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水酸化カルシウムについて

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回答No.3

「イオンになったら溶ける」というのは間違いです。 「溶ける」というのは、溶質分子が溶媒に取り囲まれるようにして溶媒の中に均等に散らばっている状態です。 実際に塩が水に溶ける仕組みを説明します。 水は極性がありますよね?(H側が+、O側がー) NaClの結晶はNa+とCl-からなっています。 このことで、Na+には水分子のO側が引き寄せられ、数個の水分子がNa+を取り囲む。すなわち、水和(水に溶けること)する。Cl-には水分子のH側が引き寄せられ、水和する。このようにしてNa+やCl-が結晶から離れて水中に分散していく。これが塩が水に溶けるシステムです。これは「イオンになったら溶ける」という言葉に一応あっています。 しかし、では砂糖の場合はどうでしょうか?砂糖はイオンになりますか? なりません、でも水に溶けます。 なぜ?それは砂糖分子は極性を持つからです。 塩はイオン結晶です。分子の形では存在しません。なのでイオンになって溶けていきますが、砂糖は一つの大きな極性を持つカタマリですので、そのまま分子の極性で水に引きつけられ、溶けていきます。 このように、必ずしもイオンにならないと溶けないわけではありません。 なので、溶媒への溶けやすさは、溶質のイオンになりやすさとは、(直接は)関係ありません。別として考えるようにしてください

stripe
質問者

お礼

だいたいわかった気がします! どうもありがとうございました!

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