• ベストアンサー

デカントとピペットはペレットに対してどっちがやさしいか

タイトルで全部語ってるんですが、マイクロチューブを遠心処理し、水溶液内の不溶物質をペレットとして得た後に、上清を除去します。このときデカントで除去するのとピペットで除去するのは、どちらのほうがペレットがはがれるなどのネガティブな影響が少ないのでしょうか? わたしはデカントは全部取れないけれども、そのぶんペレットがはがれて消失するようなことはない・・・と思っていたのですが、逆の意見なども聞き、今回、実際に詳しい方の意見を聞きたいと思った次第です。 ご意見をお聞かせ下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • otx
  • ベストアンサー率44% (256/576)
回答No.1

あまり難しく考えなくても・・・ デカントの場合、 重力で落ちていくので、ペレットが外れた場合、そのまま落ちていくことを止められない。大量にする場合はやりやすいかも。 ピペッティングの場合、 ペレットに触らないようにしてペレットを外さない努力ができる、 また、外れても、「ありゃ外れてしまった」っともう一回遠心からやり直せる。 大量にある場合はめんどうかも。

CTAB
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 軽く気になったもので質問させていただきましたが、そこまで大きな差はなさそうです。 それよりもサンプル数などから適当に決めるべきなのでしょうね。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

noname#91223
noname#91223
回答No.2

デカントでペレットが剥がれて消失する場合もあります。しかし、サンプル本数が大量にあって、ペレットが目に見えて、上清の残渣がその後の反応にあまり影響しないという状態ではデカントが効率的だと思います。 そうでない場合はピペットで除去することが多いです。理由は先にご回答の方がおっしゃっている通りですが、それ以外に、ピペットできれいに上清を除去した場合、ペレットが直接肉眼で見えにくくても、上清を除去した後の壁面に対する上清の残渣の付着の仕方からペレットの存在が推測できる場合があるという利点があります。また、ほぼ最後まできちんとピペットで上清を吸い取れば、夾雑物の混入が減ってその後の反応に対する悪影響が減るという利点もあります。 デカントとピペットによる吸い取りとではどちらがペレットが剥がれにくいかについては、デカントで残る上清の量と同じくらいの量の上清を取り残しても良いのなら、ピペットで吸い取る方がgentleな方法だと思います。最後までピペットで除去する場合は何とも言えませんが。

CTAB
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり厳密な差よりも、手法などで適時適当な方法を選択するべきなようですね。納得しました。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 細胞培養について。パスが上手く出来ません。

    閲覧ありがとうございます。 数週間前にバイオ系の研究室に配属されました、大学3回生の者です。   癌細胞(浮遊、接着)を細胞培養専用のフラスコを使って培養しています。 細胞が増えたらチューブに移して遠心にかけ、上清を吸って培養液を入れ数個のフラスコに分けるのですが、 その分けた後のフラスコを見ても細胞が全くない、あるいは非常に少なくそれからは育たずに消えて(死んで?)しまいます。 遠心後の時点でチューブの底にペレットはあるので、おそらくその後の操作が悪いのだと思います。 オートピペッターを使ったピペッティングが上手く出来ていないからと思いましたが、移した後でチューブを見てもペレットは残っていないようです。ピペッティングの際は、培養液をチューブに入れるときに少し入れた後、数回液を吸ったり出したりしてから全て出しています。 それなら上清を吸うときにペレットも吸ったのかなとも思いましたが、もちろんパスツールをチューブの底まで突っ込むような事はしていません。チューブを傾けて、パスツールを壁に当てるようにして吸っています。 おそらくこのどちらかが原因だと思うのですが・・・ 自分なりに慎重に操作しているつもりですが、どこが悪いのかわかりません。 熟練した方に見て頂けたら一番良いのですが、先輩や先生は自分の研究で忙しそうなので頼みにくいです… 細胞を使わずクリーンベンチ内で練習した時は見て下さいましたが、特に悪かった訳ではなさそうでした。 研究室での課題が進められず、本当に困っています。 全くの初心者なので、用語が間違っていたり言葉足らずでしたらごめんなさい。 細胞を使った研究などをされている方から何かアドバイスを頂ければと思い、質問させて頂きました。 よろしくお願いします。

  • 溶血について

    仕事上、ヒトの末梢血より血清を採取しているのですが、溶血していたのではないかと心配です。 末梢血を採取したあと、室温で30min放置してから遠心、上清を採取しています。 手順だと、遠心は1回で、さらさらの上清を電動ピペットで吸うというような方法が記述されていたのですが、プルプルした塊や、くもの巣のようなネバネバした想定外の物質が出現し、この物質を避けつつパスツールピペットで上清を取っていたのですが、下の赤い部分を吸ってしまって上清と沈殿の境目がうやむやになり、やむなく2~3回遠心を繰り返しました。これは血清を採取する上で問題ないですか?度重なる遠心で溶血していないでしょうか?みなさん、遠心は一回で血清を採取されているのでしょうか? あと、正直、手順からは想像できない事態にイラつき、塊をパスツールピペットでツンツンツンツン・・・・してしまいました。溶血ってどの程度で起こるものなのかわかりませんが、これは溶血していませんか?

  • エタ沈後のペレットを確実に溶解させるには

    プラスミドのTE(pH8)に対する溶解度は高いんですか? エタ沈後、エタノールを除去するとプラスミドの沈殿が残りますが、 これをTEに溶かすことがあるんですが、どのようにして溶かしたら いいんですか? 溶解度が高いんならほっとけばいいと思いますが。 エタ沈はWAKOのエタ沈メイトというキットを使っています。 また、大量のエタノールを入れて精製した場合、チューブの壁面に沈殿が付くと思いますが、沈殿後に加えるTEの液料が少ない場合は液に接しない壁面の沈殿はどうやって溶かせばいいですか? ピペットで落とすしかないんでしょうか? また、完全に溶解したかどうかはどうやったら確認できますか? 透明になっていれば溶解したということになるんでしょうが。 沈殿自体が見えにくいのでなかなか苦労しています。

  • 大腸菌の超音波破砕について

    大腸菌でタンパクを発現させ、超音波破砕をし、遠心して上清を回収することで、目的のタンパク質を回収する方法があります。目的のタンパクは、GSTなどの可溶性の高いタンパクを結合させることによりペリプラズム間に移行させます。  ここで大腸菌の壊れている状態について確認させて下さい。 (1)超音波破砕をすると菌体も壊れるのですよね? (2)ペリプラズムだけを壊すのには、透圧ショックが適切ですよね? (3)超音波破砕した後、遠心した上清を回収したことは、ペリプラズム&菌体内全部における可溶性の高いタンパクの回収したことになるのでしょうか?  また、上記の遠心後のペレットの方も上清画分と同様に、SDS-PAGEを行いました。ペレットにはかなり様々なバンドが濃く見えました。 (4)SDS-PAGEをすると菌体は全体が壊れると思いますが、これはSDS-PAGEにおいて泳動する前に、サンプルにSDSを入れてboilする過程において菌体が破裂するのですよね? (5)界面活性剤(SDS)を加えただけでは、菌体は破壊できませんよね?(6)界面活性剤でペリプラズムのみ壊せているのでしょうか?  長くなりすみません。菌体が全部壊れているのか、ペリプラズムだけ壊れているのかよく分からなくなってしまったのです。 (7)最後に、凍結粉砕という方法もありますが、こちらも菌体全部壊れますよね? 大変こんがらがってしまいました。どなたか、よろしくお願いします。

  • 化学についての質問です。

    化学についての質問です。 分子式C18H18O4のベンゼン環を2つもつジエステルXがあり、この油状物質にNaOHaqを加えて、かきまぜながらあたためると、油状物質が消失して均一な水溶液になるそうなのですが、どうして均一な水溶液になるのか教えてください。 塩化鉄(III)水溶液で紫色を呈し、過マンガン酸カリウムで酸化させるとサリチル酸になるものをあげてください。 このふたつが疑問です。 教えていただけないでしょうか。

  • 化学についての質問です。

    化学についての質問です。 分子式C18H18O4のベンゼン環を2つもつジエステルXがあり、この油状物質にNaOHaqを加えて、かきまぜながらあたためると、油状物質が消失して均一な水溶液になるそうなのですが、どうして均一な水溶液になるのか教えてください。 塩化鉄(III)水溶液で紫色を呈し、過マンガン酸カリウムで酸化させるとサリチル酸になるものをあげてください。 このふたつが疑問です。 教えていただけないでしょうか。

  • DNAとRNAのどのような性質に違いから水溶性になるのか,脂溶性になるのかがわかりません.

    大学の実験でノーザンハイブリダイゼーションをやったのですが,核酸を抽出するときにDNAとRNAで抽出に必要なpH条件が異なる原因がわかりませんでした. 具体的には,それぞれの核酸抽出用の生体試料に試薬を加えて遠心すると,DNA抽出ではpH9の下で上清にDNAが含まれ,RNA抽出ではpH4の下で上清にRNA,有機層にDNAが含まれる,ということです. ウェブで色々調べたのですが,「DNAはアルカリ性で,RNAは酸性の水溶液で水溶性になる」ということだけがわかり,具体的に「どのような化学的性質の違いにより,溶け方の違いが生じるのか」ということはわかりませんでした. また,DNA抽出では上清にRNAも含まれている気がするのですが,RNAははいっているのでしょうか?また,入っているとして,ハイブリの結果に影響はないのでしょうか? どなたかこの辺の事に詳しい方,教えてください.お願いします.

  • HPLCでの有機酸測定について

    生体サンプル(盲腸および糞中)の有機酸の測定(特に乳酸およびコハク酸)をしたいと思っています。 図書館で調べたり、抽出方法などを考えて測定しているのですが、残念ながら知識がほとんどなかったりするので、測定結果も芳しくありません。 pubmedなどは探したのですが、イオン交換クロマトグラフィーでほとんど測定されています。 私は逆相クロマトグラフィーで東ソーのODS100というカラムを用いて測定しようと思っているのですが、なかなかうまくいきません。 測定条件・サンプル処理法についてアドバイスや参考となる文献を教えて頂きたいと思います。なお、下記に現在の測定条件を書いておきます。知識のなさ故に、全く見当違いの方法でやっているかと思います。 優しく突っ込んで頂けると助かります(>_<) 現在の測定条件:移動相-0.1 %リン酸 , 検出波長-210nM サンプル処理法: 1 サンプルを純水にて抽出して遠心分離 2 上清に1N過塩素酸 200μL入れて蓋をして加熱し、タンパク除去 3 ふたを外して加熱し、揮発性物質の蒸発させ、遠心分離 4 上清にクロロホルムを入れて脱脂質し、遠心分離し、クロロホルムを除去 5 上清ヘキサンを入れ、さらに脱脂質し遠心分離 6-1 上清をHPLCに注入(感度が低いながら、分析可能) 感度を上げるため、濃縮乾固を行いたいので、実際は 6-2 上清に0.2N NaOH/MeOH 1mLで塩化して濃縮乾固 7 純水で溶解してHPLCで注入(これだと、うまく分離できずピークが検出できない) というやり方です。 細かい事でも良いので、突っ込みor参考図書・文献があれば、宜しくお願いします。

  • 化学の問題でどうしてもわかないので教えてください。

    化学の問題でどうしてもわかないので教えてください。 お願いします。 分子式C18H18O4のベンゼン環を2つもつジエステルXがある。 この物質の構造を決定するために様々な実験をしたところ、次の知見が得られた。 下の各問いに答えよ。 ★この油状物質にNaOHaqを加えて、かき混ぜながら暖めたところ、油状物質が消失して均一な水溶液となった。 これから適当な操作をすることにより、A,B,Cの3種の物質が得られた。 ★Aは分子式C3H6O3で、不斉炭素をもつ酸性物質で、ヒドロキシル基も持っているものであった。 ★BはC8H8O2のベンゼン環の2置換体の酸性物質で、過マンガン酸カリウムで酸化させるとテレフタル酸となるものであった。 ★Cは、塩化鉄(III)水溶液で紫色を呈するもので、過マンガン酸カリウムで酸化させるとサリチル酸となるものであった。 (1)1つ目の★で油状物質が消失して均一な水溶液になった理由を述べよ。 (2)A,B,C,およびXの構造式を示せ。

  • 活性炭によるフェノール性物質の除去について

    水溶液中のフェノール性物質を活性炭で除去する際に、液のpHは酸性領域と弱酸性領域ではどちらの方が吸着効果が高いのでしょうか?