• ベストアンサー

カルシウム、水銀などの酸化物なぜ酸化数が異なるものが存在するのですか?

よろしくお願いいたします。 表題の通りなのですが酸化カルシウムにはCaO Ca2Oなどカルシウムの酸化数が+1のものと +2のものが存在します。これはどうしておこるのでしょうか? ご教授お願いいたします

  • 化学
  • 回答数5
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.5

>フェーリング反応でCa2Oが出てきて ん?なんだこりゃと思ったしだいです フェーリング反応ででてくるのは Cu2Oです。Ca2Oではありません。 wikiには酸化銅(I)と書いてあるのですからCaと間違うなんて論外です。 遷移元素には価数が複数であるものが多くあります。 Cu(I)、Cu(II) Fe (II)、Fe(III) ・・・ イオン化エネルギーは確かに大きくなりますがイオン半径はほとんど同じです。イオン化エネルギーの増加よりもイオンの価数の増加による静電エネルギーの減少の方が大きいのだと思います。

remonpakira
質問者

お礼

すいません。 よくわかりました

その他の回答 (4)

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.4

#3です。 #3の >II族元素のイオン化ポテンシャルからすれば1価イオンの安定な化合物を分離することのできる可能性がありうるのであるが・・・ について補足します。 Na、Kの第一イオン化エネルギーの値は 5.14eV,4.34eVです。 Mg、Caの第一、第二イオン化エネルギーは Mg:7.64eV,15.03eV Ca:6.11eV,11.87eV です。 この第一イオン化エネルギーの値から NaClと同じようにMgCl,CaClがあってもよさそうだという趣旨だと思います。 Mgの方がCaよりもイオン半径が小さいですからイオン化エネルギーが少し大きい事を打ち消して結合エネルギーで得をする率が高いということでMgClの方が存在の可能性が高いという立場を取っています。 格子エネルギーで得をすることでCaOやMgOが安定に存在するというのはキッテルの固体物理の本などでも扱われています。 とにかく私の見ている本は古いものですから最近の事は分かりません。 どういう状況で考えた物質の存在であるかが分からないのでピント外れの議論になっている可能性があります。 気相中でNaClが分子である事が確認されているようですが、それに似たような状況でのことでしょうか。 気体状態では格子エネルギーを考えることが出来ませんので CaCl2よりもCaClの方が存在しやすいはずだという可能性があります。でも観測にかかっているのでしょうか。(Ca+のイオン半径はNa+のイオン半径に比べてかなり大きいですからクーロン力の面からは「?」でしょう。) ここでの話はFe2+、Fe3+やCu+,Cu2+の話とは別のものです。 水銀のHg+,Hg2+はFeやCuの場合に近い話です。

remonpakira
質問者

お礼

たびたびのご回答ありがとうございました

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

>酸化カルシウムにはCaO Ca2Oなどカルシウムの酸化数が+1のものと +2のものが存在します。 CaOと同等に扱うことが出来るほどCa2Oは安定な化合物なんでしょうか。 安定な化合物としてはCaO、CaO2が辞典には載っています。 これ以外は見たことがありません。 コットン・ウィルキンソンの古い本を持っています。その中に 「II族元素のイオン化ポテンシャルからすれば1価イオンの安定な化合物を分離することのできる可能性がありうるのであるが実際にはそれが見られない。 ・・・・・ MX2化合物の格子エネルギーが極めて大きいためMX化合物はきわめて不安定で不均化してしまうことが示される。 2MX→M+MX2 ・・・・ CA,Sr.Baのハロゲン化物についてのM-MX2固相系の詳細な研究ではM+が存在しないことが確められている。」 という文章があります。 あなたの見られた本でのCa2Oはどういう状態で存在しているものなのでしょうか。 Caの第一、第二イオン化エネルギーは 6.11eV,11.87eV です。 水素のイオン化エネルギーの13.6eVと比べてもらうと大きさのイメージが取れます。 単独でイオンになるということを考えても実現しないことです。Ca+よりもCa2+のほうが起こりやすいということもありません。 CaOが安定に存在しているのはこの大きなイオン化エネルギーを打ち消すだけの格子エネルギーがあるからです。格子エネルギーですから正負のイオンのイオン半径、電荷の両方が関係してきます。 >酸素とカルシウムは共有結合を形成して閉殻を形成する という理解だと書かれています。 コレもどういう状態で考えているものか私には分かりません。 Ca2Oで閉殻構造が作れるのでしょうか。

remonpakira
質問者

お礼

いやいや全然専門でないのですいません。 フェーリング反応でCa2Oが出てきて ん?なんだこりゃと思ったしだいです ご回答ありがとうございました

remonpakira
質問者

補足

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%8A%85(I) これなんですが、フェーリング反応のときに特殊に出るものと いう理解になるということでしょうか?

noname#160321
noname#160321
回答No.2

>安定になる道が用意にありながら不安定状態に留まる理由はなんででしょうか? 木で鼻をくくった様なお答えで申し訳ありませんが、電子移動反応もギブスの自由エネルギーに左右される「平衡反応」なので、安定化する為の反応相手が存在しなければなりません。 カルシウムCa^+が真空中に電子を放出してCa^2+になるのはクーロン力によるエネルギーバリアが大きすぎます。

remonpakira
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 位置エネルギーのように不安定というわけではないという事でよいでしょうか?

  • motooone
  • ベストアンサー率50% (226/452)
回答No.1

酸化数とは原子が電子を失う数の事です。 カルシウムは一般に+2ですが、奪われやすい電子や奪われにくい電子が存在します。 カルシウムの場合一番安定する状態が+2であるだけで、がんばり次第では(言い方は微妙ですが)+1にもなりえるのです。 ただ、+1のときは安定状態に戻ろうとするのでかなり不安定ではあります。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E6%95%B0
remonpakira
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 酸素とカルシウムは共有結合を形成して閉殻を形成すると という理解をしているのですが 安定になる道が用意にありながら不安定状態に 留まる理由はなんででしょうか? あわせてご教授いただけたら幸いです

関連するQ&A

  • 酸化カルシウムについて

    酸化カルシウムの保存方法について、 少し疑問に思ったんで質問させて頂きます。 酸化カルシウムを放置しておくと、 CaO + H2O → Ca(OH)2 Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O の反応によって、炭酸カルシウムに変化しますよね? では、もし水が全く(ほとんど)無い場所に保存すれば、 上記の反応は進行しないのでしょうか? それとも、 CaO + CO2 → CaCO3 のように、直接的な反応が起こるのでしょうか?

  • 酸化カルシウム

    炭酸カルシウムと酸化カルシウムが含まれている固体10.0gをとり、塩酸を加えて反応させたところ、標準状態で1.8Lの二酸化炭素が発生したとき、固体中の炭酸カルシウムの純度は何%かという問題についてです。 解答では炭酸カルシウムと塩酸が反応して塩化カルシウムと水と二酸化炭素ができることを利用して説明がされています。酸化カルシウムについては反応に無関係な不純物として扱われているようにみえました。 質問は次の2点です: (1)なぜCaO+2HCl→CaCl2+H2Oを同時に考えてはいけないのか? (2)塩酸は水に溶けて水溶液の状態なのだろうと思うのですが、水とCaOとが反応して水酸化カルシウムになる反応を考えなくてよいのはなぜなのか?

  • 酸化カルシウム(CaO)の価数って2ですか?

    酸化カルシウム(CaO)の価数って2ですか? 短い質問ですいません。

  • 酸化カルシウム(ロック状)の発熱しない粉砕方法を!

    酸化カルシウムを実験で使いたいのですが、 酸化カルシウムがロック状であるため、粉砕しなければなりません。しかし、粉砕すればするほど表面積が増え、空気中の水分を吸収し、粉砕の際中に下記の反応が進み、発熱するのではないのかと思われます。 CaO+H2O→Ca(OH)2+Q この反応が進まず、かつ粉砕する方法があれば教えてください。 もしかして、粒状の酸化カルシウムが和光や関東化学で売っているのでしょうか?

  • 酸化数です

    こんにちは、酸化数についてイマイチよくわからないのでお聞きいたします。 2Cu2S + 3O2 → 2Cu2o + 2SO2 一番初めに出てくるCu2は酸化数は1と参考書にかいてあるのですが、なぜですか? 酸化数の法則(Cl2なら酸化数0というようなもの)はすべて知っていますが、わかりません 同様に CaCl[ClO]・H2O の二番目のClがわかりません。またここにある二つのClの酸化数は等しいですか? CaC2+ 2H2oO→ 2NaOH + H2 のCaがわかりません。 回答お願いします。

  • 化学反応式についてお願いします。

    カルシウムと水が反応すると Ca+H2O→Ca(OH)2+H2 水酸化カルシウムと水素が発生するのが理解できるのですが、 酸化カルシウムと水が反応しますと水酸化カルシウムができるのがよくわかりません。 CaO+H2O→Ca(OH)2 余ったOとかはどこへ行ってしまったのかと、、、

  • 酸化数について。

    Ca(OH)2+Cl2→CaCl(ClO)・H2O 上記式にて、左の塩素の酸化数が0なのは分かります。が、さらし子の括弧の中のClはなぜ+1になるのでしょうか? Oが-2だから+2になるのかと思ったのですが。。。 加えて、括弧の前のClの酸化数はどうなりますか?

  • 酸化数の問題でどうしてもわからないものがあります。

    次の化学式から酸化されているものはどれか? という問題でわからないものがあります。 1.2KBr+CL{2}→2KCL+Br{2} 下線はCL{2} 2.2Cu{2}S+30{2}→2Cu{2}O+2So{2} 下線は2Cu{2} 3.CaC{2}+2H{2}O→Ca(OH){2}+2SO{2} 下線はCa 4.2Na+2C{2}H{5}OH→2C{2}H{5}ONa+H{2} 下線はNa 5.C+2H{2}SO{4}→CO2+2SO{2}+2H{2}0 下線はS 以上のような問題です。 わかりにくくて申し訳ございませんが、 { }は小文字をあらわしております。 この問題で下線部が酸化されているものは4番になるとの解説なのですが、 解説が結構簡略化されていて化学が苦手な私にはさっぱりわからないのです。 参考書をみてわかったのは、 単体例えばH{2}やCで存在しているときは酸化数0で、 化合物中に存在しているHは+1になりOは-2になるということです。 1.2KBr+CL{2}→2KCL+Br{2} 下線はCL{2} この問題はCLが酸化数0で2KCLになったので、 酸化数はー1なので、還元されています。 しかしCLがー1になったというのはCL=-1と暗記していたからわかっていただけであって、これは暗記するしかないのでしょうか? 2.2Cu{2}S+30{2}→2Cu{2}O+2So{2} 下線は2Cu{2} は解説には酸化も還元もされていないとかいてあるのですが、 Oがくっついているので、還元されているようにも見えます。 こんな感じで考え方の根本がわかっていない感じがします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E6%95%B0 このページでは酸化数がのっているのですが、 これを丸暗記するしかないのでしょうか? お詳しい方私のような苦手でもわかるように 教えていただけませんでしょうか?

  • 過酸化カルシウムが分解するときは?

    過酸化カルシウム(CaO2)が水中で分解(溶解)するときの反応はどうなっているのでしょうか? CaO2+H2O → CaO+H2O2 → CaO+H2O+1/2O2 このように過酸化水素になってから酸素を発生するのでしょうか? それとも、下式のように直接酸素を発生するのでしょうか? CaO2 → CaO+1/2O2

  • 酸化数の決め方

    化合物中の水素原子の酸化数は+1 酸素原子は-2ですが たとえば CaH_2(_2は原子の数)の場合、CaのほうがHより陽性なので Caを+2 Hを-1とするんですよね。 「陽性」といわれてもピンとこないですし たぶんある程度規則的だと思うんですが どういう原子の時、陽性?なんですか? 仮に化合物中のNaが陽性だった場合、Naの酸化数は+1で それによってHの酸化数を決めるんですよね