連結決算・開始仕訳とその後

このQ&Aのポイント
  • 連結決算について教えてください。前提条件としては100%子会社を有しており、決算期が異なっており(親会社3月/子会社12月)、それぞれの決算書を元に連結を行っています。子会社が当社から仕入を3月に行っていた場合、連結精算上で売上、仕入、買掛金、売掛金の計上が必要です。
  • 連結決算において、子会社が当社から仕入を3月に行っていた場合、親会社の決算書には売掛金と売上が計上されていますが、仕入は加味されていません。したがって、連結精算上で仕入、買掛金、及び材料、期末材料の計上が必要です。
  • 子会社が仕入を立てた月及び決済を行った月の相殺仕訳についてわからない点があります。子会社においては仕入と買掛金が立っていますが、これは既に前期の連結上取り込んでいるため、相殺消去が必要ですが、具体的な仕訳がわからないというか、考えてもすっきりしません。
回答を見る
  • ベストアンサー

連結決算・開始仕訳とその後

連結決算について教えてください。 前提条件としては ・100%子会社を有している(当社は親会社) ・決算期が異なっており(親会社3月/子会社12月)、それぞれの決算書を元に連結を行っている →3ヶ月のズレが生じている とします。 この場合において、子会社が当社から仕入を3月に行っていた場合、 親会社の決算書には 売掛金 10,000/売上 10,000 が計上されているとします。 ※入金は翌期に行われ、仕入原価については8,000とします。 子会社は12月決算なので、当然この分の仕入は加味されていないことから連結精算上で 仕入 10,000/買掛金 10,000 及び 材料 8,000/期末材料 8,000 を計上します。 相殺消去として 売上 10,000/仕入 10,000 及び 買掛金 10,000/売掛金 10,000 を計上します。 翌期になり、開始仕訳として 利益剰余金期首残高 10,000/買掛金 10,000 及び 材料 8,000/利益剰余金期首残高 8,000 を行うとして、 その後、実際に子会社が仕入を立てた月及び決済を行った月の相殺仕訳がよくわかりません。 子会社が仕入を立てた月は当然、子会社において 仕入 10,000/買掛金 10,000 が立っているわけですが、 これは既に前期の連結上取り込んでいることから相殺消去が必要なのはわかります。 ただ、具体的な仕訳がわからないというか、考えてもすっきりしないというか・・・。 質問の内容に不明な点等あれば、書いて頂ければ幸いです。 お分かりになられる方がいらっしゃいましたら、お教えください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • poppop19
  • ベストアンサー率76% (30/39)
回答No.1

★まず子会社の仕訳ですが、 仕入10000/買掛金10000 さらに、3月中に仕入れてその商品が3月末時点で 在庫としてあるのなら、 繰越商品10000/仕入10000という仕訳をします。 あくまで子会社の個別財務諸表の修正仕訳です。 この商品はあくまで子会社にとって10000の商品 になるので、8000という金額は個別ベースの修正 仕訳では使用できません。 次に10000という商品の金額を連結ベースの8000という 金額に修正する未実現利益の控除仕訳が必要になります。 未実現利益の控除仕訳は、利益部分を消去するので 10000-8000=2000で 売上原価(仕入)2000→PLの期末商品棚卸高 / 商品(材料)2000→BSの商品金額 という仕訳になります。 >翌期になり、開始仕訳として >利益剰余金期首残高 10,000/買掛金 10,000  >及び 材料 8,000/利益剰余金期首残高 8,000 を行うとして、 >その後、実際に子会社が仕入を立てた月及び決済を行った月の >相殺仕訳がよくわかりません。 翌期の連結財務諸表作成時の事ですが、そもそも 利益剰余金期首残高10000/買掛金10000、という仕訳はしません。 子会社の個別FS上、前期の連結ですでに計上された仕入10000/買掛金10000 が含まれていますが、この仕入は、翌期の連結会計期間の仕入ではなく、 3月時点で仕入れているため連結会計期間の4月1日時点では、期首の商品に 含まれることになります。そのため 売上原価(期首商品棚卸高)10000/売上原価(当期仕入)10000となります。 この仕訳は、連結期間の当期仕入高から10000を抜いて、 期首商品棚卸高に振り替えているものです。 実質的に、連結上、売上原価10000/売上原価10000なので あまり意味の無いようなものになりますが。 買掛金については開始仕訳として引き継ぐ必要はありません。 子会社の翌期1月1日~12月31日の間の3月時点(連結上は前年度ですが) で買掛金が計上されますので、翌期の子会社の12月31日時点のBSに この買掛金は含まれてるはずです(通常は決済されて無いですが)。 すでに決済されて存在しないなら、存在してないものに対して、 連結上仕訳をする必要はありません。 あとは、前期の未実現利益の仕訳の引継ぎと実現仕訳が必要です。 利益剰余金期首残高2000/商品2000 商品2000/売上原価2000 以上、参考にしてください。 未実現利益の控除仕訳と実現仕訳の意味がわからないのでしたら ネットや書籍等で調べてみてください。

kurokiji_n
質問者

お礼

ご回答頂き、ありがとうございます! 質問からだいぶ時間が経ってしまっていたのに回答して頂き、 非常にありがたく思いますm(_ _)m 連結会計があまり得意ではないので、開始仕訳は結構基本に忠実にやっています。 未達取引については、「B/S項目-B/S項目」及び「P/L項目-P/L項目」以外の取引は 利益剰余金期首残高を必ず通して処理していたので、買掛金についても開始仕訳として 引継いで処理していましたが、回答者様のように慣れるときっと、それも行わずに 出来るようになるのでしょうね。 頂いた回答はじっくりと読みましたので、いろいろとまた考えてみたいと思います。 ありがとうございました!

関連するQ&A

  • 連結決算の開始仕訳について

    こんにちわ。 私はSE・プログラマーとして連結決算のシステム開発をしているものです。 とは言っても、公認会計士の先生に支援していただき作った為 連結決算に関する知識が不足しております。 社内においてこのシステムの講習会を行う事になりました。 ほとんどの事は参考書などに載っているのですが、開始仕訳についてのみ 載っていません。(まだまだ見足りないのかもしれませんが) 開始仕訳が連結決算においてどのような役割を果たすのか、ご存知でしたら教えて下さい。(システム的レベルの為、P/L、S/Sに係わる仕訳を期首剰余金に置換えて作成するという事しか、解りません。何のためにこの作業が必要なのでしょうか?) よろしくお願いします。

  • 清算した子会社の期首連結仕訳について

    前期に清算した子会社があります。 前期に親会社がその子会社の株式を減損、または売却しました。 前期の仕訳は次のようになっています。 ・親会社仕訳 特別損失50/子会社株式50 ・連結仕訳 子会社株式50/特別損失50 通常なら期首開始仕訳で次のような仕訳が起こります。 ・期首開始仕訳(B10) 子会社株式50/剰余金期首残高50 しかし、当期首はこの子会社は清算して無くなっているのでこの開始仕訳はおこらないです。 そうすると剰余金期首残高が計上されないこととなり、前期の期末剰余金と合わないこと になります。 剰余金期首残高を計上するにはどのような仕訳をすればよいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 連結決算仕訳

    連結決算の仕訳について教えてください。 前期の期中で100パーセント子会社になった。 資本金(子):1千万円、関係会社株式(親):1千万円 今期の決算での資本取引仕訳は、資本金と関係会社株式の相殺仕訳のみでよいのでしょうか。 開始仕訳、資本取引仕訳がいまいちわかりません。 よろしくお願いいたします。

  • 連結会計について

    親会社が子会社(システム会社)にソフトウェアの開発を委託した時に次のような仕訳をしています。 ・親会社 ソフトウェア仮勘定/買掛金 ソフトウェア/ソフトウェア仮勘定 ・子会社 売掛金/売上 この場合、連結仕訳は次の仕訳になると思います。 売上/ソフトウェア 買掛金/売掛金 どうもこのソフトウェアを消すということにひっかかります。ソフトェアは実際に存在するわけですから 連結相殺消去で無くすことに違和感を感じます。 ソフトウェアではなくて費用科目で消すのなら違和感はないのですが、そうすると親会社の仕訳が間違えているのでしょうか? 上記の仕訳どこか間違えていたら教えてください。

  • 仕訳を教えて下さい。

    初歩的なんですが… 今月に商品を掛で仕入れて、翌月末にその商品代を支払わず、    その商品代を売掛金と相殺しました。   その場合 今月 仕入 / 買掛金       翌月 買掛金 / 売掛金(相殺) で、いいですか? それと、その時に売掛帳にはマイナス表示になってもいいんですか? 他に仕訳を教えて下さい。 よろしくお願いします。 

  • 連結会計

    連結会社間の未達取引について教えて下さい。 例えば子会社(売上:出荷基準)から親会社(仕入:検収基準)への売上げで、期をまたぐことで子会社は売上を計上し、親会社は仕入を計上していない場合に、子会社の個別財務諸表上の調整仕訳のきり方は下記のとおりでいいんでしょうか? 売上高××/売掛金×× この仕訳で良いのであれば、なぜ売上を消去するのに原価の取り消し及び在庫の計上についての仕訳はきらないか教えて下さい。 また、もし上記仕訳が間違っているのであれば、その仕訳とそのようになる理由を教えて下さい。 大変困ってるんで回答お願いします。

  • 売上原価算定仕訳(決算整理仕訳)

    基本的な質問ですみませんが、簿記学習時は売上原価算定の為に”仕入/繰越、繰越/仕入”の仕訳を計上しました。 しかし実務では”期首(末)商品棚卸高/商品、商品/期末商品棚卸高”の仕訳を計上しております。 後者が前者と同じ意味になる理由が分かりません。(仕入時は、仕入/買掛金のみ仕訳しています。) どなたか教えて頂けませんでしょうか。 宜しくお願いします。

  • 連結決算について

    お願いします。 連結決算についてです。 親会社の決算日が3月31日、子会社の決算日が12月31日のとき。 子会社の財務諸表については、決算日の差異が3ヶ月以内なので、仮決算をせずに、連結できるとしています。 ですが、重要な差異は差異の期間中(1月、2月、3月)の重要な取引については、反映させなければなりませんよね。 この場合、実質的には、 損益は12ヶ月+3ヶ月の15ヶ月ぶんが計上されていることになるのではないでしょうか?

  • 決算仕訳事項について

    決算仕訳時にいくつか質問があります。 社債発行費のことで、前期首に社債を発行した際に計上して、3年間に渡り定額法で償却している。となっており、社債発行費は、75,000です。 この仕訳を単純に、75,000を3年で計算したのですが、違うと言われました。何が違うのでしょうか? また、買掛金支払の為振り出した小切手40,000が仕入先に渡っていなかった。 という処理について。 小切手を振り出したので、 (借)買掛金40,000 (貸)当座預金40,000 とし、決算時にこの金額の計算を行うのでしょうか?不要な処理なのでしょうか? すみませんが、よろしくお願いします。

  • 会計期間が違う親子間の連結修正仕訳について

    親子間の連結相殺仕訳について教えてください。 親会社の会計期間は4/1~翌年3/31、子会社は1/1~12/31です。 親会社が子会社の応援に行った場合の第2四半期決算(親会社:4-9月、子会社:1-6月) における相殺仕訳です。 個別仕訳では子会社は親会社に応援費用を払い、親会社はその分収益をもらいます。 4-9月の応援費用を100、9月末における債権・債務を50とすると 相殺仕訳は次のようになります。  収入(親会社)100/費用(子会社)100  未払金(子会社)50/未収入金(親会社)50 ただし上記の金額は親会社の9月末時点における金額なので、 子会社の方でも7-9月の金額を連結上追加計上しなければなりません。 (子会社の第2四半期は6月までのため) 7-9月の応援費用が80の場合追加仕訳は次のような仕訳で良いのでしょうか?  子会社の追加仕訳  (1)費用80/未払金80    9月末時点の債権・債務が50なので次の仕訳も必要でしょうか?  (2)未払金30/現金30  どうも(2)の仕訳がしっくりきません。 (1)の仕訳だけでよいのでしょうか? 以上宜しくお願いします。

専門家に質問してみよう