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アンテナの放射電磁解について

アンテナから放射される電磁界は、静電磁界、誘導界、放射界に分けられるとおもいます。 感覚的に考えて、静電磁界は球体状に広がっていくもの、誘導界は円状に広がっていくもの(ビオサバール界)というのはわかるのですが、放射界が感覚的にいまいちピンときません。放射界というのはどんな感じに広がっていくものなのでしょうか。

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  • nta
  • ベストアンサー率78% (1525/1942)
回答No.1

微小ダイポールからの放射をヘルムホルツ方程式から解析すると、電磁界の強度が距離Rに対して1/R^3に比例する「静電界」(磁界成分はありません)、1/R^2に比例する「誘導界」、1/Rに比例する「放射界」に分類できるとされています。放射界はフラウンフォーファ領域(十分アンテナから離れた領域)での界を表すものとされていますが、この微小ダイポールについていえばアンテナから球面状に広がっていく波を表しています。この領域では進行方向(球の半径方向)の電界、磁界成分はなく、局部的にみると平面波が広がっているように見えます。 電磁界は常にベクトルで考える必要があり、ベクトルを実際にプロットしてみると、静電界はダイポールの向きを軸とする円筒状、誘導界はその位相が90度遅れたものと考える方が理解しやすいかもしれません。

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