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和声分析について

後期ロマン派(トリスタン和音以降)や印象派辺りの和声の分析をしているのですが、どのような和音記号を用いるのが良いのでしょうか?コード・ネームだと前後の和音との関係が掴みにくいですし、かといって芸大和声で使われてるようなV7などでは対処しきれないような進行も出てきます。 みなさんはどのように和声を捉えていってるのでしょうか? よろしくお願いします。

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noname#231526
noname#231526
回答No.2

 転調の場合やはりどういう関係調への転調かという情報が重要ですので、ローマ数字表記の2段になった表記を借用した方がよいように思ってます。で、私の場合、結局 C→C#→F#onC#は、解釈を含めて I→(#IV)V→(#IV)Ion5 のように書いてみると、コードネームよりは、何か意味が掴みやすくなっていると感じます。このように、二段表記の最初のローマ数字の前にも臨時記号を付けて表現すると、遠隔調への転調や借用和音もとりあえず表記はできるようになります。  書いているうちにだんだん表記が変わってしまったりしてますけれど、次第に「よく使うパターン」は表記が定まってきて、自分としては、あ、またこのパターンだな、と分かればそれで十分だと思っています。  参考になりますでしょうか??

norihirock
質問者

お礼

とっても参考になりました! 自分の中で表記が定まるようがんばってみます。 ありがとうございました!

その他の回答 (1)

noname#231526
noname#231526
回答No.1

 表現できなくて困りますよね。  多分、共通の表現方法は定まっていないのだと思いますが、私の場合、クラシックの和声学で使うローマ数字と、ポピュラー音楽などで使う表記法(add 9 とか sus4 とか)を併用して使っています。自己流です。  ♭VI add6(on 3)とか好き勝手に表現してしまっています。ほかの人には分からないですね。自分に分かって自分の使い勝手が良ければいいと思ってやっています。

norihirock
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 ローマ数字と、ポピュラー音楽などで使う表記法を併用するのは、分かりやすいですね! 僕もなるべくそのようにして使っていきたいのですが、一時的な遠隔調への転調や半音階の和声などが続いて出てきてしまうと、ローマ数字では捉えることが出来ずにコード・ネームに頼ってしまいます・・・。

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