• ベストアンサー

正の水和?負の水和?

http://www.alto.co.jp/dk/2home/011-2.html ここのページに、 ナトリウムやリチウムの周りには電荷を中和するために水分子の密度が大きくなり カリウムの周りは反発力により水分子の密度は小さくなると書かれているのですが、 これはどういう原理によるものなのでしょうか? これらのイオンは全て正の電荷を持っているので、溶液中では全て水和されていないと安定でないと思うのですが、このように違いが出る理由を教えて下さい。 よろしくお願いいたします。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 101325
  • ベストアンサー率80% (495/617)
回答No.3

> これはどういう原理によるものなのでしょうか? そのページにある「正の水和」と「負の水和」の説明は、間違っています。 > これらのイオンは全て正の電荷を持っているので、溶液中では全て水和されていないと安定でない はい。そうです。 > このように違いが出る理由を教えて下さい。 イオンを水和している水分子は、イオンに強く引きつけられ動きにくくなります(構造形成)。「イオンを水和している水分子」をさらに取り囲む水分子は、イオンの影響により水素結合が切れて、動き易くなります(構造破壊)。どんなイオンでも多かれ少なかれ構造形成と構造破壊が起きます。構造形成の度合いの大きい水和を「正の水和」、構造形成の度合いが小さく、正味として構造破壊の効果が大きく現れる水和を「負の水和」といいます。 より詳しい説明は、溶液化学の教科書に載っていますので参照して下さい。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4122756.html もう少し新しい本では 鈴木啓三 著「水の話・十講 : その科学と環境問題」化学同人, 1997. http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABA30109206 上平恒 著「水の分子工学」講談社, 1998. http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABA35382723 に説明があります。 岩波理化学辞典第5版の「構造形成イオン」の項にも、簡単な説明があります。

その他の回答 (2)

noname#160321
noname#160321
回答No.2

まあ、本にすれば「トンデモ本」に近いですね。 最初のページに、 「今まで誰一人と語りえなかった真実を書いただけのことである。如何に今までのディスカスの世界が誤謬に満ちているかをご高察戴きたい」 とあるのが、独りよがりのマッドドクターっぽいところ。 この方は早稲田の文学部心理学と東京理科大製薬化学を出ているので自信がお有りのようですが、かなり「本だけの学問」の傾向が強いです。 その証拠は「引用文献が無い」「グラフ、表が無い」ところに現われています。 あるのは絵ばっかり。それも間違ってる。 情熱が暴走しているようですが、誰かを欺して「お金を取ろう」というところまでは行かないので「表現の自由」の範囲でしょう。^^

  • snsnsnsn
  • ベストアンサー率50% (5/10)
回答No.1

上記サイトの説明はかなり適当な気がしますね。 普通にカリウムとかも水和しますよ。 てことで、改めて水和の説明をしてみたいと思います。 まず、水分子には電気的な偏りが存在しています。 正式な表現では「水分子は双極子モーメントを持つ」といいます。 まぁ、いわゆる電気の磁石みたいなものとみなせる、と思ってください。 なので、水分子の近傍にカチオンが来れば酸素が近くになるよう水分子の向きが固定され、 逆にアニオンが来れば水素が近くになるよう水分子の向きが固定されるのです。 これらの現象のことを総じて「水和」とわれわれは言っております。 ちなみに、水和は一般的に熱力学的安定化を伴う過程であり、自発的に進行します。 密度に関してですが、これは少し難しいですね。 そもそも上記サイトによる密度の説明は全く見当外れです。 実際、液体の水は非常に複雑な水素結合クラスター状態をとっているため、 これがイオンの存在によって変形したときにどのような密度変化を起こすのか、 というところまで言及しなければ分からないはずです。 もっとも、詳しいところは僕も知りませんので、 これに関する解説は他の専門の人にお願いしてもらってください。

関連するQ&A

  • 水和物の最大質量

    式量、分子量について、Na2SO4=142.0 , CuSO4=160.0 , H2O=18.0 とする。 硫酸ナトリウム十水和物(Na2SO4・10H2O)の結晶を64.4g取ってビーカーにいれ、これを40℃に保ち続けた。 すると結晶は完全に分解して水和水がすべて液体の水となり、これに無水硫酸ナトリウムが一部溶け込んだ。 ビーカーの底には11.2gの無水硫酸ナトリウムが溶けずに残った。 問1、硫酸ナトリウム十水和物64.4gに含まれる無水硫酸ナトリウムと水和水の質量をそれぞれ求めよ。 これはなんとか解けて、無水硫酸ナトリウムは28.4g、水和水は36.0gと分かりました。 問2、40℃において100gの水に溶ける無水硫酸ナトリウムの最大質量は何gか。有効数字3桁で答えよ。 これは比の式にして、溶質:溶液にしてときました。 溶質が28.4-11.2=17.2 17.2:36.0=x:100 x=47.77...=47.8gとなりました。 問3、40℃において100gの水に溶ける硫酸ナトリウム十水和物の最大質量は何gか。整数で答えよ。 この問題が難しくて溶けません。 硫酸ナトリウム十水和物の最大質量をxと置いて 溶液の質量はx*242.0/322[g]、溶質はx*142.0/322[g]として 溶液:溶質mの比にして x*242.0/322 : x*142.0/322 = 100 : x となってしまい、どうにも解けません。 散々悩んだんですがどうしても分からないです。 教えてもらえないでしょうか? おねがいします。

  • アセトンに水和物を混ぜると水だけ溶けますか?

    アセトンに水和物を混ぜると水だけ溶けますか? 無水アセトンに炭酸ナトリウム1水和物を混ぜてよく攪拌してからろ過したとします。 アセトン内に水の部分だけ溶けているでしょうか? 仮に、アセトン500mlに水15g溶けている溶液があるとして、そこに100gの炭酸ナトリウム・H2Oを混ぜよく攪拌してから濾過して炭酸ナトリウムを除去したあと、アセトン内の水は15gのままでしょうか? どたなかよろしくお願い致します。m(_ _)m

  • 塩化カルシウムの水和数が知りたい

    溶液中で1個の塩化カルシウム分子に配位する水分子の数(水和数)を知りたいのですが,どのような本に載っているでしょうか. できれば,塩化カルシウム濃度別の水和数を知りたいと思っています. 水和数のデータベースのようなものがあればタイトルを教えてもらえないでしょうか.よろしくお願いします.

  • 水和 

    濾過などをして沈殿物を分離しますが、沈殿以外にイオンが濾紙上に析出することなんてあるのでしょうか? ふと思ったのですが、例えば、AgClの沈殿などは目に見えますが、イオンのときは見えませんよね。2つのイオンが結合して目に見える大きさになるのなら、イオンなどは水分子と水和してるので、濾過で析出しちゃたりしないのかなと思ったりしたのですが。 イオンや分子の大きさの問題だけですかね。 沈殿物はビーカーの底などにたくさん集まっているから見えるのかなと思ったりしたのですが、それだけだと濾過して析出なんてしないだろうし、水和したイオンは、水溶液中で水分子がイオンの周りにあるから見えないのでしょうか? 水和したイオンが濾過で析出してもいいのでは。 くだらない質問ですいません。お暇でしたら、回答お願いします。

  • 化学、水和物の計算

    純粋な炭酸ナトリウム10水和物を4.29g(式量286)をはかりとり、水を加えて溶かし、100mlとした。 この溶液を10mlはかりとり、メチルオレンジを加えた。 これに濃度未知の塩酸30mlを加えると赤から黄色になった このとき、塩酸のmol/lを求めよ これがわかりません… 解説お願いしますm(__)m

  • Li、Na、Kそれぞれを水に入れた時について

    こんにちは。 ・リチウム、ナトリウム、カリウムそれぞれを水に入れた時、気体が発生しますが、それぞれ何の気体なのでしょうか。 化学式も教えてください。 ・水に入れた時の反応の激しさも差がありますが (カリウム>ナトリウム>リチウム)、ナトリウムとカリウムは金属のイオン化傾向の図を見て、カリウムの方が反応が激しい理由が分かったのですが、リチウムが載っていないので、リチウムが一番反応が激しくない理由が分かりません。 ・ピンク色になるほどアルカリ性が強いことが分かるPP(カリウム>ナトリウム>リチウム)についても何故このような結果になるのかが分かりません。 教えてください。

  • 硫酸ナトリウム十水和物の凝固点について

    化学の重要問題集からの引用なのですが、 『硫酸ナトリウム十水和物Na2SO4・10H2Oの5.0gを水100gに溶かした水溶液の凝固点を求めよ。 ただし、この水溶液中で硫酸ナトリウムは完全に電離しているものとする。』 の解説で、 Δt=1.88×(分子)/(分母) (分子)=(5.0/322)×3 (分母)=(100+2.8)/1000 とありました。(分数だらけなのでわかり辛かったらごめんなさい) なぜ分子に5.0がくるのかがわかりません…。 私は5.0に142/322をかけた値をいれてしまったのですが…。 ヤフーのほうなどにもあたってみたのですが、イマイチよくわからなくて… どうか教えてください。よろしくお願いします。

  • リチウム二次電池について教えてください。

    リチウム二次電池について教えてください。 まずはどうしてリチウムなのでしょうか?ナトリウムやカリウムのイオンでは電池は出来ないのでしょうか?リチウムの原子量が小さい為に電池内で動きやすいからなのでしょうか?効率は悪くてもナトリウムやカリウムも電池になるのでしょうか?それともリチウムのみが電池として働けるのでしょうか・・。 もう一つはリチウムイオン電解質や電極材の開発は現在も行われているようですが、どのような条件を満たす物が最も求められるのかが良く分かりません。ホームページで検索すると高分子電解質の開発等が目につきますが、どうして高分子がいいのでしょうか? また現在使われている電解質はどのようなものなんでしょうか? ご存知の方がおられましたら宜しくおねがいいたします。

  • Lowry試薬B液(硫酸銅・酒石酸)溶液の析出

    別件とはいえ連続の質問申し訳ありません。 Lowry試薬を手作りの際、硫酸銅と酒石酸ナトリウムカリウムの混合溶液を作ると思いますが、この溶液が白色沈殿を生じて溶けません。 別々に溶かして合わせてもだめで、熱をかけても溶けませんでした。 考えられる理由はあるのでしょうか? 硫酸銅は5水和物で、酒石酸ナトリウムカリウムは本では無水和物でしたが、研究室に4水和物しかなかったのでそれを使いました。 アドバイス宜しくお願いします。

  • 高校化学 ppm

    分からなくて困っています(>_<) 出来れば過程も含めて解答お願いします! 1) 1%の塩化ナトリウム水溶液1g を水で薄めて100l にした。 塩化ナトリウム濃度は何ppm か。1ppm =1/10の6乗 2)塩化ナトリウム水溶液ではNa +イオンには水分子4個、C1-イオンには水分子3個が結合(水和)している。3.1mol / l 塩化ナトリウム水溶液(密度1.12g/cm 3)1l中でイオンに結合していない水分子は何mol か。