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マックス・ウェーバーについて

okarinsenpaiの回答

回答No.3

「職業の政治」はドイツ革命の騒乱がまだやまず、国内で不安定だったころに行われた講演です。学生たちは革命の成功に酔い、現実を見失って、理想の社会が明日にでも実現されると錯覚していました。そのような学生たちに冷水を浴びせるために行われた講演が「職業としての政治」です。この中で、ウェーバーは現実を無視し、理想ばかりを追い求める政治姿勢を政治家としてふさわしくない態度だとして、はねのけます。しかし、理想を忘れ、現実に追随する姿勢もまた政治家の態度とは認めませんでした。ウェーバーが理想としたのは、現実を直視しながらそのなかで自分なりの理想を胸に秘め、理想実現のために現実と真正面から立ち向かい、少しずつでも世の中を変えていこうとする政治家であったと思われます。「職業としての政治」については、森嶋通夫「政治家の条件」脇圭平「知識人と政治」〈共に岩波新書)を参考にして下さい。

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