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当選確実が微妙に決まらない理由がわかりません
各報道には開票の様子を離れたところから見ることができる特権があって、開票率が低い段階で当選確実がわかってしまうのだという話を聞いたことがあります。 ただ、その説明だと充分な差があれば開票が始まる前の段階でわかってしまうし、それが無ければかなり開票が進まないと決まらないという両極端に分かれるはずだと思うのです。 ところが、実際には微妙な段階(2人の当選枠で30%とか)になるまで当確が出ないことがあります。 その理由が腑に落ちません。 投票場所によって差がある場合を反映してのことなのでしょうか? 当確の判定に携わったことのある方っていらっしゃいますか?
- ojisa
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ほかの方が書いているように当落予想は基本的には投票所の出口調査の結果によりますから、開票0%でも半分くらいの選挙区は当確打てます。 (出口調査で十分な差がついていたら、誤差を無視して当確打ちますし) あとは放送局の体質で、「一番に当確を打たない放送局」ってのが実はあります。 まあ、何年か前に当確を出した候補者が実は落ちていたということがあり、総務省が各放送局の社長を呼び出して「当確報道には慎重を期すように」とクレームつけたこともあり、一時期よりは当確を出すのは遅くなっています。 ちなみに開票所に入るのは手続きさえすれば誰でも入れるようですよ。
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- phj
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各報道は、当確を有る程度予想する為に、投票所に人を配置してアンケートを行います。ただ全部の投票所には配置できませんし、全員が答えてくれるわけではありません。 つぎに開票所に人員を派遣して、開票結果をモニターします。いちおうどのくらい開票されているかは公表されるらしいのですが、双眼鏡などを使って、誰の票がどのくらい積みあがっているかを確認したりします。ちなみに開票所は不正防止のために、だれでも開票作業を見学できるようになっています。 これで事前アンケートや下馬評の予想と、開票作業中の票の積みあがりかたが一致していれば、当確をだすようですが、開票作業にはムラがあります。たとえば、立候補者の事務所がある地域は得票率が伸びたり、もともと有力な地区があったりすると、劣勢であっても得票が伸びることになります。 そういう場所の投票箱が後回しになったりすると、予想で2位で開票率30%程度のときにやはり2位だから、と予想1位に当確を出した後に、ワッと投票が伸びて、逆転したりするのです。 ですので、選挙速報を見ていると、すぐに当確が出ることもあれば、開票作業の順番でまだ分からないということもあるのです。 開票作業が進んでいるのに、当確が遅いということは接戦であることも多いですから、そのあたりも読んでみると面白いと思います。
お礼
だれでも開票作業を見ることができるのは知りませんでした。 ありがとうございます。 「開票作業が進んでいるのに、当確が遅いということは接戦であることも多い」という点は当然のような気がするのですが、私の記憶の印象と一致しません。今度の選挙で注意してみます。
当選確実を出すためには、投票後に出てきた人の出口調査を行うことで予想をたてます。 つまり、全体の開票率だけでなく、票を稼げる地域、逆に不人気な地域の開票状況などで微妙に違ってきます。 以前は、各局でいかに当確を早く出すかの競争になり、開票が始まると同時に当確が出ることも珍しくありませんでした。 しかし、あまりにもエスカレートしすぎて当確を出した候補者が落選してしまったというトラブルが発生したために、それからは慎重になったようです。
お礼
ありがとうございました。
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お礼
皆様お礼が遅くなってごめんなさい。 ご経験のある方からのお話で信憑性が増しますね。 「基本的には投票所の出口調査の結果」なんですね。私を含め、多くの知人の中で出口調査に行き当たった人間がいないものですから、そんなに重要な判断に出口調査が重きを置いているとは想像もしませんでした。 それでもほぼ正しい結果が出るというのは統計学の発達が驚異的だということを意味するのでしょうか。今度調べてみます。 ありがとうございました。