg]とする。」 という問題があるのですが、このとき等エントロピー過程なのでdS=0となり、dQ=0なので、断熱変化を表すと考え状態1から状態2へ移るとして -vdp=dq-dh→-vdp=-dh ∴h1-h2=∫vdp (区間2→1) が仕事量にあたると思ったのですが、この右辺のvが問題での比容積にあたるのでしょうか?そうなるとvは定数になってしまうのでしょうか?vが定数なら等容変化となりp-v線図上で断熱変化を示す曲線が得られなくなり、あり得ないと思うのです。なので比容積vは圧力pの関数v(p)なので、状態方程式等を用いて変形し、積分すればいいのかと思うのですが与えられている量(p1,T1など)で表現できない気がしてどう考えても答えがでてきません…。 長々と訳のわからない文章になってしまいましたが、この問いにおいての仕事量の求め方を教えて頂きたいです。初歩的な質問で申し訳ないですが、よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • egarashi
  • ベストアンサー率40% (34/83)
回答No.1

ds=0の時、 pv^(κ)=const.…(1) p^(κ-1)T^(-κ)=const.…(2) でなんとかなりませんか?式(1)で積分をpで実行できます。 const.の具体的な値は、状態1からわかります。 式(1)と(2)を結ぶのは状態方程式です。 式(2)は、第一法則 Tds=c_pdT-vdp…(3) から変形して、 ds=c_p(dT/T)-R(dp/p)=0 として積分すれば導出できます。

big029
質問者

お礼

遅くなりました。回答ありがとうございました。

big029
質問者

補足

回答ありがとうございます。 状態方程式とポアソンの式の組み合わせで式変形は出来たのですが、この場合比熱比κがわからないと求まらないのでしょうか?問題でκは与えられていないのと、参考書には水のκが載っていないので解けない気がするのですが…。 それと根本的な問題になってしまうのですが、この問題での「仕事量」というのは w=∫pdv …① で表される外界にする仕事なのか w_t=-∫vdp …② で表される外界にする工業仕事 のどちらを指しているのでしょうか? 長々となってしまいましたので質問内容をまとめますと、 [1]比熱比κが未知数なので、対象となる水のκはどのようにして求まるのか [2]この問題においての「仕事量」とは何を指すのか 再び質問となってすみません。無知な私に知恵をお貸しください。回答の程、よろしくお願い致します。

関連するQ&A

  • エントロピーの比熱を用いた求め方

    エントロピー変化ΔS=∫(Cp/T) dT という式についてです。 定圧下ではdH = dq より、 dS = dq(rev)/T = dH/T = (Cp/T) dT と導出するらしいんですが、エンタルピー変化が可逆過程の熱量と等しくなっているところが理解できません。 この式は常に成立しているんでしょうか。

  • 熱力学(機械系)

    (問い)理想的なタービンの入り口、出口の状態(圧力、比容積)がそれぞれ(p1、v1)、(p2、v2)で表わされるとき、入口出口間のエンタルピ変化をp1、v1、p2、v2を用いて表せ。 ただしこの間の変化は断熱変化であるものとする。k:比熱比 (自分の答え) △h=∫(1→2)vdp=k/(k+1){p2v2-p1v1} 自分でこの問いを解いてみたのですがこの答えは正しいでしょうか? 

  • エントロピー変化の問題について

    温度T1でn[mol]の理想気体を(1)可逆低温膨張、(2)可逆断熱膨張、(3)不可逆断熱自由膨張、の3つの過程で体積をV1からV2に増加させた。それぞれの過程に対して、系が得る熱と、系のエントロピー変化について結果の導出過程と共に説明しなさい。気体定数はRとする。 わかる方お願いします!!

  • 定圧過程におけるエントロピー変化

    圧力一定で一成分単純系の体積をViからVfまで変化させたときの、エントロピーの変化はどのように表されるか解りますか? 具体的には、 V:体積 T:絶対温度 p:系の圧力 n:系の物質量 C(V):定圧熱容量 ((∂T/∂V)(p,n)):p,nを固定してVでTを偏微分 とすると、エントロピーの変化ΔSは、 ΔS=∫[Vi,Vf]((C(V)/T)((∂T/∂V)(p,n)))dV で表されるというのは合っていますか。 間違っているならば、積分での表し方を教えていただけませんか。 また、あっている場合も間違っている場合も、正解の導出方法を教えて頂けませんか?

  • 断熱変化のエントロピー?

    素人の素朴な疑問です。 カルノーサイクルをp-V平面に書くと常に体積は変化してます。それを 横軸S、縦軸Tで書くと四角で示され、断熱膨張/圧縮過程は縦線で示されエントロピー一定です。 http://okwave.jp/qa651561.html 一方、断熱変化でも体積が変わるとエントロピー変化があります。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012378575 これは矛盾してないんでしょうか?

  • 断熱過程でのdU

    断熱過程でのTとV、PとVの関係を求めるときのことです。 dWを気体がした仕事とすると 熱力学第一法則dU=dQ-dWで dQ=0より dU=-dW 移項して dU+dW=0ですよね。 ここで次の行で Cv*dT+P*dV=0 となっているのですがdUがCv*dTとなるのがわかりません。 定積変化でT1→T2へ温度が上がったときの内部エネルギーの変化が dU=Cv*dT=Cv*(T2-T1) というふうになるのならわかるのですが。 断熱変化だと体積が変わるのに、なぜ定積変化と同じように内部エネルギーの変化dUが求められるのでしょうか。 http://homepage1.nifty.com/noric/Physics/Thermodynamics/2_InternalEnergyAndWork.htm ちなみに上の「等温過程と断熱過程」というところを見たのですが、『準静的過程とは、~』という一文がヒントかなーと思いつつこの文の意味もよく理解できずにいます…。 回答よろしくお願いします。

  • dG=dw.e.rev(非膨張仕事)までの導出過程での質問。

    dG=dw.e.rev(非膨張仕事)までの導出過程での質問。 G = H - TS T一定で dG = dH - TdS = dU + d(PV) - TdS 可逆過程では、 = (dq.rev + dw.rev) + (PdV + VdP) - TdS P一定より、 = dw.rev + (PdV + VdP) dw.rev = -PdV +dw.e.rev(非膨張仕事)とすると、 = (-PdV + dw.e.rev) + PdV dG = dw.e.rev 「T一定」と「P一定」で可逆変化というものは可能なのでしょうか?「P一定」では"不"可逆変化のように思えます。また、PV=nRTに適応すると、Vは一定となり膨張も何も起こらないように思えるのですが・・・。 分かる方、詳しく解説して頂けると助かります。

  • エントロピーと可逆過程

    教えてください。 わかりやすい資料(下記)があったので、勉強してたのですが http://www.aandt.co.jp/jpn/ea_paper/pdf/ise_h.pdf 可逆変化とエントロピーについて解らないです。。 ■ΔS=0のときは可逆過程(p28) ■ΔH=ΔG+TΔS(p29)  TΔSは可逆過程で供給される熱量  可逆的仕事は、ΔG=ΔH-TΔSであらわせる ※可逆ならΔS=0では? ●移動した熱量のすべてが仕事にならないと可逆ではない(p68) ●可逆的に進行するときΔGを仕事で放出し、熱量Qを放出(p30) ※可逆過程は熱量はすべて仕事では? すみません、教えてください。

  • エントロピー変化

    カルノーサイクルにおける、断熱可逆過程でエントロピー変化を求める場合、どのようにすればよいのでしょうか?

  • エントロピーの問題でわからないことがあります。

    エントロピーの問題でわからないことがあります。 サイエンス社の「演習 化学熱力学」を使用して勉強しています。この本に載っている問題でわからないことがあります。 (4章の問題2.1です) 【nmolの理想気体を断熱的かつ不可逆的に容積V1からV2まで膨張させる。不可逆変化の際、(1)外界に仕事をしない (2)外界に多少の仕事をする場合 で、気体の温度はどのように変わるか。また気体と外界のエントロピーはどのように変わるか】 という問題です。わからないのは、(2)での気体のエントロピー変化ΔS(2)についての以下の解答です。 この場合、エントロピーは増大するがΔU<0となるため温度が低下(T2になるとする)するので、ΔS(2)は(1)での気体のエントロピー変化ΔS(1)よりも小さくなる。 そしてΔS(2)とΔS(1)との差は、「nmolの気体を体積V2のままT1からT2に低下させるときのエントロピー変化」に等しい。 従ってΔS(1)-ΔS(2)=nCvln(T2/T1)となる と書いてありますが、T2<T1なのでln(T2/T1)<0ですから、ΔS(1)-ΔS(2)<0つまりΔS(1)<ΔS(2)となり、 上の文章と矛盾してますよね・・・? 正しくは ΔS(2)とΔS(1)との差は、「nmolの気体を体積V2のままT2からT1に上昇させるときのエントロピー変化」に等しい。 従ってΔS(1)-ΔS(2)=nCvln(T1/T2)となる ではないでしょうか? さらに書いてしまいますと、「ΔU<0となるため温度が低下(T2になるとする)するので、ΔS(2)は(1)での気体のエントロピー変化ΔS(1)よりも小さくなる」という部分も、直感的によくわかりません。 準静的過程でつなぐ図を自分で書けばわかるのですが、解答に書いてあることが正しいのであれば、 かなり混乱してしまいそうです。 何か初歩的な勘違いをしていたら申し訳ありませんが、 ご回答よろしくお願い致します。