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重度のどもり持ちです

RobTanakaの回答

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回答No.2

taiki1241 さん 私も大変ひどいどもりでした。あなたと同じ、詰まって発音できないタイプのどもりです。私の名前もタ行とカ行のため、自分の名前が言えません。小学生から中学生の頃あなたと全く同じ悩みを抱えていました。中学の国語の時間などで順番に教科書を読んだりするとき、段々順番が近づいてきてどのあたりを読むかが分かってくると、そのページの自分のつかえる所がぎらぎらと光り始めて、そしていざ立って読み始めて、『ここで絶対に止まらないように』と心で祈りながら読んでいくとそこで案の定止まってしまう。そして次の音が出ません。それが漢字ならば先生がその読み方を教えてくれますがそんなことは百も承知、でも発声出来ない!魔の時が流れていきました。 私は中学を受験しました。そして筆記とともに、面接がありました。この面接が怖くて怖くて、死んでしまいたいと思うほど悩みました。私の両親も知らないことです。でも、結果は、その面接で、私はとても冷静になっていました。そしてどもることがあまり気になりませんでした。それはもう45年も前のことなので全てを正確に記憶しているわけではありませんが、そのころ私は二つのことを考えていたはずです。なぜ確信があるかといいますと、それを引き続き今でも実践しているからです。 その二つのこととは、1) 自分がどもりであることを素直に認めること、そして2) どもりがどもるのは当たり前だと開き直ること。 この二つのことを私は容易に実践できたわけではありません。恐ろしく勇気がいることです。悩みながらも、それがだんだんと自然に出来るようになるのに15年以上かかりました。それを考え始めたのが私が10代前半のころだったのです。 面接の時になぜ冷静になれたのかははっきり覚えていませんが、どもることがなぜあまり気にならなかったのかははっきりしています。それは、面接の二人の先生方が、私がどもるかどうかなどにはまったく興味を示さなかったからなのです。先生達はもっと深いところを見てくださいました。私の中身についてです。ところでなぜ冷静になれたかについてですが、ひとつ思い当たるのは、その順番を待っていたとき、他の受験生と一緒に控え室で待っていたわけですが、その子たちがあまり優秀に見えなかったような気がします。あまり魅力的に見えなかったのでしょう。何となく、自分の順番が待ち遠しく感じて、早く面接を受けたい気持ちがした、そのお陰で冷静になれたのではないかしら。 その頃の私には、全然どもらないという体験があります。それは6年生の頃1ヶ月ほど毎週日曜日にどもりの矯正の学校に通ったときです。そこにはどもりしかいませんでした。自分と同じ音が詰まるタイプ、同じ音を繰り返すタイプ、そしてどうもその両方をもっているみたいなタイプなど、「どもりがどもるのは当たり前なんだ」と思った瞬間です。この学校はけっして居心地の良いところではありませんでしたが身構える必要が全くなかった。そして何だかとても気持ちが楽になって、『あれ?僕どもっていないじゃないか!』と気が付くのです。この学校では呼吸法、発音発声法など、いろいろ教えてもらいましたが、何よりも役立ったのはどもりがどもるのは当たり前だということに気付かせてくれたことだと思います。しかしながら、この学校を一歩出ると、だめなのです。『自分がどもりだということが分かってしまうんじゃないか』と心配になってしまって、どもりであることを隠そうとする。そうするとすぐに、そして確実に「どもりの僕」に戻ってしまうのです。 私は左利きです。小学生の頃親と担任の先生にそれを直させられました。実際、中学の受験はすべて右で書きました。この状況が私のどもりを更にひどくさせていたのは間違いないでしょう。右脳と左脳が主導権争いをしていた、ということだと思います。ところで私自身の経験、そして私が知り合ったどもりの人たちから実感していることがあります。それはどもりにはばかはいない、ということです。それどころか、みんなとても頭が良くて優秀です。でも自分のことをとても気にしている。それは自分はどもるから、ということもあるのですが、本当はその逆で、自分のことを気にし過ぎているから尚更どもるのではないでしょうか。 左から右に直させられていたとき、親や先生が見ていないと私は左手で字を書いていました。いつも、誰かに見られているかも知れないと回りのことを気にしながら、びくびくしていました。そして気が付いた時には私はひどい二重人格になっていました。それはどういうことかというと、人に見られるときは自分ではない自分、「良い子の自分を演技」している、そして自分一人のときにはその反動で大きな劣等感に苛まれるということです。上記の私がお勧めする二つのポイントは、ここに直接的に作用します。つまり、「身の丈」の自分、背伸びをしない自分の本来の姿をさらけ出す勇気、それを築くものです。 我々どもりはとても頭が良くて優秀です。でもどもる、言葉が詰まるために、普通の(どもらない幸せな)人たちに我々はばかだと思われているような気がします。でもそれは真実ではありません。ばかにはどもりがいないことは我々が一番良く知っています。でも、そのために、本来の自分ではない、完璧な自分を無理に見せようとしてしまう、その繰り返しを毎日していませんか? 私は今でもどもります。それは緊張した時。でもそれは私には当たり前のことですし、私の周りの人たちはそんなことをまったく気にしていません。でも自分では気になるものです。だから今でも二つのポイントが私には欠かせません。あれから何十年もたった今、私が大嫌いだった落ち着かないオドオドした自分は居なくなりました。若い頃にどもりで死ぬほど悩んだことが今の自分を築くのに役立ちました。そのことに今は心から感謝しています。 taiki1241 さん、あと2週間少しで面接ですね。それまでの時間は限られているし、出来ることはあまりないですが、でも大丈夫。どうぞ面接で自分自身をさらけ出してごらんなさい。どもったっていいじゃないですか。楽しい面接になることを私はこころから祈っています。

taiki1241
質問者

お礼

レスありがとうございます。 >中学の国語の時間などで順番に教科書を読んだりするとき・・・ 分かります!僕の学校では教科書などの音読は挙手制なのでそういう事はないのですが、不意に先生に問題を聞かれた時、分かっていても正解が言えない時があってそういう時はわざと間違いの方を言ったりもします。 こんななので挙手はあまりしませんが、これにより成績等が下がっていると思えば、普通の人がうらやましい限りです。 >どもったっていいじゃないですか。 普通の質問ではいいかもしれませんが、部活名や名前が言えなくなったら質問の先に進めません。死ぬほど心配です。 普通の質問だと同じ意味の単語で変えたり、言い回しを変えたりすることで回避できますが、名前、部活名は改変のしようがないじゃないですか。どうしましょう・・・ 今日からその2つのポイントを意識してみようと思います。 参考になりました。本当にありがとうございます。

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