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同軸線路

teo98の回答

  • teo98
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回答No.5

申し訳ありません、50Ωと75Ωの優劣に関して誤りがありました。 減衰特性の優秀なのは、内導体径a,絶縁体径bとしたときに、b/a=3.6となる同軸ケーブルは一番減衰が小さいです。そのときのインピーダンスは、77Ωとなります。一方、許容電力の面では、b/a=2.7すなわち、60Ω程度がベストとなります。 一方、アンテナ工学の教科書を見ていただきたいのですが、 電波のインピーダンス(300オーム程度)というのは、電界強度と磁界強度の比を表しており、電気回路におけるインピーダンスとは異なる値です。 混乱なきようにお願いいたします。 様々な通信にしようされるアンテナの基本となる半波長ダイポールアンテナの場合には、Z=73.13+j42.55というインピーダンスを持っております。これでは、インダクタンス成分をもつために、十分な整合が取れません。 そこで、通常のダイポールアンテナでは、アンテナ長を若干短くしてリアクタンス分を見えなくします。そのときの実部が50Ωとなることからも、一般的なアンテナへの整合には50Ω系の伝送路が使用されます。 ところがテレビに使用される八木アンテナでは、アンテナ素子の長さを変えるのではなく、リアクタンスを除去するように作られているために、73.13の値がアンテナのインピーダンスになります。

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