第二次世界大戦ものの映画の魅力ってなんでしょうね？

質問

戦争映画が大好きなのですが、
ベトナム戦争や、中東戦争、近未来戦争、
第一次世界大戦、日露戦争、などの映画にはほとんど興味がありません。

しかし、こと第二次世界大戦（太平洋戦争もですね）の映画になると
もう、たまらなく好きです！＾＾
このまえも、「ワルキューレ」最高でした！＾＾（一緒に観た連れは重苦しい映画だったとの感想でしたが＾＾）

そこで、第二次世界大戦ものの映画の魅力ってなんなのか？
みなさまの思うところを教えてください！
（他の大戦の映画を勧めるのは、このさい無しでお願いしますね＾＾）

回答No.1

塾長（@ty470620） · ベストアンサー

「ワルキューレ」がどのような内容の映画なのか観ていませんから知りませんが、昔の戦争映画ならお答えします。
先ず、名画『眼下の敵』独逸・潜水艦と米国・駆逐艦の壮絶なbattleのお話です。ラストシーンが自爆寸前の潜水艦の艦長(クルト・ユルゲンスだったかな)を駆逐艦へ救い揚げるシーンが、ラグビーのノー・サイドの感じです。ミッドウェー、若き日のケネディー大統領が活躍する"魚雷艇109(数字は?)"とかも素晴らしいです。マニアックなものなら、日本映画の"キスカ"ですかね。
私は、闘いの中の友情とか、国家に対する忠誠心とか、美しく見えるから、好きなのかと思います。
しかし、実際に戦争に行った人は、裏側を知ってますから、二度と戦争へは行きたくないと言ってますね。

お礼

回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。＾＾

補足

ありがとです。
ただ、映画としての「第二次世界大戦」の娯楽、魅力的な部分での
質問とうけとっていただいたほうがいいです。
戦争に行った人の観点でとらえてしまったら、
ベトナム戦争も、朝鮮戦争も、近代戦争も同じですし、
話しが進まなくなってしまいます。
だれでも戦争に行きたくないのは気持ちは一緒です。

回答No.3

ucok

＃２への補足をありがとうございました。

＞こと「シン・レッド・ライン」にかぎっては、私のなかではワーストに入ります。

そうでしょうね。私はあの映画、だいっすきなんです。ベトナムものが好きなんで(笑)。ベトナムものは、悲惨さもさることながら、“終わらない”感があるんですよね。その点、ハリウッドの太平洋戦争ものは、悲惨さの果てに光が約束されたような“抜ける”感じがあります。

じゃあ、ハリウッド映画でも、きっと『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』２部作もギリギリでしょうね。『太陽の帝国』は、それなりかな。好みそれぞれですね。では、このへんで。

お礼

回答No.2

ucok

ハリウッド映画に限って言えば「ヒロイズム」でしょう。特に、＃１さんもお書きになっている「盲目的な忠誠心」が大事にされるのは、太平洋戦争ものまでですよね。

アメリカ合衆国および連合国側にとって、第二次世界大戦は、勝利の戦争。人によっては、正しい戦争とさえ言えます。がんばって戦って、勝て、帰還して、経済が潤った。そういう時代の話です。もちろん、実際にはそうとも限らないのですが、メディアがずっとそう先導してきたので、観客もそんなトーンを期待し、よって製作側も、総じてそういうトーンの作品を作ってきました。

「ワルキューレ」も敗戦国ドイツの軍人たちばかりの物語ですから、本来であれば悲惨であって当然。現に（史実ですからネタバレにはならないと思うのですが）、主人公の末路は悲惨です。しかし、そこをあえて、ハリウッド的第二次大戦ものにのっとって、ヒロイズムを前面に出しているところが、ある意味、画期的でもあると私は感じました。

反面、ベトナム戦争や中東戦争は、メディアの発達とともに暗部があばかれた戦争であり、何かと悲惨さが伴います。とりわけベトナム戦争当時は反戦、反ニクソンの気運が高まっていただけに、映画の中で肯定的にとらえる部分が微塵もなかったりして、「泥沼感」を前面に出しています。近未来戦争ですが、そもそもSFは「人類に対する警告」がメインですから、やはり悲惨さが伴いやすいのと、史実ではないので「ああ、あの時の立派だった、あれね。あれ、あれ」という感覚が希薄です。

なお、同じ太平洋戦争ものでも、連合国以外の国が製作した映画は、少し雰囲気が違うと思います。

ところで、質問者さんは「シン・レッド・ライン」をご覧になりましたでしょうか。あれは極めてベトナム戦争もの的な太平洋戦争ものだと思うのですが、どうお感じになったのか興味があります。

お礼

もっと気の利いた再回答を期待してたのですが、
とてもありきたりな回答しかいただけなかったので、
大変残念です。。。

補足

＞「シン・レッド・ライン」をご覧になりましたでしょうか。あれは極めてベトナム戦争もの的

鋭いですねぇ。
確かに「第二次世界大戦ものの映画」が大好きなわたしですが、
こと「シン・レッド・ライン」にかぎっては、私のなかではワーストに入ります。正直わくわくするものが最後まで感じられない映画でしたね。
いえ、正確に申しますと当時オスカーにもノミネートされてたし
映画館では観ませんでしたが、DVDが発売されたときにすぐに購入したのですから期待度はそれなりにもってたんですけど。
一度観ただけで、お蔵入りになったのは事実です。
その理由が「ベトナム戦争もの的」と言われて、
目から鱗　です。悲惨さや反戦的な描き方が確かに違いますね。
そういわれると、シチュエーション的にも南海の島というよりも
ベトナムっぽいし、大戦初期の攻防を描いてるはずなのに日本海軍はすでに病人だらけのよぼよぼだし、個人的には時代考証的なことには
あんまり拘らないんですが、いけません、いくらでもケチをつけてしまいそうです。
ハリウッド的ではない「遠すぎた橋」などのほうがわたしにはまだわかりやすい気がします。