人工と人造、使い分けは？

質問

人造大理石のことを人工大理石って言う方、多いですよね。以前、住宅関係の仕事をしていたのですが、カタログに書いてあるのを見ると、全部「人造」です（多分）。ということは「人造」が正解ですよね。ふと疑問に思ったのですが、「人工」と「人造」の違いって何でしょうか？
芝は人工、人間は人造、衛星は人工・・・、共通点が見つかりません。

回答No.7

stork · ベストアンサー

宝石屋です。
一応私どもの業界では下記のように区別しております。

天然石　　地球から作り出されたもの
　　　　　例）天然ダイヤモンド
人工石　　天然石と同じ素材（化学組成）を用いて人工的
　　　　　に作られた石。
　　　　　例）人工ダイヤモンド（工業用）
人造石　　人工的に作りだされたものであるが、天然とし
　　　　　ては存在しない化学組成のもの
　　　　　例）キュービックジルコニア（ダイヤモンドの
　　　　　　　類似石）
模造石　　天然石と外観を似せて作ったもの。
　　　　　例）ガラスキャッツアイ

業界は違いますが、同じ「鉱物」というジャンルで捉えると、人造大理石とは「人工的に作られ、かつ天然大理石とは異なった化学組成を持ったもの」でしょうか。
かなり近いような気がしますね(^_^)

お礼

遅くなりすみません。
参考にします。ありがとうございました。

回答No.6

nozomi500

なんども登場。
＃３のお礼の文章が理解しにくいのですが、

人造大理石ってのは、結局は同じ石（結晶構造がバラバラで見た目が美しくないだけで）のものを、圧力なり加熱なりで「大理石」のように美しい仕上げをしたものですね。
たぶん、石を使わず、プラスチックで真似て外壁材料にしたら「人工」じゃないでしょうか？

「造る」段階で手を加えたので「人造」だけれど、もともとは「自然に造られる」ことが前提になっている。
さいしょっから自然に（手を加えるにしても小さい範囲）できるのでなく、
ぜったいに出来るはずのないものをつくりあげるのが「人工」かな？

「宝石」につかう石って、「人造」なんだけれど、レーザー発生装置に使う石は「人工ルビー」といわれていました。
このへんになると素人にはわからないですね。結晶構造の問題なのか成分そのものが違うのか。

回答No.5

miyakeok

＃３で回答した者です。表現を替えて書きます。「天然でない」という意味で「排他的」に表現すると「人造」（天然のものに真似てものを造れるのは人間しかいないため「人」という文字を使う）、「天然とは違う」という意味で「差を強調して」表現すると「人工」（人の手により事が為される「人為」と「自然」が並立関係にある）。
　2つの用語の本質的な意味のすべてを含まないゆがんだ説明になっていますが、極端に表現するとこうなると思います。

回答No.4

nozomi500

＃４のおまけに補足。
単に惑星のまわりを公転していれば「衛星」ですが、
「通信衛星」や「気象衛星」は「天然」には存在しないから、わざわざ「人工通信衛星」や「人工気象衛星」といわなくても、「人工」に決まっています。

お礼

補足ありがとうございます。

回答No.3

nozomi500

大理石、というのは、結晶型の炭酸カルシウムですが、いわゆる石灰石の結晶の大きいやつ。
たぶん、「人造大理石」というのは、石灰石を加工して「大理石ふう」にしているのだと思います。つまり、原材料は同類。

石灰石で芝を作れば（できれば）人工芝になるでしょう。

＃３さんご指摘の「衛星」は、地球（惑星）の周りを公転するものをさしますから「真似る対象」はあります。地球の場合「月」ですが、小型の衛星を沢山持った惑星もあります。

お礼

遅くなってすみません。
２回目の回答、ありがとうございます。詳しく説明して頂いているので納得しそうです。
しかしながら、先の方への御礼に書かせてもらったような考えが浮かびました。よろしければ意見を聞かせてください。
ありがとうございました。

回答No.2

miyakeok

単に視点の置き場所の問題ではないでしょうか。真似る対象に視点を置けば、「人造」を使い、真似ているものに視点を置けば、「人工」となる。そう考えれば、普段、「人工」「人造」と名のついているものはすべて、置き換えることができるはずです。しかし、「人工芝」と「人工衛星」の２つの「人工」の意味は違うと思います。なぜなら、「芝」は真似る対象であり、「衛生」は真似る対象がないからです。「人工」は意味が1つと考えると誤解の元になると思います。

お礼

ありがとうございます。遅くなってすみません。
「真似る対象に視点を置く」とは、例えば、自分から人造大理石を見て、「人が造った、人によって造られた大理石」、
「真似ているものに視点を置く」とは、例えば、人工芝なら「人工の芝」という意味でしょうか？・・・ん？これじゃ同じか？頭が混乱してきました。教えて頂いてる意味はなんとなくわかるんですが。単語の種類（？）が違うということですよね？そう言われるとそういう気もしたのですが、今日、新たな考えが浮かびました。
人工よりも人造の方が精巧な気がしませんか？つまり、人工は、あくまで作り物（悪く言えばニセモノ）、人造は、確かにニセモノには違いありませんが、人が造り出した、産み出した物、ではないかなと思い始めました。どうでしょうか？
御礼を書くところに、勝手に持論を書いて申し訳ありません。
ありがとうございました。

回答No.1

nozomi500

まったくの自己流解釈ですが、
「人造」という場合、材料自体は「天然（動植物）」で、加工を人間がやっている。
たとえば、植物油で「人造バター」（死後かな）や「人造イクラ」（安物の回転寿司にはいまもつかわれているらしい）を作る場合。以前「人造肉」というのがありました。カップ麺の材料に「植物たんぱく」とかいてあるはず。
原材料はもともと「食品」である大豆など。

人造人間も、「機械人間」ではないはず。（出まわっていないから定義がわからないけど）

人工○○の場合、まったく別物ではないでしょうか。
プラスチックで出来た人工芝、みたいに。

お礼

ありがとうございます。
わかったようなわからんような。人工芝と人造大理石とで考えると、芝がプラスチックだから「人工」。ということは、人造大理石の原料は天然なんでしょうかね？ますます混乱してきました（笑）